まぐの予想
9ショウナンザナドゥ(2人気) | |
13コートアリシアン(3人気) | |
2テリオスララ(7人気) | |
1ビップデイジー(8人気) | |
3ダンツエラン(9人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気(単勝オッズ) |
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1 | 12 | アルマヴェローチェ | 5人気(10.5倍) | |
2 | 1 | ビップデイジー | 8人気(18.3倍) | |
3 | 2 | テリオスララ | 7人気(16.3倍) | |
4 | 9 | ショウナンザナドゥ | 2人気(4.5倍) | |
5 | 16 | スリールミニョン | 16人気(170.6倍) | |
6 | 13 | コートアリシアン | 3人気(7.1倍) | |
7 | 18 | ミーントゥビー | 18人気(269.4倍) | |
8 | 7 | ミストレス | 6人気(11.9倍) | |
9 | 6 | モズナナスター | 15人気(133.8倍) | |
10 | 4 | ジャルディニエ | 13人気(54.7倍) | |
11 | 14 | ランフォーヴァウ | 10人気(26.5倍) | |
12 | 15 | リリーフィールド | 12人気(36.1倍) | |
13 | 17 | メイデイレディ | 4人気(9.2倍) | |
14 | 11 | クリノメイ | 14人気(103.5倍) | |
15 | 5 | ジューンエオス | 17人気(243.9倍) | |
16 | 10 | ブラウンラチェット | 1人気(3.4倍) | |
17 | 3 | ダンツエラン | 9人気(22.2倍) | |
18 | 8 | カワキタマナレア | 11人気(27.8倍) |
券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
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馬連(流し) |
2通り 各1,500円
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馬連(流し) |
2通り 各500円
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3連複(1軸流し) |
6通り 各1,000円
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合計 | 10,000円 |
払い戻し金額 | 収支 |
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0円 | -10,000円 |
予想公開と同時に購入しますので、買い忘れることなく予想をご覧いただけます。
展望:
Mペース想定:外枠有利・先行有利
土曜の京都芝は馬場の大半が荒れていて、あまり大きく外に出すメリットがない模様。極端に悪い部分さえ避ければ、どこも大差ないのでしょう。また、荒れ馬場故に差し馬の切れ味が生きず、結果的に先行馬有利になりやすくなっています。比較的馬場の良い外からスタートできる外枠の先行馬が恵まれるイメージです。
京都外回りの1600mはSペースになりやすいコース。逃げてきた馬や距離延長馬もいることからSペースにまではならず、Mペース程度というイメージで。
◎9.ショウナンザナドゥ
前走・アルテミスSは発馬五分で中団外目。結局、Bコース替わり&Sペースで内前有利に。外からよく追い込んでの3着なら悪くありません。また、鞍上によると輸送で大きく馬体を減らしてしまったという話。関西圏はプラスでしょう。
前々走は800m通過46.6秒と流れましたが、2番手から早めに先頭に立って圧勝。1.33.5は優秀。
新馬戦はL5が58.1秒、L4が45.8秒、L2が11.2-11.3という優秀な余力ラップ。一列前にいたダノンフェアレディを差せませんでしたが、同じ上がりで2着なら上々の結果。
相当な素質馬。今回、余力ラップのL5基準をクリア(勝利or0.3秒差以内の僅差負け)しているのは本馬とコートアリシアンのみ。
こちらの方が先行力が高く、荒れ馬場への適性も高いと見て本命を打ちます。
○13.コートアリシアン
前走・新潟2歳Sは出遅れ。その後に酷く引っ掛かってしまいました。それでも直線は伸びてきましたが、内のトータルクラリティに差し返されての2着。あれだけ苦しい競馬になりながら、新馬戦を加速&余力ラップで勝利したトータルクラリティと半馬身差なら能力は高い。
新馬戦は大きく出遅れ。その後、位置を押し上げて5番手まで浮上。直線は鋭く伸びて5馬身差の圧勝。L5は57.7秒で、L4は45.7秒、L2は10.9-11.4。ほぼ完璧な余力ラップでした。
力は高いので、あとはスタートと折り合い面だけでしょうが、この2つをクリアするのは容易ではないでしょう。対抗評価とはいえ、あまり信頼はしていません。
▲2.テリオスララ
前走・萩Sは1000m通過62.4秒での逃げ。L4は45.7秒で余力ラップ基準クリア。L2の11.1-11.2も優秀で、かなりの力を備えているはずです。
前々走の未勝利も逃げ切り。L2は11.4-11.6ですが、札幌は余力ラップが出にくいので十分でしょう。時計も優秀。
新馬戦はレコードの出たキングスコール戦。やや出入りが激しく、途中から外から被されて抵抗。キングスコールの外2番手に。直線はキングスコールに離されましたが、このレースはL5が58.4秒と札幌してはかなり速く、2着でも十分に高い持続力を示しています。
能力も先行力も高い。逃げて勝ってきている点が不安ですが、新馬戦内容からは控えても問題なさそう。スタートの下手なミルコ・デムーロ騎手が不安要素。
△1.ビップデイジー
前走・紫菊賞はL2が11.2-11.0の速い余力ラップ。スタートを決めて4番手の外。残り200mでまだ先頭でなかったので、本馬は終い10秒台でまとめて差し切り。
新馬戦は800m通過46.3秒のHペース。出脚が遅く後方から。内で比較的ロスなく回り、直線はスムーズに外へ。直線の伸びは凄まじく、残り200mからは他馬を圧倒する切れ味。Hペースで上がりこそ35.0秒と掛かりましたが、2戦目で上がり33.3秒をマークしているだけに切れ味で劣ることはないでしょう。2戦目の上積みも大きく、G1でも。
△3.ダンツエラン
本命を打った前走・ファンタジーSは600m通過36.0秒の超Sペース。スタートを決めて先団。逃げ・2番手の馬が残す中、よく差し切りました。11.2-11.5と不良馬場としては後半2Fが速くなったので、これを差し切ったのは価値があります。
前々走・りんどう賞は逃げたことが裏目に出た印象。ファンタジーSでは控えることに期待して本命を打った形。
新馬戦はL4が46.1秒と水準以上。L2は11.0-11.3の余力ラップで、残り200mで先頭に立つと押し切りました。
相手強化がカギ。
以下は無印の馬について。
4.ジャルディニエ
前走・アスター賞はL2が11.7-11.2の加速&余力ラップですが、開幕週&直線の追い風が強く、同日他レースと比較しても価値は微妙。2Rのマイル戦のL2が11.5-11.3。勝ち時計は1.33.8でした。1勝クラスで1.33.6では高く評価できないでしょう。最内枠で溜めて、3角から徐々に外に持ち出す上手い立ち回りでした。
前々走は1000m通過59.3秒のHペースで逃げて、後半4Fは全て12秒台に。ここも同日他レースと比較して誇れるラップではなくて。
初戦は逃げたサニーサルサが800m通過45.9秒のHペースで逃げ切り。12.6秒まで失速した残り200m過ぎで猛追しましたが、届かず。
もう少し、力あるラップを見せて欲しかったところで。
5.ジューンエオス
初芝。
前走はダート1800m。1000m通過63.1秒で、L4を54.1秒でまとめて逃げ切りました。L2は12.6-12.7。10月の2歳牝馬としては水準以上。
新馬戦は800m通過47.5秒。内枠から徐々にハナを奪い、直線も手応え十分。残り300m付近で勝ち馬に内から差されると、止まることなく0.1秒差のままゴール。L2は11.6-11.9で、重馬場だとしても優秀でしょう。
完全なアメリカ血統なので、芝で良さが出るかどうか。また、先行脚質というのも割り引きたいメンバー構成。
6.モズナナスター
前走・ファンタジーSは600m通過36.0秒の超Sペースで逃げました。L2は11.2-11.5と速くなり、重賞としての格好は付けたと思いますが、明らかに展開に恵まれての2着。先行タイプなので、マイルに延長する点も不安が大きくて。
外差し馬場の中、比較的バイアスに沿った競馬のできた3走前・シンガポールターフクラブ賞で3着。この時、勝ったカワキタマナレアとの脚色の違いは明らかで。
7.ミストレス
前走・アルテミスSは中緩みが大きく、実質的に超Sペースでの逃げ。L2は11.1-11.0の加速&余力ラップでしたが、ここは逃げ切っていて欲しかったところ。3着以下にも詰められており、決め手では一枚劣るか。
新馬戦も実質、後半3FだけのSペースで逃げ切り勝ち。L2は10.9-11.3。余力ラップですが、6馬身差は相手も弱かった中でのもの。逃げの競馬しかしていない点も大きな不安要素です。
8.カワキタマナレア
前走・ファンタジーSは600m通過36.0秒の超Sペース。スタート一息で後方から。前残りの展開の中、終いは猛追して0.1秒差の5着。展開と位置取りが噛み合いませんでした。不良馬場に関しては問題なかったという話。
前々走・シンガポールターフクラブ賞も出脚が付かず後方から。600m通過34.2秒のHペース。札幌最終週の外差し馬場&時計の掛かる馬場でしたが、L2を12.0-11.9の加速ラップにして差し切り勝ち。
新馬戦のL2は11.8-11.5の加速ラップ。スタート五分も行き脚が付かず中団から。残り200m付近で先頭に立って加速ラップを作り上げた形の完勝でした。
末脚の鋭さは確か。Sペースになりやすいコースで差しが届くかどうか。今回、届かないのではないかという見立てで。穴馬候補として考えていた馬ではあります。
10.ブラウンラチェット
前走・アルテミスSはインの3番手。中緩みが非常に大きく、Bコースでイン前有利だったと見ています。L2は11.1-11.0で、残り100m付近で抜け出して押し切り。余力十分のラップではありますが、枠や展開に恵まれたことは間違いなく、不利な競馬をしたショウナンザナドゥの方を狙いたいところ。
新馬戦はL2が11.6-11.2の加速&余力ラップ。好位から抜け出しての勝利。直線向かい風の中での加速ラップなので評価しても良さそうですが、5Rの新馬戦のL2が11.8-11.0の加速&余力ラップになっていたのでどれほど価値があったのかは微妙で。少なくとも同日5R比較では際立ったラップではなくて。
人気で嫌いたい筆頭格。
また、調教後馬体重が430キロで、これは前走からマイナス10キロ。このあと、輸送もあるので大きく減らしてくる危険性が高い。2.3歳の牝馬の大幅馬体減はリスクが高く、私はよく気にしています。当然、大幅減で飛ぶ確率は高い。
11.クリノメイ
前走・サフラン賞は五分に出てインの中位。3角で少し外に出して、直線では外へ上手く導けました。そのまま、逃げ馬を差し切り。800m通過47.8秒のSペースだっただけに、差し切ったことを評価。ただ、出遅れて後方からの競馬を強いられたエンブロイダリーが終いの脚で抜けてはいました。ほぼ逃げ馬の作り上げたラップは非常に平凡で。
新馬戦は五分に出て3番手。一列後ろにいたウォーターエアリーよりも先に手が動きましたが、半馬身差封じての勝利。力を評価したいのはウォーターエアリーの方だと感じる内容でした。
12.アルマヴェローチェ
前走・札幌2歳Sは最終週の外差し馬場。最内枠からロスなく立ち回り、3角で外へ。4角は内に進路を求めて距離ロスを防ぎました。強豪相手に勝つ寸前のハナ差まで粘りましたが、荒れ馬場をこなせたからこその結果のように思います。
新馬戦は5F通過63.4秒のスローペースでの逃げ。L2は11.9-12.1で、稍重だったことを考えても価値は高くはなくて。2着リアンベーレの出遅れに助けられた印象で、ここは見送りが妥当か。
14.ランフォーヴァウ
前走・デイリー杯2歳SはG2とは思えないほどの小粒なメンバー構成。その上、800m通過48.6秒の超Sペースに。L2は11.2-11.4の余力ラップにはなって格好は付けましたが、アルテミスSよりも価値は一気に下がります。比較的インをロスなく立ち回っての勝利。
未勝利勝ちは出負けも、川田将雅騎手が上手くリカバー。600m通過34.1秒のHペースの中、インをロスなく立ち回り、直線もインを突いて差し切り。加速ラップで、1.21.3なら悪くない時計ですが、G1で通用だとかそういう次元の話ではなくて。
15.リリーフィールド
前走・もみじSは600m通過34.4秒。やや速いペース。途中から逃げ馬に並びかけて2番手に。4角で先頭に立つとそのまま押し切りました。L2は11.7-12.2と明確に減速しており、1.21.2。
函館2歳Sは出負けして最速上がりをマーク。芝でもやれるところを示しましたが、マイルへの延長をこなせる担保がなくて。
16.スリールミニョン
前走・ファンタジーSは600m通過36.0秒のSペース。最内枠であまりスタートが良くなく中団から。3.4角はインをロスなく回り、直線はインからそれなりに伸びていましたが、残り100m付近で失速。
前々走・ききょうSは五分のスタートも、徐々に下がり、最後方へ。600m通過34.1秒のHペースで、終い12.3秒と逃げ馬が失速したところで抜群の末脚を見せて差し切り。1.20.7は好時計。
3走前・新潟2歳Sは先行しましたが、やや力み気味。残り200mで止まって前から離されました。
前々走のように溜めればマイルもこなせそうですが、鞍上が常に1600mに延びてどうか、と危惧しています。相手も強くなり、やや厳しそうで。
17.メイデイレディ
前走・ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフは12番枠。ゲートは速くなく、自然と後方から。道中は後方インをロスなく回り、直線も進路がスムーズ。勝ち馬の後ろを追いかけて、付かず離れずの2着。このレースは800m通過が46.64秒と日本基準で見ても速く、後方からの組が展開に恵まれていました。
鞍上の好騎乗&展開に恵まれたことを考えると、海外馬は狙いにくくて。
18.ミーントゥビー
前走の1勝クラスは600m通過38.4秒の超Sペース。4F目もペースアップせず、上がり3Fだけの競馬に。L3が11.5-10.7-10.9。脚が速いことは分かりましたが、これをどれだけ持続できるのか。
前々走・ダリア賞は600m通過34.4秒のHペースを先行。1.2着馬はそれなりの素質馬だったと思いますが、0.8秒離されての3着では評価しにくくて。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。