馬番 馬名 指数
1 ダンディズム 835
2 フルール 809
3 アイアンバローズ 826
4 シュヴァリエローズ 843
5 クールミラボー 811
6 ミクソロジー 834
7 メイショウブレゲ 827
8 ウェルカムニュース 824
9 フォワードアゲン 892
10 フェーングロッテン 796
11 マイネルケレリウス 786
12 サンライズソレイユ 737
13 シルブロン 830
14 ゴールデンスナップ 838
※指数最高値との差が50以内の馬の中から買い目を決めています。
◎4:シュヴァリエローズ(指数843)
6歳秋を迎えてようやく本格化した、この馬の重賞連勝に期待する。
4歳春にオープン入りしたが、2年以上にわたり勝ち切れず、完全に頭打ちかと思われた。
ところが今年に入り、京都記念で4着に好走すると、オープン3着を挟んで2走前の目黒記念ではクビ差2着。
距離を伸ばしたことで好位での競馬が可能になり、レースぶりが良化した。
そして前走の京都大賞典で重賞初制覇。
縦長になった馬群の中ほどからストレスのない立ち回り。
3角からの坂の下りも手応え十分で、直線に向いてから追い出しを開始。
最後まで長く脚を使って、ゴール寸前で2着馬をアタマ差捉えた。
1週前追い切りは、栗東CWコースで2歳未勝利馬との併せ馬。
強めに追われた相手に対して、1秒0の追走から馬なりでクビ差先着した。
6F84秒0、5F69秒3、ラスト1Fは11秒4と、上々の動きを見せている。
ここは更なる距離延長で未知の部分が大きいが、距離が延びて頭角を現したことを思うと良さが出る可能性は十分にある。
ホープフルS5着の中山コースも問題なく、血統的に開幕週の馬場も合いそう。
目立った強敵も不在のここは、正攻法の競馬での押し切りに期待する
○14:ゴールデンスナップ(指数838)
未だ3勝クラスの身だが、オープンでも通用の力を見せており、このメンバー相手なら逆転まで期待できる対抗評価。
3走前の阪神大賞典で5着に健闘すると、休み明けとなった2走前のタイランドCでは出遅れやゴール前の不利がありながらもアタマ差2着に好走。
そして確勝を期して自己条件に戻った前走だったが、差し届かず半馬身差の2着。
結果的にここでも出遅れが痛かった。
1週前追い切りでは、栗東CWコースで古馬2勝馬との併せ馬。
馬なりの相手に対して、0秒3の追走から馬なりで併入した。
6F83秒4、5F67秒8、ラスト1Fは11秒4と、ここを目標に態勢は整っている。
2走前は、次走アルゼンチン共和国杯を勝ったハヤヤッコに先着し、前走は惜敗も上がり3Fは最速の決め手を繰り出した。
課題の発馬さえ五分なら、上位争いに割って入る力は持っている。
▲1:ダンディズム(指数835)
右回りのローカル巧者だが、近走内容が良く、昨年のこのレース6着からの前進に期待する。
前走の福島記念は、終いしぶとく伸びて、0秒3差の3着。
出遅れて後方から運び、向正面でスパートを開始して4角ではもう先団に並びかける。
強気の競馬でもバテずに3着に粘って、地力を示した。
今週の追い切りは。美浦坂路での単走追い。
馬なりで、4F52秒6、ラスト1Fは12秒4と、引き続き状態はキープしている。
実績から平坦小回り向きではあるが、直線坂のある阪神や中京でも勝ち鞍があり、マイナスにはならないだろう。
発馬さえ五分なら、更なる前進が期待できる。
△6:ミクソロジー(指数834)
ダイヤモンドS勝ちの実力馬には、距離延長での変わり身が期待できる。
1年7カ月ぶりの実戦となった、2走前のオールカマーは0秒8差の11着。
着順ほど負けておらず、長期休養明けとしてはまずまずだった。
ひと叩きした前走のアルゼンチン共和国杯は、3秒8差の16着。
速い流れで追走に苦労して、脚がたまらなかった。
1週前追い切りでは、栗東CWコースで2歳未勝利馬との併せ馬。
馬なりの相手に対して、0秒4の追走から一杯に追われて0秒2遅れてのフィニッシュ。
6F84秒5、5F68秒5、ラスト1Fは12秒0と、格下相手に遅れて評価し難いが、意欲的に追われた点を評価したい。
典型的なステイヤーで、前走騎乗した三浦騎手も素質を高く評価している。
距離延長は間違いなくプラス材料だけに、スムーズに運べれば本来の力を発揮できるはずだ。
△13:シルブロン(指数830)
人気は無いが、昨年のこのレース以来のT.マーカンド騎手騎乗で、上位に食い込む可能性はある。
昨年は1秒3差の7着だったが、鞍上曰く「集中し切れていなかった。」、「もっと終いに速い脚を使えるはずで、これが実力ではない。」と不完全燃焼を示唆している。
今年も昨年同様、夏に一戦して以来だが、動きはまずまず。
1週前追い切りでは、美浦ウッドコースでの単走追い。
馬なりで、6F99秒4、5F68秒6、ラスト1Fは12秒1と、時計は目立たないが攻め駆けしないタイプだけにこれで十分。
2走前のアメリカJCCでは0秒4差の6着に善戦しており、ここも立ち回り一つで好勝負が可能と見る。