例年通り混戦模様。まずは一にも二にも長丁場の適性の見極めがカギ。

【本命馬】◎シュヴァリエローズ

本馬の素晴らしさはとにかく操縦性が高くて、長く脚を使える点。長丁場を使われ始めたところと、馬自身が成長するタイミングがピタリとハマっている感じで、前走もゴール前はまだ余力があった。着差以上の完勝と言っていい。

あとは以前から指摘する通り京都外回り向きで中山替わりがどうかだが、過去（0-0-0-3）といっても、２度はG1、１度はマイル。ホープフルＳでは外からジリジリと脚を使えており、京都外回りほど最高の舞台ではないものの、中山だからといって評価を下げるほど悪くもない。

開幕週で好枠を引けたこともあるし、長丁場でスタミナ温存が上手な北村友一騎手。引き続き好勝負になる。

〜対抗以下＆穴馬〜

対抗にミクソロジー。

前走は内枠の時点でかなり苦しかったし、馬場も向かなかった。長期休養があったとはいえもともと地力のある馬で、スタミナも豊富。３走目、そろそろ復調があっていい。

メイショウブレゲもスタミナ豊富。２走前大穴激走だったが、前走も悪くない内容で脚はあった。豊富なスタミナを生かせればチャンスがある。

次点で昨年の覇者アイアンバローズ。

フルールは追って長く脚を使えるので、あとはスムーズに捌けるかがカギ。内枠は歓迎。

大外カギも地力はあるゴールデンスナップ、中山課題だが長く脚使えるダンディズムが次点。