ブラストワンピースが菊花賞へ向け好スタートを切る。
ダービー上位の3歳馬が出走するのは異例のことだが、ハンデは54キロで収まったし、何より「右回りより左回りがスムーズ」とのこと。この頭数でワンターンの新潟2000m戦なら、まずマギレはなく、復帰戦としては最適との判断だろう。
毎日杯からダービーは予定のステップとのことだが、やはり間隔が空いた分、プラス10キロの馬体。見た目、太目感はなかったが、スタートでワンテンポ遅れ、直線でロスはあったが前が開いてから少々反応が遅かったのは、やはり久々の影響だろう。それでもゴール前で加速して0秒2差の5着。1/2馬身+クビ+ハナ+ハナの接戦で、うまくかみ合っていれば…と思える好内容。3歳牡馬のトップクラスであることは間違いない。
帰厩後は「まだ立派な馬体」だったようだが、急ピッチで追い切られ1週前は好タイムで併走先着。最終追い切りも好気配で先着。九分どおり仕上がった感じだ。古馬相手にモノの違いを発揮してくれそう。
グリュイエール、セダブリランテスらが順当に相手本線となるが、連穴注目馬はショウナンバッハ。ハンデは徐々に軽くなって53キロ。追い切りは坂路からウッドに替えて今週は好気配。新潟なら食い込みがあるかも。