◆京都ダートの馬場想定

　金曜朝時点で含水率3.8％と乾燥しており、金曜の陽気で2％台まで下がってくるはず。改修後の京都ダートは含水率が低いほうが内外フラットに出ており、上級条件では時計が出る割に差し届くレースが続いている。少頭数は素直に先行有利、上級条件多頭数は差し有利の馬場を想定。

京都1R　2歳未勝利　ダート1400ｍ
レース質：外枠・差し・短縮。ハイペース

　かなり先行馬と延長馬がそろったメンバーで、芝発走の内枠から出したい馬もいるのでペースは引き上がる。ハイペースの芝発走ダートは基本的に外枠短縮差し有利。消耗ラップの我慢比べになるので、長い距離を走れるような持続性が求められる。前走で速い流れを経験している短縮馬が差してくるレース質。

12.アンズアメ
　前走は初ダートだったが単勝1.1倍の先行馬がちぎる流れを追いかけて、砂を被りながらも5着に粘り込んだ。今回は距離短縮ローテで持続力を補完しつつ自然に差しに回る形になるが、前走でハイペースを経験している分、追走面では戸惑わずに済む。芝発走を生かして外目3列目辺りを追走したい。

　相手には、同じく大外枠から距離短縮ローテの13.ダイヤノゴトクをピックアップ。ダート替わりになるので砂を被らない枠はプラス。10.キョムランは実績上位で、このメンバーの外枠なら前を飲み込むように押し上げていける。ここまで本線だが、3列目に内目の枠から延長差し馬の1と5、1400mで控えた実績のある3、6まで押さえる。