◎ファイツオンはデビュー前から脚力の高さをケイコで披露。すぐに勝ち上がれる素材と見込んでいたが、気性の幼さが災いし７戦目となった７月の札幌でようやく未勝利を脱出。その当時でも気の悪さは目立っておりどうなることやらと危惧していたが、放牧を挟んで栗東に帰厩してからの雰囲気を見る限りかなり気性の悪さは改善した模様。大型馬でも馬体に緩みは見られないし、相変わらず追ってからの切れ味は抜群。まだ息の入れ方が下手で現状ではこの距離がベストだろうが、馬体やフットワークからいずれはマイルまでなら通用しそうな雰囲気。今回だけでなく長く注目していきたい１頭だ。

○エールトゥヘヴンは脚力上位もレースが下手で、この内枠は決して有利とは言い切れない。抜け出すスペースがなく脚を余してしまう可能性を危惧したい。