【ウシュバテソーロ】前走が日本テレビ盃２着の結果に終わったが、逃げたウィリアムバローズがベストの競馬。道中は７番手追走ながらもラスト上り最速マークした脚力は、本番に向けて更に威力が増してくるだろう。日本が誇るダート最強馬。やる気スイッチが入るように、陣営も気持ちの向け方に最新の注意を払い順調に調整が進んでいる様子。

【フィアースネス】前走がトラヴァーズＳ優勝は、道中４番手追走から勝負処から徐々に進出、４角先頭には立つものの、抜け出して遊んでしまう一面があった。ヒヤリとする勝利ではあったが、これまでもフロリダダービー、ＢＣジュベナイル等のG１競走を計３勝の実績。

【ミクスト】前走がパシフィッククラシック優勝は、道中２番手追走で折り合いは完璧。コーナーで置かれがちだったものの、消耗戦に持ち込んでゴール前捉えた内容。本番を占うという意味においても同コースで弾みを付けたのは大きい。

【ハイランドフォール】前走がジョッキークラブゴールドカップ優勝は、道中２番手追走は逃げ馬を執拗にマーク。隊列はそのまま変わらず直線へ。ラストは後続を寄せ付けずに完勝は嬉しいＧ１競走初勝利だった。

【デルマソトガケ】始動戦となった日本テレビ盃５着に終わるが、昨年ブリーダーズカップクラシック２着と世界に実力を示した実績あり。UAEダービー優勝の経験や、米国競馬の経験も豊富。意外性発揮するか注目。

【フォーエバーヤング】前走はジャパンダートダービー優勝、ケンタッキーダービーでも３着僅差する活躍ぶり。しかし、揉まれたりする競馬に不安があるのは枠順からも厳しい競馬になりそう。

【シエラレオーネ】前走がトラヴァーズＳ３着、今年のケンタッキーダービー２着は日本フォーエバーヤングに先着したもの。相手なりに崩れない安定した走りが魅力。