◎ドゥラエレーデ
3歳で挑んだ昨年の同レースで3着、続く東京大賞典でも3着と古馬相手に連続好走を果たし、世代トップクラスの力を証明。今年は3走前のエルムS以外は勝ち馬から大きく離される結果で良いところがありませんが、主な敗因は自分のリズムで走れていないことで決して力負けということではありません。また、馬自身は常に前向きさを感じる走りを見せており、むしろ精神面が成長すればまだまだこれからの馬。買い時が難しいことは否定できなせんが、近走の内容から大きく人気を落としそうで、本来のポテンシャルを重視しすれば積極的に狙いたい条件。好位で折り合えれば多少のペースでも乗り切れるはずですし、強気の競馬で運べればチャンスは十分です。

〇レモンポップ
国内ではここまで15戦して12勝2着3回と連対率100%。特に直近は全てGIレースでの実績で、勝負強さも際立っています。昨年の同レースでは自らタイトなペースで逃げ、上り3Fメンバー中2番目の速さで押し切る圧巻の内容で舞台設定は申し分なし。前走の内容を見ても年齢的に昨年以上の上積みは見込みにくいですが、それでも大きなマイナス要素もなく、潜在能力の高さで今回も中心視したい一頭です。


▲ウィルソンテソーロ
昨年の同レースは後方から直線一気で2着と派手な競馬を見せていましたが、今年の走りを含め本来は好位からレースを進めて着実に勝ちを取りに行く堅実なスタイルで、前走のJBCクラシックは0.8秒差の圧勝。心身ともに充実期に突入した印象も受け、展開も不問のタイプなので、順当なら。