馬番 馬名 指数
1 クラウンプライド 897
2 レモンポップ 920
3 ハギノアレグリアス 851
4 ペプチドナイル 905
5 ペイシャエス 857
6 ドゥラエレーデ 809
7 セラフィックコール 868
8 ウィルソンテソーロ 902
9 テーオードレフォン 819
10 アーテルアストレア 878
11 ミトノオー 834
12 サンライズジパング 872
13 ミックファイア 843
14 スレイマン 826
15 グロリアムンディ 816
16 ガイアフォース 851
※指数最高値との差が50以内の馬の中から買い目を決めています。
◎2:レモンポップ(指数920)
ダート現役最強馬が、ラストランを連覇で締めくくる。
未だ国内では連対を外しておらず、本格化して以降の直近2年は、国内では負けなしの活躍。
昨年のこのレースでは、不利な大外枠をものともせず、1馬身1/4差の逃げ切り勝ち。
ダッシュ良くハナへ立つと、1角までにラチ沿いを取り、この時点で大外枠の不利は払拭。
自分のリズムで運んで直線入り口でも余力十分。
坂を上がって後続を振り切り、そのまま押し切った。
初距離も難なく克服し、JRAダートG1春秋制覇を果たした。
今年初戦の海外遠征こそ振るわなかったが、その後のさきたま杯、南部杯の地方交流G1を連勝。
特に前走の南部杯は、休み明けで仕上がり途上だったことに加えて、2着のペプチドナイルに執拗にマークされながらもキッチリと振り切って、着差以上の完勝だった。
南部杯からの臨戦は昨年同様で、ここを目標に万全の態勢を整えている。
1週前追い切りでは坂井瑠騎手が跨り、美浦ウッドコースで古馬3勝馬との併せ馬。
強めに追われた相手に対して、0秒3の追走から終い強めに追われて0秒6先着した。
7F96秒0、5F64秒7、ラスト1Fは11秒5と自己ベストをマーク。
久々だった前走を使った上積みは十分で、上手くピークの状態に持って来られたようだ。
ここは、展開面のプラスに働きそうだ。
メンバーを見ると、前走で逃げた馬もいるが、マイルでハナを切れるほどのスピード自慢はおらず、主張すればスピードの違いでハナに立てそうだ。
また、相手関係も昨年から大きく変わっておらず、新興勢力も脅かすほどではないと見る。
国内に限れば、G1(Jpn1)5勝を含む15戦12勝。
敗れた3戦も全て2着という素晴らしい成績を残してきた。
一時代を築いた名馬の雄姿を、最高の走りを見届けよう。
〇4:ペプチドナイル(指数905)
6歳にして本格化した今年のフェブラリーSの覇者が、逆転候補の筆頭。
レースでは、スッと行き脚がついて先行4番手。
3角で外へ出して進路を確保すると、4角も手応え十分。
直線は残り2ハロンから追い出すと反応良く伸びて、残り1ハロンで先頭に立つと、そのまま押し切って1馬身1/4差の完勝だった。
その後はかしわ記念3着、南部杯はレモンポップの3/4馬身差2着と好走しており、高いレベルで能力を示している。
1週前追い切りは藤岡佑騎手が跨り、栗東坂路で古馬3勝馬との併せ馬。
強めに追われた相手に対して、0秒8の追走から一杯に追われて併入した。
4F51秒2、ラスト1Fは12秒0と。上積み十分の動きを見せている。
武英師も、「成長の遅かった馬が、ここにきて本格化の気配。今までで一番の状態。」と自信を見せている。
近走はマイルを使われているが、1800mでも3勝を挙げており、2100mでも勝ち鞍があるなど、距離延長は歓迎。
引き続き得意の左回りで、前で運べて終いも確かな脚質も、先行有利の中京ダート向き。
立ち回り一つで逆転の可能性まで考慮したい。
▲8:ウィルソンテソーロ(指数902)
昨年のこのレースの2着馬が、鞍上強化での前進に挑む。
その昨年のレースでは、後方追走から勝負どころでは外を回らず距離損を抑え、直線を向いてから外へ舵を切る。
坂を上がるとただ一頭、弾かれたような勢いで急加速。先頭まで1馬身1/4差まで迫ったところがゴールだった。
先行決着に割って入っての2着で、地力強化を印象づけた。
その後は勝ち切れないレースが続いたが、前走のJBCクラシックで待望のG1(JPN1)初制覇。
早め先頭から、後続を4馬身突き放す強い内容だった。
1週前追い切りは、美浦坂路での単走追い。
終い強めに追われて、4F52秒8、ラスト1Fは12秒6と、上々の動きを見せている。
距離不足の感のあったフェブラリーSでは崩れたが、今年はドバイや韓国でも健闘し、この1年で一段と力をつけた。
今年もレモンポップが相手だが、昨年は出遅れて先行決着に割って入っての2着。
川田騎手騎乗も心強く、発馬さえ五分なら昨年以上も期待できる。
△1;クラウンプライド(指数897)
5歳秋を迎えて、充実一途のこの馬にも好走の期待がかかる。
一昨年のこのレースでのクビ差2着など、G1(Jpn1)で3度の2着があり、ここでも実力は上位。
昨年のこのレースで11着に敗れて以降は振るわなかったが、近2走は地方、海外のG3(Jpn3)を連勝。
特に前走のコリアカップは、2着のウィルソンテソーロに0秒9差をつけての逃げ切り圧勝だった。
それ以来3か月ぶりの実戦だが、調整は順調。
1週前追い切りは、栗東CWコースでの単走追い。
一杯に追われて、6F76秒4、5F62秒8、ラスト1Fは12秒0と芝並みの自己ベストをマークしている。
昨年は夏負けが尾を引いて、ここから大敗が続いたが、名実ともに完全復活。
ここも積極的な競馬で、強い本命馬に肉薄する。