8.エリキングは初戦が牛のような見た目で前走はプラス14キロ。前2走もそれなりに時計は出ていたが今回、明らかに攻め強化の色が濃い調整。他馬は明白に調教のギアが上がった感じがなくこの点がアドバンテージ。2勝とも手応えは着差以上の完勝で実績からも上位人気に支持される素材、京都芝2000mはキズナの庭でもある。前走同馬に詰め寄った4.ジョバンニが相手筆頭。勝負どころで捌きの違いがあってこの着差なら脚力差はほぼないかも。今一つ上積みを感じさせないが、前走はレース前からうるさかったのでソフトめの調整で良いのか。初戦が8.エリキングをマークするような形で次位着だった2.サラコスティだが前走は圧巻の逃げ切り。印上位二頭は折り合いに課題があるので前々でスイスイ運ばれると位置取りの差が顕著になるかも。5.クラウディアイは前走ロスなく回ったとはいえ時計良く2着馬が次走で強い内容で勝ち上がっている。

以下印外各馬評
1.テイクイットオール…初戦はスローの上がり勝負で決め手を見せたが最後は2着馬に詰め寄られ辛勝だったのがどうか。とはいえこの人気でキズナ産駒、期待値は満たすかも。

3.ウォータークラーク…地味な感じだが初戦も完勝、最終追いも上々。レースセンスの良さが光る馬、ココでも圏内はあっていいかも。

6.ローレルオーブ…低レベルの前走で最下位は不満。一度使って状態自体は上がっていそうだが。

7.スリーキングス…初戦が下げて差し返す面白い競馬で勝ち上がったがココに入って強調出来る程はない。最終追いは悪くなかったがこの厩舎なので初戦から時計は出ていた。