ハンデ最軽量が55キロ(6頭)。今年は珍しく軽量馬がおらず、先行タイプも多い。この設定に馬場傾向を重ねると、差しタイプの実力馬がきっちりと結果を残せそうだ。
　◎ロングランへの信頼が厚い。過去2年が4、2着。この小倉芝1800mで行われた3走前の中京記念も最速上がりで4着とコース実績を示す一頭。エピファニーも同様だが、今回に関しては57キロで戦えるこちらに分がある。前走のディセンバーSは前&内の決着で15番枠。59キロも厳しく、評価を下げる必要のない敗戦だった。〝枯れにくい〟セン馬。ケイコ動きは活気に満ちており、調整面での順調さは一連で一番なのではないか。波乱傾向のレースでも人気馬から入る。
　相手本線も差し馬○エアファンディタ。小回りの経験は乏しいが、今回の流れなら心配はない。穴は▲ラケマーダ。前走も出遅れ＋スローとかみ合わない状況で0秒4差。気があるゆえの連闘参戦で、小回り1800mならそれほど底力も問われない。