＜予想＞

◎：ウェイワードアクト
1400mの流れに戸惑わなければ

○：アルファマム
前走はお手上げの前有利レース

▲：テイエムリステット
内枠だとハイペースに巻き込まれる怖さあり

△：カズプレスト
ブリンカー効果あり大外なら1400mでも

☆：ベルダーイメル
ハイペースまでなればハマる可能性



＜展開＞

逃げたいのはメイショウテンスイ、ロードヴァレンチ、カズプレストだが、テンの脚はテイエムリステットが速い。テイエムリステットのハナが濃厚。

その外からメイショウテンスイ、ロードアウォード、サンライズジーク、カズプレストあたりが2番手を取りに行って、パウオレも1400mのメンバーなら速くて砂を被りたくないタイプ。2番手の位置取り争いがありそうで、やや速め〜ハイペースの流れを想定。



＜予想詳細＞

本命は、ウェイワードアクト

前走の錦秋S(3勝クラス:東京ダ1600m)は、スタートで少し出遅れて、内の馬が外によれたのも重なって中団やや後ろの最内で追走。直線で前の馬が失速したので２列目最内に入って、先頭の馬が外によれたことで最内１頭分のスペースから抜け出して勝利。

高速馬場のスローペースで、1000m通過61.5秒。そこからラスト3F11.7 - 11.5 - 11.7。これを楽なペースで逃げた馬に残られず、全体が一団で最後方からスムーズに大外に出した馬にも差されずに、内を捌いて差し切ったのは時計に出ない強い内容。


今回は、初めての1400mになるが対応できると考えている。

東京ダ1600mではスローペースばかりを走っているが、初戦の3歳未勝利(東京ダ1600m)で1000m通過58.9秒（乾いた良馬場）のハイペースを3番手から突き放して8馬身差の楽勝している。あと、中山ダ1800mでは、一定ラップの平均ペースを持ったまま逃げ切っている。この2戦の流れで勝てる馬が、スローペース特化タイプとは思えない。

初戦の内容が圧巻だったので私が期待したほどの成長は今のところないが、それでも前走の内容ならOP特別のハンデ戦なら勝てるレベル。


鞍上は、チャンピオンズCに乗る馬がいなかったからと言うのはあるが、日曜に乗る馬を見ると戸崎騎手はこの馬に乗るために京都に乗りに来ている。初めての関西輸送と前走のスローペースから1400mの流れに替わって戸惑ったりしなければ、勝てると考えて期待する。




相手は、4頭選択。

アルファマム
前走のペルセウスS(OP:東京ダ1400m)は、逃げ馬以外の2〜6番手の馬が上位5頭だった圧倒的前有利。馬群に突っ込んで差そうとしたのだからお手上げ。京都ダ1400mはベストではないが、0.6秒差以内で3着か4着でこの馬なりに安定している。今回の相手と想定する展開なら上位争いが期待できる。



テイエムリステット
前走の桂川S(3勝クラス:京都ダ1400m)は、12頭立ての大外から楽に2番手を取って、持ったまま直前へ。直線で追い出すと皇族との差を広げて4馬身差完勝。5走前の3歳1勝クラス（2着は現OPスターターン）でOP級の時計で走っている馬なので、2番手でマイペースならこのくらい走れる。

今回は、内枠に入ったのが課題。2列目最内で未勝利を勝った経験はあるが、被されるならと内枠からハナを取って絡まれて潰れたのが2走前。今回は、内枠だけでなく砂を被りたくない馬が多いので、前半の位置取り争いが早くなる可能性がある。

酒井騎手が内枠でも控える選択をしたら好走できていいが、テンのスピードがあるのでポンとスタートを出てハナが取れたらハイペースに巻き込まれる怖さがある。ペースが速くならなかったらあっさり逃げ切る可能性はあるが、このメンバーの内枠は怖いので単穴まで。



カズプレスト
前走の古町S(3勝クラス:新潟ダ1800m)は、前半の入りは速かったが中盤で少し落ち着かせて平均ペースの逃げ。いい手応えで直線に入って、最後に少し苦しくなったがクビ差で勝利。好騎乗はあったが、ブリンカー効果も感じる走りだった。1400mだと流れの対応が課題も、大外なら被されずに自分のペースで走れる。好位〜中団やや前の外が取れたら、直線で粘って馬券圏内があっていい。



ベルダーイメル
前走は、アルファマムと同じ差し馬お手上げのペルセウスS。この凡走は仕方ない。折り合いが課題で、ペースが流れてくれるのは歓迎。折り合って脚が溜まれば、このメンバーなら出番があっていいので警戒しておく。