◎7.マコトヴェリーキー

〇9.サンライズアース

▲1.ショウナンラプンタ

△2.5.6.10

 

オルフェーヴル産駒は現代の隠れステイヤー血統で、芝2600m以上においては複勝率41%－複勝回収率110%（単1-49.9）と、圧巻の成績を残している。自身も飛んだ京都でのステイヤーG1レースを除けば、重賞においても複勝率46%－複勝回収率120%と優秀な数字を残していて、以下のような好走馬を出している。

 

・アイアンバローズ

・シルヴァーソニック

・オセアグレイト

・ミクソロジー

・オーソリティ

 

オルフェーヴル自身は中距離型C:Tではあるが、牝系がタフだとシンプルにスタミナ一色の馬が出やすくなっているわけだが、マコトヴェリーキーの母マコトブリジャールを構成する血統は父にストーミングホーム、母母父にブライアンズタイム、母母母父にアファームドと10F勝ち馬がずらりと並び、12Fでも通用した馬たちという配合。もともと2C勝ちが同日の大阪杯7着時計でソールオリエンスと同等の時計で走っていた馬で、ラップからも正真正銘に大阪杯で通用していた事からその後の活躍を期待していたが、結果的にはいまいち勝ち切れず惜敗が続くあたりはいかにもT:Tっぽさのある負け方。京都記念で足りてきたのはフロックではなかっただろう。

 

また日本海Sで勝負所でのヘデントールの加速に戸惑って追っ付け遠しになりながらも、ゴール前猛追の脚からもステイヤーっぽさを感じさせる走り。

 

京都記念はかなりタフな馬場になったことと、2200mのL4Fロンスパでスタイヤーっぽさが求められたレースになり、イン立ち回りのワンツーの中で外々回り続けながらゴール前で伸び返してきての3着はかなり強い競馬だった。

 

前走よりかは馬場が軽くなるとはいえ、純粋に距離が延びる点はプラスなうえ、このメンバーに入れば楽に好位置からの競馬・仕掛けができるはずで、他有力馬が似たようなポジションからの競馬になれば数頭に差される可能性はあっても、馬券内に前残りできる可能性ありと判断して本命にします。アイアンバローズ・シルヴァーソニックが息長くステイヤー路線で活躍していた事も踏まえて、これから向こう数年活躍するステイヤーを先物買いしたい。

 

<馬券>

馬連

1-7(1300)

2-7(800)

6-7(600)

7-9(500)

5-7(400)

3連複

1-2-7(1200)

1-7-10(900)

1-6-7(800)

1-7-9(800)

1-5-7(600)

2-7-9(500)

7-9-10(300)

2-5-7(300)

5-7-10(300)

6-7-9(200)

5-7-9(300)

5-6-7(200)