ジョバンニ
京都2歳は後半46.6と早く、5ハロンは加速ラップ。後方からのエリキングとジョバンニが能力は抜けていた。
ジョバンニはスタート遅く後方から。終始外外回しながらで加速ラップを差してきている
2戦エリキングに負けているがポジション差で力差ではない。
新馬戦は小倉1800でラストラップが11.6-11.2。
小倉1800で11.2を切る馬は4頭しかおらず。

ジョバンニ 11.6-11.2(22.8)
ドウデュース11.4-11.1(22.5)
ピースオブエイト11.6-11.2(22.8)
クロノジェネシス11.5-11.1(22.6)
次点で
ヴェロックス11.3-11.3(22.6)

新馬戦の内容からも間違いなく重賞好走レベルではあり、G1級の可能性もある。
現在7番人気19.4倍とオッズがかなり貰えるので、この馬に本命を打つ。

クロワデュノール
過去5年の東京芝1800mにおいて後半5ハロンで並べると下記のようになる。
57.3 ジオグリフ
57.3 クロワデュノール
57.4 コントレイル
57.6 イクイノックス
57.6 サリエラ
57.7 ダノンエアズロック
新馬戦で見せた能力はコントレイルやイクイノックスを超えるもの。
3冠馬の可能性すら秘めており、人気でも逆らう気はない。
中山で取りこぼしは十分あり得るが好走はしてくるはず

マジックサンズ
新馬戦は不利なコーナー大外ぶん回して伸びてきた。
また、2歳函館1800戦でラスト11.6以下の馬で逃げ馬ではなかった馬を挙げると、近5年間でマジックサンズ、レガレイラ、ソダシ、ダーリントンホールのみ。この馬も重賞以上の能力を見せている。
前走は外外回しての差し切りで、強いメンバーだったが能力は抜けていた印象。

マスカレードボールについて
走破タイム1.45.8と優秀で、過去10年だとガストリック1.45.8やコントレイル1.44.5しかこれ以上速いタイムの馬はいなかった。
今年の東京は異常に早かったと思っている。現にロードホルンという馬が1.45.9で走破しており、ロードホルンがG1レベルに強いのかと言われると今のところ可能性は低いと思われる。
故に、このマスカレードボールの1.45.8は評価しづらい。
ラストラップが11.3-11.2と優秀なのは分かるが、2ハロン22.5で過去10年絞ると50頭も該当し東京なら割と普通なラップ。
アイビーSの後半5ハロン58.1は優秀と言える。タスティエーラ(58.3)やソールオリエンス(58.2)を超える数字で優秀。
ただ、クロワデュノールは(57.3)なので比較にならんだろう。
好走の可能性としては人気通り高いとは思うが、この人気に釣り合うほど買いたいと思う要素が少ない。今年の東京の時計には疑問があるのでこの馬は軽視したい。