今年から条件が変わって牝馬限定の1400m戦の重賞。人気が割れている通りで、各馬一長一短あったり初条件だったりとなかなか予想しがいのあるレース。

本命は9.カピリナ

　5走前から芝1200mをずっと使っているが、6走前まではダート1400mでも1着・2着している馬。距離は問題なく守備範囲と見る。未勝利をダート1400mで勝った後、芝1200mで3勝して挑んだ初重賞調整の前走が2番人気で4着。

稍重で時計の掛かる芝で、ダートで勝っている馬だけにこなせたという内容だったが、中団からでは厳しかった。それでも直線大外に出すと、4コーナーの位置取りからゴール前でよく4着まで来た。

　今回最終追い切りで美浦坂路52.6、これは2025/1/16にも出していて、出来維持と見える。1200mでもある程度前の位置に行けていたので、1400mでも前に行けばそのまま粘れると見る。

相手筆頭に17.スウィープフィート

　昨年のオークス以来の出走なので、割引は必要だが、能力の高い馬。チューリップ賞1着・桜花賞4着・オークス6着の実績から能力は上位。距離と休養明けが課題。距離に関してはやってみないと…という所ではあるが、レースの上がり33.0とか34秒台前半の脚を使っている馬なので、短距離でも同じ脚が使えれば対応可能。

　出来に関しては2/25から毎週のように栗東坂路で追われて、好時計をマーク。坂路で速い時計を出していれば短距離もこなせるので、距離・出来ともに問題なく勝ち負けと見る。

3番手に6.シングザットソング

　土曜の中京芝のレースを見ていると開催2週目でまだ内を通った方が良い馬場。ある程度内目で先行策となると、前々走のスワンS・3走前のポートアイランドSの時が、そういうレースをしていて、今回も前に行ければ粘れると見る。

4番手に11.クランフォード

　芝1400mで3連勝してG2のスワンSが初重賞挑戦・休養明けながら1番人気というのは人気しすぎだった。今回はG3でややメンバーがも落ちるのと牝馬限定戦、3連勝していた頃のように前目の位置につければ粘ってもおかしくなく、4番手。

<スピード指数表について>
・中央・地方で同軸で比較できる指数です
・走破タイムを元に、斤量・ペースにて補正をかけた指数
・灰色は条件が異なる場合
　　今回のレースが芝で、過去走がダートの場合
　　今回のレースがダートで、過去走が芝の場合
　　その他、出走取消・中止等の場合
・「*」は中央・地方が異なる場合
　　今回のレースが中央で、過去走が地方の場合
　　今回のレースが地方で、過去走が中央の場合