まぐの予想
4マキシ(4人気) | |
5アルビージャ(5人気) | |
1ディープモンスター(6人気) | |
2エピファニー(7人気) | |
12ボルドグフーシュ(2人気) | |
15ラーグルフ(11人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気(単勝オッズ) |
---|---|---|---|---|
1 | 9 | ラヴェル | 3人気(6.5倍) | |
2 | 1 | ディープモンスター | 6人気(10.4倍) | |
3 | 8 | エアファンディタ | 13人気(84.4倍) | |
4 | 12 | ボルドグフーシュ | 2人気(6倍) | |
5 | 11 | セイウンハーデス | 9人気(16.5倍) | |
6 | 7 | マイネルモーント | 12人気(43.6倍) | |
7 | 14 | ダノンエアズロック | 1人気(4.7倍) | |
8 | 6 | コガネノソラ | 8人気(15.2倍) | |
9 | 5 | アルビージャ | 5人気(7.2倍) | |
10 | 15 | ラーグルフ | 11人気(35.9倍) | |
11 | 2 | エピファニー | 7人気(11.4倍) | |
12 | 4 | マキシ | 4人気(6.6倍) | |
13 | 10 | ルペルカーリア | 15人気(158.1倍) | |
14 | 3 | バビット | 10人気(24.2倍) | |
15 | 13 | アウスヴァール | 14人気(87.8倍) |
券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
---|---|
単勝(通常) |
4
3,000円
|
馬連(流し) |
5通り 各1,000円
|
3連単(1着流し) |
20通り 各100円
|
合計 | 10,000円 |
払い戻し金額 | 収支 |
---|---|
0円 | -10,000円 |
展望:
Hペース想定:内枠有利・差し有利
バビットやアウスヴァールらの逃げ馬に、長期休養明けのセイウンハーデス、ルペルカーリアもいて、Hペースは必至。
京都のクッション値は金曜時点で11.3と非常に高くなっています。
先週日曜はインこそ荒れていましたが、時計自体は出ているので外を回しすぎると間に合わないレースが続きました。
土曜の京都は直線の追い風が4-5m/sの予報。直線の追い風は差し馬有利に働きます。Hペース想定からも差せるタイプがベター。
通常なら内枠有利なコースで、道中はインで溜めて勝負どころで外目を出せるタイプを狙います。
◎4.マキシ
現4歳世代で五指に入るくらい高く評価している馬。
前走・ケフェウスSは前残りの展開に泣きました。上がり最速の33.9秒はマークしているだけに力は示したと言えるでしょう。陣営は「前走は緩さがあった分か内に張るようなところがあり、ためが利き切らず」と述べていました。
前々走・六社SはL5が57.5秒と非常に速くなったハイレベル戦。終いも11.4秒で、僅差とはいえ、高い力を示しています。
復帰後、不可解な敗戦は松山弘平騎手の乗った4走前の3着だけ。
馬場は問わず、3歳時の頃に課題だったスタートも良くなり、隙がありません。川田将雅騎手が乗れないものの、クリスチャン・デムーロ騎手なら問題ないでしょう。
世代屈指の実力を見せつける……!
○5.アルビージャ
前々走・関越Sは2年2ヶ月振り。陣営は「乗り込んでいるけど、まだ息が重いかな。年齢の割にキャリアが浅くて馬は若いけど、調教だけではなかなか仕上がらない。ここを使ってどこまで」と述べていました。スタートは出遅れも、二の脚が速くリカバー。インでロスなく回ってきたものの、直線では追い出しを待たされる場面がありました。最後までよく伸びて、レコード決着の0.3秒差4着は驚きました。
前走・オールカマーは▲評価。
スタートがやや悪く中団から。3.4角ではかなりの外を回されてしまいましたが、終いの伸びは際立っていました。関越Sは本物。
嶋田純次騎手からルメール騎手に鞍上強化。前走は騎手が違えば……という負け方だっただけに、この乗り替わりは高く評価します。
▲1.ディープモンスター
前走・アンドロメダSはスタート五分。その直後から引っ掛かっていました。直線はロードデルレイの後ろから追いかける形。ジリジリとした伸びで、最後は外のトップナイフにも差されました。58.5キロを背負い、引っ掛かってロードデルレイと0.5秒差なら悪くありません。陣営は「久々で良化途上のなか、行きたがる面もありましたからね。今回はハミを換えてメンコを着用してみます。中1週でも順調にきていますから、うまく噛み合えば」と述べています。上手くタメが利くと見て。
前々走・小倉記念は1000m通過57.6秒の超Hペース。控えて好位置で運びながらコスタボニータを交わせなかったのは、おそらく、58.5キロの分でしょう。
3走前・鳴尾記念は戦前から急仕上げだという話。インをロスなく回ってきたとはいえ、1.57.5で走り、0.3秒差なら力は上。
今回は57キロ。これまでよりもやれるはず。馬場は問いません。
どこかで外に持ち出せれば。タフな馬場はこなせるタイプなので、伸びないインを通してもチャンスはあるはずです。
△2.エピファニー
前走・中京記念は1000m通過57.5秒のHペースで後方から。インをロスなく回り、一列前にいたアルナシームを捉える寸前でしたが、クビ差届かず。58キロとアルナシームよりも1キロ重かったことを考えれば上々でしょう。
前々走・大阪杯は出負けして後方から。ここも外には出さずインをロスなく回ってきましたが、前有利の流れにハマって0.7秒差まで。
3走前・小倉大賞典は1000m通過57.2秒の超Hペース。セルバーグの大逃げの縦長馬群で、あまり後ろからでは届かない隊列になったので、4角で4番手まで押し上げたのは好判断。差し切り。
G3クラスなら上位の馬。57キロに軽くなるのもプラス。
折り合い難なので、ペースが流れてくれそうな点もプラス。杉原誠人騎手も上手く折り合いを付けています。
☆12.ボルドグフーシュ
長期休養明けも、本来の力は上位。
前走・天皇賞(春)は五分のスタートから後方待機。途中、外目から進出して中団へ。勝負どころは外目。前にいたジャスティンパレスを追いかける形でしたが、直線は離される一方に。ちょっとこの馬の力を考えれば物足りません。
前々走・阪神大賞典も発馬を決めて好位。これまで出遅れて後方ばかりだった馬なので収穫の大きなレース運び。包まれないように1番枠からやや外へ。内をロスなく回ったジャスティンパレスに及ばなかったものの、0.3秒差2着なら頑張りました。
3走前・有馬記念は出遅れて後方イン。3角でイクイノックスを追いかけるようにして一気のマクリ。4角ではイクイノックスのすぐ後ろまで進出しましたが、直線で離されてしまいました。0.4秒差2着なら大健闘。
この長期休養明けがカギですが、スクリーンヒーロー産駒の一流馬は長持ちしやすく、5歳なら衰えはなさそう。デキがカギ。陣営は「かなり乗り込んでいますし、動きも悪くありません。見た目に太め感のない体つきですが、体重はさすがに増えています」と述べています。坂路とプール併用で、11月15日を最後にプール入りはしていません。ほぼ仕上がっているというのは確かそう。長期休養明けが嫌われて人気が落ちるなら妙味はあるでしょう。
押さえることにします。
☆15.ラーグルフ
前走・アルゼンチン共和国杯は1000m通過59.8秒のHペース。中盤も速く、完全に前崩れの流れになりました。先行した時点で終了だったので度外視で構いません。
対抗を打った前々走・オールカマーはインの中団から。手応えは良かったものの、追い出してから流れ込んだだけになりました。鞍上は「上がりの速い競馬が向かない」と述べていました。だいぶ復調気配にはあるという話です。
道悪はマイナスの馬で、3-5走前は参考外。大阪杯は展開不向き。その前の中山記念は外を回りながらも相当強い競馬で2着に食い込みました。2000mなら問題なく、良馬場ならそろそろあり得るでしょう。
マクリの得意なミルコ・デムーロ騎手が騎乗。外をマクる競馬でアッと言わせてくれそうで。
以下は無印の馬について。
3.バビット
もうかなりの部分、復活していると言えます。
前走・京都大賞典は600m通過34.4秒、1000m通過58.7秒の超Hペース。バビットが、逃げを打ったケイアイサンデラに絡んでハナを奪おうとしたことで速くなりました。
3角で垂れてきたケイアイサンデラを交わすと、一列後ろのディープボンドになかなか交わさせない粘り。残り200mを切っても先頭。残り100m付近で甘くなり、0.5秒差負けですが、大健闘。
前々走・七夕賞は1000m通過57.3秒のオーバーペースで惨敗。
3走前・鳴尾記念も1000m通過58.7秒のHペース。残り200mまでは先頭で、ディープモンスターには0.4秒しか負けていません。
同型不在なら考えられる存在ですが、今回は同型が多くて。
6.コガネノソラ
前走・秋華賞は丹内祐次騎手の負傷で坂井瑠星騎手に乗り替わり。五分に出て先団から。1000m通過57.1秒の超Hペースも、これはセキトバイーストの大逃げがあったから。3番手以下はさほど速くなかったはず。止まっている訳ではありませんが、伸びがジリジリといった形でした。輸送続きで馬体が減っているという話でしたが、少なからず影響はあったか。
前々走・クイーンSはやや外目を回されましたが、当時の札幌は外回しがさほど不利ではありませんでした。勝負どころで位置を押し上げて差し切り。ボンドガールを封じてはいます。
3走前・オークスは距離が敗因だとしか思えない惨敗。度外視。陣営は「これからという時にゴチャついたのが痛かった」と述べていました。
4走前・スイートピーSは5F通過57.5秒の超ハイペース。展開こそ向いてはいますが、本馬自身は終い11秒台前半でまとめているはずで余力十分。1.45.6はかなりの好タイム。
2000mなら守備範囲のはず。丹内祐次騎手に戻りはプラス。馬体が増えていればなお良いでしょう。クイーンSで、相当不利な競馬を強いられたボンドガールにアタマ差まで迫られた点が気がかり。当時よりも斤量が重くなり、牡馬が相手になります。
悪くありませんが、印を回した馬よりも少し落ちるのではないかという見立てで。
7.マイネルモーント
前走・江の島Sはスタートこそ遅かったですが、外枠から促してハナへ。4F通過が49.2秒と遅かったですが、そこからのL5は56.9秒と相当に速い水準で押し切りました。Dコースで前有利の馬場だったとはいえ、L5の56.9秒は相当に優秀な数字です。
前々走は直線の進路がスムーズでなく、真っ直ぐに追えていませんでした。L2が11.8-1.3の加速&余力ラップ戦で、こちらもハイレベル戦。
元々高く評価していた馬が、いよいよオープン入り初戦。
陣営は「あまり切れるタイプではないので現状では前走のように積極的なレースから粘り込む形が合っている。ただ、久々でいい頃に比べるとちょっと物足りない。レース当日のイレ込みも鍵になる」と述べています。中間には併せ馬で一杯に追っての遅れが2度。仕上がり面は気がかり。また、この枠では外から被されて位置を取れない危険性の方が高く、別のところで狙いたい馬です。
8.エアファンディタ
京都は得意舞台。
前走・毎日王冠は叩き2戦目。やや出負けして後方から。上がり33.4秒は使っているものの、Sペース&開幕週で前も止まらず。殿負けですが、0.8秒差とさほど負けていません。
前々走・京成杯AHは長期休養明け。陣営はあまり前向きではありませんでした。出負けして、その後は離れた最後方に。さすがに届くような位置ではなく、バテた2頭を交わしただけに終わりました。
本命を打った3走前・カシオペアSは後方から。大外からかなり良い脚で伸びてきて2着争いには加わりました。60キロが響いたという話。
4走前・ポートアイランドSは800m通過48.1秒のSペース。出負けして後方から上がり最速の33.1秒で0.2秒差まで詰めました。速い上がりでまとめられるので、どちらかといえばSペース型の追い込み馬。
内回りの2000mがカギですが、2年前のチャレンジC(阪神開催)は0.5秒差の5着。当時は中団のインで、内枠の差し馬が恵まれたレース。本馬も恵まれた位置でした。それでルビーカサブランカ、エヒト、サンレイポケットに先着された以上、ここでは一枚劣るか。
京都に期待。
また、前走で絞れて、デキは上昇。陣営も「長欠明け3走目でようやく上向いてきました」と述べています。
9.ラヴェル
前走・エリザベス女王杯は外枠の先行馬が有利だろうという見立てでした。序盤は中団でしたが、徐々に位置を押し上げて4角では前とさほど差のないポジション。進路取りも良く、上がり34.1秒で上位に来られる展開も良かったと言えます。特に評価はできません。
前々走・オクトーバーSは1000m通過58.3秒のHペースでしたが、縦長馬群になって後ろからは届かない隊列に。外から良い脚は使いました。
京都記念と中山牝馬Sで本命を打った通り、高く評価している馬。京都記念は当時は小粒なメンバーに映りましたが、今見ると相手も強かったか。中山牝馬Sは4角で進路がなくなる不利。結果的にSペースになったのも向きませんでした。
それでも今回、京都記念よりも好メンバーが揃った以上、買いにくくて。速い上がりを使えないタイプなので、Hペース自体は良さそうですが、より速い上がりを使える馬に差されそうな位置になりそうです。
10.ルペルカーリア
長期休養明け。1週前には坂路で自己ベストを更新。陣営は「症状は軽度でしたが、時間をかけてゆっくり調整。体はできています。コーナーが4回の2000メートルは合いますし、重賞でやれる力もあると思います。前向きで、久々でもというタイプですが、休養が長過ぎる点がどうかでしょうね」と述べています。
超好時計だった毎日杯で1.44.4で4着だった時から高く評価していますが、折り合いが非常に難しい馬です。
前走・都大路Sはずっと力んで走っていたという話。33.9秒の上がりを使い、止まっている訳ではありませんが、かなり引っ掛かっていたので伸びなくて仕方ありません。
前々走・博多Sは1000m通過58.6秒のHペースを2番手追走。3角では先頭へ。完全に差し馬向きの流れで、終い12.1秒まで失速しましたが、3/4差残してオープン入り。
3走前はマイル。控えていましたが、引っ掛かって外目を進出。2.3番手まで上がりました。かなり外目を回されてしまい、これでは止まっても仕方ありません。
京都新聞杯もそうですが、Hペースを逃げ・先行しても簡単に止まらないので、控えるよりも出していく競馬の方が良いように思います。折り合いを付けるのがあまり上手くない岩田望来騎手が騎乗。差し馬に捕まる危険性の方が高いと見て。
11.セイウンハーデス
長期休養明け。1周前は坂路で自己ベストタイ。プール併用でどこまで仕上がっているか。
前走・七夕賞は差しの利きやすい福島芝2000mでしたが、1000m通過60.7秒なら前も楽できるペース。馬場の良い外目を先行できたのも良かったか。
前々走・新潟大賞典は不良馬場で、馬場の巧拙が問われた一戦。先行馬は軒並み馬群に沈みましたが、逃げた本馬は後続をグイグイと引き離して適性の高さを見せました。内のカラテに差されたものの、完全なマッチレース。3着には8馬身差を付けました。
3走前・競馬法100周年記念は内枠先行馬が有利になりやすい阪神芝2000m。本馬は終始、外目を先行しながら脚が鈍らず押し切りました。
能力自体は高いですが、同型が多く、速い上がりも使えないタイプ。差し馬に捕まると見て。
13.アウスヴァール
やたらと恵まれる逃げを打てる馬。
前走・カシオペアSは1000m通過58.1秒のHペース。逃げましたが、途中から内のピースオブエイトが抵抗してきて苦しい展開になりました。大敗。
前々走・オールカマーは同型不在。1000m通過61.0秒と速くないペースだったのに離し気味の逃げを打てる幸運。馬場を考えればレースラップも平凡で、追いかけた組が想像以上に走れなかった印象です。
3走前・札幌記念も1000m通過60.5秒で離し逃げに。さすがにG2の中でもレベルの高い札幌記念では楽でなく、0.8秒差7着まで。
4走前・函館記念も1000m通過59.6秒で離し逃げ。3馬身ほどのリードを保っていました。2番手のホウオウビスケッツが可愛がってくれた印象で、恵まれてギリギリ3着確保。
今回は同型が多く、流石に恵まれての好走はないはずで。
14.ダノンエアズロック
前走・毎日王冠は好発。外から主張する馬がいて6番手付近で落ち着きました。直線では追って追ってで、馬群に沈むかと思いましたが、最後にかなり盛り返してきて6着入線。止まりかけたところから盛り返してきたのは味のある競馬でしたが、反応の悪さに関しては陣営が「乗り込み不足」だったと述べています。
前々走・日本ダービーはテンションが高く、レース前に消耗してしまったという話。今年のダービーは超ハイレベルで、大きく負けていてもG3なら見直しが利きます。
3走前・プリンシパルSはL5が58.0秒で水準以上のレベルにありました。外枠から先行するロスもありながら、終いは抑える余裕すらありました。2着メリオ―レムは次走で2賞クラスを大楽勝。3着アスクカムオンモアもセントライト記念で敗れたあと、2勝クラスを快勝。共にオープンまで上がれそうで、相手関係も悪くありませんでした。
今回は陣営が「いい頃に比べると、まだ行きっぷり、活気、息は物足りないが、競馬へ行けば気性の強さで走るので、そのあたりをうまくサポートできれば、能力は出せる」と述べています。かつて、プリンシパルS等も陣営が弱気ながら走っているので力自体は出せそう。
今回は先行脚質&京都内回りという点を嫌います。3歳牡馬世代は高く評価していますが、本馬はあまり評価していません。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。