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まぐの予想

11R

ステイヤーズS

11月30日(土) 15:45 中山 芝3600m
予想印
11マイネルケレリウス(8人気)
1ダンディズム(6人気)
2フルール(7人気)
4シュヴァリエローズ(2人気)
8ウェルカムニュース(11人気)
14ゴールデンスナップ(1人気)

【ご注意】予想の転載はお控えください

レース結果
着順 馬番 馬名 人気(単勝オッズ)
1 4 シュヴァリエローズ 2人気(3.6倍)
2 13 シルブロン 12人気(102倍)
3 1 ダンディズム 6人気(12.3倍)
4 14 ゴールデンスナップ 1人気(3.5倍)
5 7 メイショウブレゲ 5人気(10.8倍)
6 12 サンライズソレイユ 10人気(38.3倍)
7 11 マイネルケレリウス 8人気(21倍)
8 3 アイアンバローズ 3人気(5.5倍)
9 2 フルール 7人気(18.4倍)
10 9 フォワードアゲン 14人気(292.7倍)
11 5 クールミラボー 9人気(37.3倍)
12 10 フェーングロッテン 13人気(105.8倍)
13 6 ミクソロジー 4人気(6.9倍)
14 8 ウェルカムニュース 11人気(48.4倍)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連(流し)
11
相手
124814
5通り 各500円
ワイド(流し)
11
相手
124814
5通り 各1,500円
合計 10,000円
払い戻し・収支
払い戻し金額 収支
0円 -10,000円

見解

【全頭解説付き】超スローからの後半5F戦。悔いのない馬に本命を打つ……!

展望:
超Sペース想定(後半5F戦):外枠有利・先行有利

超Sペースで進み、後半5Fからペースアップしやすいレース。
差して来られるのは一流のステイヤーだけで、基本的には先行馬が有利になります。
本命馬はともかくとして、相手には先行できる馬・先行させてくれる騎手を重視して予想を組み立てました。

 

◎11.マイネルケレリウス
4走前の府中市市政施行70周年記念は1.57.8の好時計で走りながら終い11.3秒。Hペースで展開こそ向いていますが、本馬に関しては余力十分。
3走前のエプソムCと前走・オクトーバーSは縦長馬群になってしまい、差し届かない展開に。ペースが流れたからこそ位置を取れなかっただけで、この距離、このメンバーなら位置を取れるはず。
前々走のケフェウスSは前有利の中、3着まで浮上するかという4着。
力は確か。ここ3走、印を回しており、重賞にも手が届く存在だと考えています。
能力の割に人気がなく、一番妙味があると言えるでしょう。
鞍上の石川裕紀人騎手が積極的に乗ってくれれば。
陣営は「血統的に長丁場はこなせそうですし、精神面が成長して折り合いの心配もなくなってきましたからね。じっくり乗れるこの距離がいい方に出てくれれば」と述べています。折り合いの心配もなくなっているのなら、ある程度、積極的な競馬が叶うはず。
本命を打って最も後悔のない馬。スローからの後半5F戦はケフェウスSで対応済み。
あとは距離さえもてば。

 

○1.ダンディズム
小回りコースでマクり性能を生かすタイプでしたが、最近では位置を取れたり、速い上がりにも対応したり、出来ることが増えてきている印象です。そういう理由で前走・福島記念では本命を打ちました。その福島記念は出遅れて後方から。1000m通過59.6秒と流れたので後方待機自体は問題ありませんでしたが、1000m過ぎに位置を押し上げていき、4角ではもう先行集団。結局、溜めていた2頭にやられたので、動くのが早すぎたと思います。3着なら上々。
前々走・ケフェウスSはやや出負けして中団から。上がり34.2秒とこの馬なりの上がりを使ってはいますが、前有利の展開にも泣いた形に。
3走前の七夕賞はスタート一息も5番手付近を追走するこれまでにない積極策。直線で抜け出しましたが、1000m通過57.3秒では差し馬向きの流れ。4着に粘っただけでも十分に強い競馬をしています。
昨年のステイヤーズSは出遅れて、すぐにラチ沿いに潜り込みました。道中もインで、ほぼロスなく回って1.1秒差6着。
前走の最終追い切りは坂路の自己ベストを更新する51.6秒をマーク。8歳にして自己ベストを1.1秒更新したのは驚きです。自在に動けるのはデキの良さも影響しているそう。
最内枠でスタートが大きなカギですが、自在性の付いた今ならやれるはずで。

 

▲2.フルール
前走・古都Sは外枠有利な馬場。本馬は先行しましたが、終始、外を通していたので不利にはなっていませんでした。Sペースの中、良い位置に付けていましたが、ゴールデンスナップに完敗。ただ、陣営は「道中力んだ分終いが甘くなった印象。大分集中できるようになっていますし、更に距離も延びるのでチークピーシズは外します」と述べています。
前々走・札幌日経オープンは格上挑戦でしたが、▲評価を打ち、2着に好走してくれました。3走前・烏丸Sでの好時計4着を評価していました。
ある程度、位置を取れる馬で、安房特別では2.31.8という好時計で走破しています。ここで後半5Fのロンスパ戦に対応して2着に好走。
馬場は問わず、位置も取れる馬。ゴールデンスナップが後方待機濃厚なので、先行できる本馬のメリットは大きい。
鞍上の荻野極騎手も先行する競馬で成績を再浮上させてきています。

 

△4.シュヴァリエローズ
前走・京都大賞典は600m通過34.4秒と流れて、その後に大きく中緩み。馬群が徐々に凝縮していく差し馬台頭の流れに。レースバイアスに沿った形での勝利。恵まれた形だったとはいえ、重賞を制覇しているのだからこのメンバーでは上位の存在。
前々走・目黒記念は大逃げのケイアイサンデラが後続を引き付けたことで後半3Fだけの競馬に。3番手からの競馬は恵まれた位置だったとはいえ、クビ差2着は大したもの。
3走前・メトロポリタンSはL5が58.1秒で、勝ち時計の2.23.4を考えても水準以上のレベルにあったレース。逃げ切ったバトルボーンは上の存在でした。最後に3着に浮上。交わした相手がショウナンバシットだと考えれば悪い競馬ではないでしょう。
先行力も高く、距離さえもてば、安定して走ってくれそうです。

 

☆8.ウェルカムニュース
芝は新馬戦のみ。当時は出遅れて中団から。直線は早めに手が動きましたが、最後まで脚を使い、上がりは33.2秒の最速。
前走・大阪スポーツ杯は先行。インをロスなく回り、最後まで脚は使えています。ダートではHペース耐性の高い先行馬です。
前々走・プロキオンSは出遅れたので度外視。
先行できる脚質は大きなプラス。
ダート馬でもチャンスはありそうで。

 

☆14.ゴールデンスナップ
出遅れ癖のある馬。
前走・古都Sは出遅れ。緩んだところで位置を押し上げて外の5番手付近。最速の上がり33.9秒でよく伸びましたが、前にいたコパノサントスを捕まえられず。超Sペースとはいえ、L5が58.6秒ならロンスパ性能は高い。
前々走・タイランドCも出遅れて後方から。残り1000m付近から位置を押し上げていき、4角ではほぼ先頭へ。内をロスなく回したショウナンバシットをアタマ差捕まえられませんでしたが、3着ハヤヤッコには5馬身差を付けました。この時のように早めに位置を押し上げていけるかがカギ。
3走前・阪神大賞典は内枠が有利だったレース。本馬は出負け。外目を追走して差してくるバイアスに反した競馬をして5着。
1.2.3.4着馬は全て道中でインを通した馬だということを考えれば、非常に価値の高い5着。
力上位は明らか。
脚質がカギですが、坂井瑠星騎手ならある程度位置を取ってくることもあり得そうで。

 

以下は無印の馬について。

3.アイアンバローズ
ステイヤーズSでは3年連続好走しているリピーター。
前走・ドバイゴールドCは1000m通過1.02.5程度。4番手の外を追走。前の馬も残る展開で、1.6秒差8着。
前々走・レッドシーターフハンデキャップも外目を先行。差し馬向きの展開になり、早々に手応えを失って失速しました。
3走前・有馬記念はスタート後から押していくものの、テンが遅く中団イン。そのままインをロスなく回って0.9秒差11着。速い上がりを使えるタイプでないので、先行粘り込みでしか好走しにくいようです。
昨年のステイヤーズSはスタートから押して先行。途中からハナを奪い、大逃げの形になりましたが、それでもペースは全く上がっておらず、後半に11秒台を踏んだのはL3の11.9秒から。L2は11.7秒で、終い12.0秒。11秒台前半を刻むことなく押し切りました。2着テーオーロイヤルが上がり33.9秒を使いながら届かなかった通り、かなり展開に恵まれました。
前半超Sペースで流れて、後半1000mから11秒台に入りやすいレースですが、昨年はかなり例外。
好走しているここ3年は休み明けを叩いての臨戦過程ですが、今年は長期休養明けで。陣営は「いくらタフな馬とはいえ、海外連戦のダメージは大きかった。立て直しを図ったが、昨年と比べると……。できればアルゼンチン共和国杯でひと叩きしたかったね」と述べています。
昨年、恵まれたとはいえ勝った以上、同じ競馬が叶うかどうか。
5.クールミラボー
久しぶりの芝ですが、きさらぎ賞3着、若葉S6着の実績があります。
若葉Sの方は出遅れ。1000m通過64.0秒のどスローにハマり、0.6秒差まで。
きさらぎ賞もスタートが遅かったですが、他馬も遅かったので中団インを確保。直線もそのままインを通して3着。前のフリームファクシとオープンファイアには離されましたが、4着以下は全て2勝クラスまでは出世しています。6着シェイクユアハートは3勝クラスでも崩れていない馬。
出遅れ癖はいまだに改善しておらず、前々走は出遅れ。
ただ、前走、3走前はスタートを決めて先行できています。上手く先行できれば。
6.ミクソロジー
長期休養明けのオールカマーで上がり34.1秒を使って11着でしたが、どの馬も上がりはどっこいどっこいで、ラップ的にも超凡戦。長期休養明けで脚を使えたからといって評価するのは罠な気配がする、と前走・アルゼンチン共和国杯の時に書きました。
その前走・アルゼンチン共和国杯は好発。外から行く馬を行かせて後方から。3.4角で手が動き始めると反応もなく、殿負け。
33秒台の上がりを使ったことのない馬で、長距離でこそ買いたい馬。今回、マイナスに働くことはないでしょうが、位置を取れない点は大きくマイナスで。
7.メイショウブレゲ
前走・アルゼンチン共和国杯はスタートを決めて、行く馬を行かせて後方から。インをロスなく回り、直線では前との差をショートカットする形。徐々に伸びる外目に持ち出しましたが、外を通した馬たちに捕まりました。
前々走・京都大賞典は600m通過34.4秒のHペースで、その後に大きく中緩みして馬群は凝縮気味に。完全に展開が向いての3着。
やはりG2クラスの馬の中では一枚劣る印象があります。とはいえ、ステイヤーズSのメンバー内では地力上位ですが、位置を取れないのは大きなデメリットで。
9.フォワードアゲン
あまり大きく負けるタイプでありませんが、さすがに衰えが見えてきています。
前走・アルゼンチン共和国杯は五分に出て位置を取れそうでしたが、Hペースになることを読んだのか、自然と後方まで下げました。Hペースだったので後方からの競馬は向いており、それで1.4秒差10着。
負ける時の着差が大きくなってきており、現状は買えません。
10.フェーングロッテン
3走前の小倉大賞典からセン馬に。それまで先行できないレースが続いていましたが、ここは押して先行。セルバーグの大逃げの2番手を追走。セルバーグとの差をジワジワと縮める5着。
前々走・七夕賞は1000m通過57.3秒のHペースでさすがに位置を取れず7番手から。ただ、ダンディズムが5番手を確保しているので、やはり先行力に陰りはありそう。
前走・オールカマーは五分に出て押していきましたが、全く位置を取れず、8番手付近から。大きく離れた殿負け。
今回ならさすがに位置を取れる可能性は高そうですが、菊花賞で15着に大敗した馬。当時より楽なペースにはなるでしょうが、距離がさすがに長そうで。
12.サンライズソレイユ
カレンブーケドールの半弟。
前走・南武特別は出遅れて後方から。1000m通過64.9秒の超Sペース。途中から勝ったラスカンブレスと3着アバンデルが動いていく形でも本馬は後方で我慢。5F目の13.1秒で、6F目では11.7秒まで加速。加減速の大きいラップで、こうなると先行馬がバテやすい。4角では馬群が凝縮。外から伸びてきて4着確保も、時計・ラップ含めてレースレベルは評価しにくい。
デビュー2戦目のゆりかもめ賞は1000m通過62.4秒のSペース。その後も動きがなく、後半3Fだけの競馬に。ほぼ通過順通りの結果で、先行流れ込みの4着。
芝での2戦が共にレースレベルが低くて。2勝クラスからのローテーションも成績が一息です。
13.シルブロン
長期休養明けの前走・タイランドCは大きく出遅れ。他馬が上がっていったところでも位置を押し上げられず、バテた馬を交わしただけでした。
前々走・AJCCは五分に出たものの、行き脚が付かず後方から。3.4角では他馬が避けるインを狙い、0.4秒差の僅差に頑張りました。鞍上は「返し馬でこういった馬場をこなせる感触を掴めたので、ああいったコース選択をしました」と述べていました。
昨年のステイヤーズSは五分に出て後方から。展開が明らかに不向きで、3.4角も外を回されて1.3秒差の7着まで。前にいたダンディズムとの差が縮まらず、0.2秒先着されました。
札幌日経オープンもダンディズムに僅かながら先着されています。
位置を取れないのはここでは明確に弱点で。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。

総合派
  • まぐ
  • 売れ筋No.16
  • 回収率TOP96
売り上げ
16
回収率
67%
的中率
14%

送られたスタンプ

スタンプがありません
サンキュースタンプのフロートボタン
サンキュースタンプ送信済み状態のフロートアイコン