東京芝１６００mで行われる２歳牝馬限定のG3戦。舞台となる東京芝１６００mは、向こう正面からスタートして、長い直線を迎えるので位置が取りやすいコースです。３コーナー手前で一旦坂を上るが再度下りの状態でコーナーに突入。カーブを使って息を抜くことができないので、マイル戦ながら消耗戦になりやすいコースです。スタミナと底力を求められますが、基本的には瞬発力を持っている子が有利です。加えてキャリアの浅い２歳馬戦なので使われての成長も大きいですから、追い切りの動きから、成長を感じる子は積極的に狙います。


◎８　ショウナンザナドゥ
新馬戦から好位からしぶとく伸びる競馬で能力の高さを見せてくれています。好位からもうひと伸びできるのでこの舞台で良さが増しそうです。一番評価しているのは追い切りの動きで、コースと坂路で積極的に乗り込まれて抜群の動きを披露。使われての成長を一番感じたので積極的に狙います。

◯２　ブラウンラチェット
好位から快勝。レースセンスの高さが光りましたし、まだ奥がありそうな走りから２戦目に期待します。

▲３　マイエレメント
使われての成長を感じる子。前走の脚が良かったので引き続き注目です。

△１０　カムニャック
新馬戦はノーステッキでの解消。先々が楽しみで、先週の時点で本命視していたが、追い切りでの動きから伸び代が薄そうなので△まで。

→繊細な牝馬たちが集まるレースですし、キャリアが浅いだけに比較がしにくいので、３連複で手広く相手選びをしています。