中山ダート1200mと言えば外枠が有利なことで知られているが、カペラSの過去10年の枠番別成績を見ると最多となる3勝を1枠がマークするなど、4枠よりも内枠の馬が7勝と意外な成績。中でも8枠に入った馬は［1・1・1・17］、3番人気以内の馬は2頭いたがいずれも着外と振るわない。文字通り枠にとらわれることなく予想するなら、ガビーズシスターを本命に推す。

ここまでダートの短距離戦に限れば5戦4勝2着1回という安定した成績を残していて、前走の外房Sでは鋭い切れ味を見せて快勝。今回も前が忙しくなりそうなメンバー構成だけに直線一気の脚で突き抜けてくるだろう。

相手にはクロジシジョー。前走の室町Sでは直線でドンアミティエを競り落としてあと一歩で勝利となるところを外から来た勝ち馬に差されてしまい2着。ほぼ勝ったも同然という好内容だったので、ここでも引き続きの激走を期待したい。