エターナルタイムが今度こそ。過去10戦4勝2着2回3着2回。唯一掲示板を外した富士S6着も重賞初挑戦でGI馬ナミュールに0秒8差だった。主戦を務めてきたルメール騎手が「重賞を勝てる馬」と素質を高く評価している。今年に入って1200mに照準を合わせて、シルクロードS3着は馬群をさばくのに手間取ったが鋭く伸びてきた。福島テレビオープン2着は馬場のいいところを選んで立ち回ったが内をすくわれての惜敗。コース適性も証明した。軽い馬場の切れ味勝負が合うだけに開幕週の舞台はぴったり。久々だが力を出せる仕上がりで正攻法で抜け出す。
　ペアポルックスはオパールＳで脚を余して3着。差す競馬ができたが強力な先行馬が不在だけに今回は積極策でもいい。スピード勝負ならチャンスだ。ウインモナークは福島芝で3勝の巧者。昇級でも力は十分通用する。レッドヒルシューズは単騎逃げが望める展開が有利。大崩れないマイネルジェロディ、クリノマジン、決め手あるデュガも圏内。馬券はエターナルタイムからペアポルックスへの馬連と3連複1頭軸を買う。