中山11R スプリングステークス（ＧⅡ）
⑨ピコチャンブラック
福島脚遅馬場を逃げて圧勝は相手にも恵まれた新馬戦。それでも2戦目のアイビーＳで前キレして2着した脚はデビュー福島とのセットだからこそ価値が高く、マスカレードボールと0.2差も誇れるもの。更にシルバーレインを競り潰しているので（シルバーレイン１Ｃ突破済）やはり世代上位に位置しているかと。ホープフルＳは好位からズルズル下がったが馬体含めて好調時とは程遠かったもので体調面の問題だったと割り切れれば立て直して元々の主戦に戻ってトライアルから。

⑩フクノブルーレイク
時計掛かる馬場で速い脚、脚速馬場で速い脚、脚速い馬場で遅い脚と、ほぼ全ての組み合わせを見せている、この世代で（実は）注目している馬。興味深いの一言。新種牡馬ウインブライト産駒なのでこういう面白い馬もいるのか？というものだが、苦戦しながらも重賞まで駒を進めた。先行力と馬場の向き不向きでも逆にプロットされることのないユーティリティ差で食い込めるのではないか？個人的には前走東京戦を見てもギリギリ何とかの圏内だったので、脚遅馬だと思っているのだが。