まぐの予想
14ライラック(9人気) | |
6マスクトディーヴァ(1人気) | |
5ブレイディヴェーグ(2人気) | |
12コンクシェル(7人気) | |
13モズゴールドバレル(14人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気(単勝オッズ) |
---|---|---|---|---|
1 | 5 | ブレイディヴェーグ | 2人気(3.6倍) | |
2 | 10 | シンティレーション | 10人気(37.2倍) | |
3 | 6 | マスクトディーヴァ | 1人気(2.3倍) | |
4 | 7 | フィアスプライド | 4人気(9.4倍) | |
5 | 15 | ルージュリナージュ | 11人気(42.7倍) | |
6 | 9 | フィールシンパシー | 13人気(106.9倍) | |
7 | 2 | アスコルティアーモ | 8人気(27.3倍) | |
8 | 4 | モリアーナ | 3人気(8.6倍) | |
9 | 12 | コンクシェル | 7人気(19.6倍) | |
10 | 3 | ラリュエル | 15人気(164.5倍) | |
11 | 8 | コスタボニータ | 6人気(19.2倍) | |
12 | 11 | セントカメリア | 12人気(71倍) | |
13 | 14 | ライラック | 9人気(33.8倍) | |
14 | 13 | モズゴールドバレル | 14人気(107.7倍) | |
15 | 1 | ハーパー | 5人気(12.7倍) |
券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
---|---|
馬連(流し) |
2通り 各1,000円
|
ワイド(通常) |
6−14
3,200円
|
ワイド(通常) |
5−14
3,000円
|
3連複(1軸流し) |
6通り 各100円
|
3連単(1着流し) |
12通り 各100円
|
合計 | 10,000円 |
払い戻し金額 | 収支 |
---|---|
0円 | -10,000円 |
Mペース想定:枠フラット・差し有利
◎14.ライラック
昨年は33.0秒の高速上がりをマーク。本格化したはずで、馬体の増減が激しかった春シーズンは度外視でも。休ませてついに本領発揮なるか。
前走・ヴィクトリアマイルはプラス8キロと、前々走で減った16キロを戻してきました。最内枠から中団で流れに乗りましたが、直線で全く反応がなく伸びませんでした。
前々走・阪神牝馬Sはマイナス16キロ。パドックを見ても寂しく映りました。良い位置で競馬を運べたとは思います。鞍上も「マイナス16キロの分が最後で応えてしまった感じだった」と述べています。参考外で構わないでしょう
3走前・有馬記念は後方で溜めて、さあこれから伸びるかと思わせて失速。2500mは合わないのかもしれません。
4走前・エリザベス女王杯は位置が後ろすぎました。最速の34.2秒の上がりで差を詰めただけに勿体なかったという印象。外からマクって一瞬は来そうな気配はありました。
5走前の府中牝馬Sは驚くべき内容で、かつて33.9秒の上がりが最速だった馬が33.0秒の上がりを使って3着に好走しました。1800mで先行できた点も評価できます。確実に力を付けたものだと考えています。
その付けた力を発揮できなかったのがその後のレース。
休んで状態面良化や馬体重増加があれば、狙えるでしょう。先行型の横山武史騎手もプラスに働きそうです。陣営は「プラス体重で出られそうだし、今年の春とは状態が違う。好メンバーだが、緒戦からいい勝負になっても」と前向きです。
○6.マスクトディーヴァ
前走・ヴィクトリアマイルは五分のスタート。800m通過45.4秒の超ハイペースで、中団待機の本馬には絶好の展開かに思えましたが、直線でモロに狭くなって急ブレーキ。丁度伸びかけていたところでした。インに切り返してからは猛追して0.2秒差。やはり地力は相当なものがあります。
前々走・阪神牝馬Sは外差し馬場だったので最内枠で危険視しましたが、上手く位置を取り、被されることもなく外に出して差し切り。
3走前・東京新聞杯はご存知の通り、致命的な出遅れ。あそこから6着まで追い上げたことにむしろ驚きました。
4走前・秋華賞の2着は進路を確保するまでに手こずっており、スムーズだったら勝っていた可能性まであると考えています。5走前・ローズSの1.43.0は破格。人気でも信頼しなければならないレベルにあります。
ただ、陣営は「休み明け感が強く、良くなってはいますが物足りない現状。ただ、牧場でしっかり乗ってくれていたので、息遣いは悪くありません」と微妙なニュアンス。死角もなくはないでしょう。
▲5.ブレイディヴェーグ
G1馬で能力は確かで。位置さえ悪くしすぎなければ。
前走・昨年のエリザベス女王杯は地力自体一番上だと見ていたので、最内枠で位置さえ悪くしなければ勝てるという見立てでした。鞍上のルメール騎手がしっかり位置を取りロスなく乗って完勝でした。スローで内枠先行有利だったのは確かです。
前々走・ローズSは1000m通過57.3秒の超ハイペース。出遅れて後方からに。直線に入っても後方で、かなり危ないと思って観ていましたが、あそこから2着に追い込んできたのは流石の能力。あの展開で崩れないのならここも問題ないでしょう。
東京芝1800mならさほど流れそうにもありません。位置さえ悪くしすぎなければ。陣営は「まだ乗り込み量は物足りませんが、この条件は合っていますし、次につながるようなレースを期待します」と述べており、絶対視はできない印象もあって。
☆12.コンクシェル
今回、同型がラリュエルだけなのは好材料で。
前走・クイーンSは同型ラリュエルを制して押してハナへ。1000m通過60.3秒なら苦しくはない流れ。4角から直線入口で後続を引き離しましたが、終いに甘くなって0.1秒差の5着。
前々走・ヴィクトリアマイルはオーバーペース。苦労して何とか逃げられた形で。3走前・中山牝馬Sは楽逃げを打てての逃げ切り。
4走前は逃げ馬が速くて2番手になりましたが、大逃げの番手の形になったのは良かったと言えます。恵まれたとはいえ、L1を11.4秒でまとめているのだからまだ余力はあります。1.45.5でも好時計ですが、時計短縮の余地はありで。
テンの遅い逃げ馬なので、外から被せていけるのはプラス。番手に付ける馬が弱ければ、恵まれて残る可能性も。
☆13.モズゴールドバレル
どこかで穴をあけるはず。今回の可能性も……!
3勝クラスの秋色Sは後半3Fが全て10秒台という見た記憶のないラップに。超スローだからこそのラップですが、上がり32.5秒を使える馬は限られています。どこかで穴をあけてくるはず。シュタルケ騎手の今回かもしれません。
前走・札幌記念はアウスヴァールが速くないペースでの離し逃げを打ち、先行馬有利に。外枠で後ろからになった時点で厳しかったですが、鞍上は「ジリジリ来ていますが距離的にはもう少し短い方が良さそうです」と述べていました。1800mはベター。
前々走・クイーンSは手応え良く回ってきましたが、4角でインにこだわったことでエンジンが掛かるのが遅れてしまいました。早めに外に出して位置を押し上げていくべきでした。鞍上も「4角から消極的に乗ってしまいました。折角乗せていただいたのに申し訳ないです……」と反省の弁を述べていた程。洋芝適性の高さは見せました。
3〜5走前があまりにも案外な敗退で、重賞では厳しいのかとも疑いましたが、クイーンSでようやく良さが見えました。洋芝も合っているのでしょう。2勝している東京も合うはずで、シュタルケ騎手の好騎乗があれば。
以下は無印の馬について。
1.ハーパー
現状、速い上がりを使えず、東京向きではなくて。
前走・ヴィクトリアマイルは五分に出て後方待機。早めに手応えがなくなり殿負けに終わりました。鞍上は「昨年のいい頃の状態にまだ届いていない印象」だったと述べています。
前々走・大阪杯は先行できましたが、他馬のマクりが入って位置を悪くした形に。それでも勝負どころで早々に手が動いており、直線も伸びず。
昨年の有馬記念で0.7秒差に踏ん張ったり、エリザベス女王杯で上がり34.8秒で3着に入線したり、レース上がりの掛かるレースがベスト。今回は買える要素がなくて。
2.アスコルティアーモ
恵まれての連勝で出世が早すぎた感が強くて。
前走・関越Sは1000m通過58.3秒の逃げ。馬場を踏まえればオーバーペースではないものの少し速かったのは確か。直線の手応え十分に見えましたが、残り200mを切って失速。鞍上は「距離が長そうです。いい手応えでしたが、ラスト200メートルで一気に止まってしまいました。距離はマイルまでかもしれません」と述べていました。
前々走・センテニアル・パークSは1000m通過60.6秒と緩めの流れを先行。逃げたケイアイセナを捉えるだけの競馬。3着馬に終い猛追されていますが、L2は11.0-11.2できちんと伸びています。
3走前・2勝クラスは1000m通過61.3秒の緩いペースを先行。L2を10.9-11.6の余力ラップでまとめて押し切りました。
距離ということはなさそうですが、クラスが上がるとマイルがベターなのかもしれません。
3.ラリュエル
速めのラップを先行して、瞬発力勝負にさせなければ。
前走・クイーンSはさほど主張せずインの好位に収まりましたが、その後、外から被されて位置を悪くしました。4角で10番手まで下がって差して来るような馬ではないですが、それなりに盛り返していました。勝ち馬とは僅か0.4秒差。
前々走・巴賞はスタートで寄られる不利。その後は行き脚が付いてインの3番手から。直線では一旦2番手まで浮上したものの、最後に差し馬勢に捕まって0.5秒差5着。5F通過59.8秒はやや速かったので、もう少し遅めのペースで逃げか先行できれば。プラス10キロと馬体を戻してきたのは好材料でした。
前々走・福島牝馬Sは先行有利のレースで先行していたので少し情けない結果に終わりましたが、陣営は「もともと食いが細く、久々の方がいいタイプ。輸送後の体の維持、それに折り合いが難しいので、気分良く走れるかも鍵になるでしょうね」と述べていました。馬体減が敗因でしょう。
近走は番手からでも競馬ができる馬になっています。コンクシェルの2番手になりそう。上がり勝負では分が悪いのでやや速めのラップで飛ばして行ければ。陣営はGI馬も含め、相手が揃いましたが、楽に行かせてもらえれば」と述べていますが、コンクシェルがいる以上、それは叶わなそうで。
4.モリアーナ
高い力はあるものの、G1級の馬が揃っていて。
前走・クイーンSは外枠勢を評価しましたが、14番枠の本馬に関しては武藤雅騎手に手が戻る点を嫌って無印に。出負けして後方から。ドゥアイズの後ろから追い上げ体勢に入りましたが、逆に離されてしまいました。外目を回された挙げ句に初角でハミを噛んだという話です。
前々走・ヴィクトリアマイルはスタート五分も、控えて後方から。終いはドゥアイズと0.1秒差のところまで差を詰めてきましたが、ドゥアイズの方が展開不利だったという見立てです。
3走前・阪神牝馬Sもすぐに控えて後方待機。ドゥアイズに先んじて追い込んできましたが、終いの脚色は出遅れたドゥアイズが勝っていました。
岩田康誠騎手に乗り替わるのはプラスで、あとは相手関係。ドゥアイズより下なら通用する可能性もありますが、もっと積極的に狙いたい馬がいるので見送ります。
7.フィアスプライド
昨年は敢えて控える競馬に。位置を取れる今なら問題ないものの、デムーロ騎手に乗り替わりと休み明けがカギで。
前走・安田記念は残り200m地点でほぼ先頭。そこから突き放されましたが、0.5秒差なら大健闘。
前々走・ヴィクトリアマイルは800m通過45.4秒の超ハイペースを先行しながらも手応えが良く、一旦は完全に先頭に立つ見せ場十分の競馬。0.2秒差2着は相手の不利などにも恵まれたものですが、本馬も終い11.9秒で踏みとどまっている計算になります。
昨年は外枠で位置を取れず後方から。鞍上は外を回される危険性を考えて下げたそうです。上がり最速の32.6秒という鋭い脚を使っても届かずの4着。展開不利だったことを思えばかなり強い内容です。
休み明け成績が良くない点とデムーロ騎手に乗り替わる点がカギ。
8.コスタボニータ
5歳になって力を付けてきているものの、相手がG1級で。
前走・小倉記念はレコード決着の2着。大逃げの二番手という恵まれた位置ではありましたが、終いは追い上げてきた馬たちも本馬とほぼ同じ脚色に。重賞にしては相手が小粒だったのは確かですが、ディープモンスターを封じ込んだのだから力は示しています。
前々走・マーメイドSは出遅れで度外視。
3走前・福島牝馬Sは内枠先行有利のレース。最内枠の好枠から先行したとはいえ、直線で狭くなってまともにブレーキの掛かる不利。あそこから差したのはインパクト大で。
9.フィールシンパシー
このメンバーでは格下で、恵まれてどこまでやれるか。
前走・ヴィクトリアマイルは好発。800m通過45.4秒の超ハイペースで、コンクシェルを行かせての2番手から。かなり厳しいペースだったので度外視で構いませんが、すぐ後ろにいたフィアスプライドが2着に踏ん張っているので力的に劣るのは確かでしょう。
前々走・福島牝馬Sは先行馬有利。位置を取ったことで外枠の不利は帳消しに。ウインピクシスを競り落としての2着なら想像よりも粘った印象ですが、勝ったコスタボニータは致命的な不利を受けていました。
10.シンティレーション
前走好時計も評価難解。それ以前のパフォーマンスからは買えなくて。
前走・新潟日報賞は1000m通過57.6秒のハイペース。内枠を生かして中団インで脚を溜められました。直線もそのままインを突いて差し切り。1.44.1は関越Sのレコードに0.1秒差に迫る好時計。時計の出過ぎる馬場だったので判断が難しいところですが、2着トロヴァトーレが上がり32.9秒を使って届かなかった通り、本馬の位置はほぼベストだったか。
前々走・パールSはごく普通に回ってきて伸び負けした形。
3走前・スピカSは不利な外枠から位置を取りに行ったことで噛むところがあったという話。直線の追い風強力な日。差し馬有利だったとはいえ、0.3秒差4着。重賞で、しかもG1級の馬が揃ったここは相手が強くて。
11.セントカメリア
このメンバーで後方一気が届くかは微妙で……。
前走・小倉記念は1000m通過57.6秒のハイペース。超高速馬場で前も残れてはいますが、基本的に差し馬有利だった判断。終いの脚は一番だったものの、届かず0.3秒差3着まで。
前々走・マーメイドSはダッシュが付かず後方から。直線は内目を突いて伸びてきて6着。こちらも大逃げのあるハイペース戦で展開が向いています。
3走前・都大路Sは最後方から。1000m通過59.8秒なら前も残れるペースでしたが、よく最後方から3着まで来たなと感じる好内容。ただ、この追走力では今回、買いにくいなという印象です。
15.ルージュリナージュ
後方一手の馬。現状、古馬重賞で通用するには展開の助けが必要で。
前走・エプソムCは高速持続戦で、縦長馬群になったので差し馬不利。直線は外から伸びてはいましたが、前と脚色がほぼ同じ。差が詰まりませんでした。
前々走・ヴィクトリアマイルは出遅れて最後方から。800m通過45.4秒という超ハイペースになったので、展開が向いたとはいえ、上がり最速で5着。G1だったことを考えれば上々の結果でしょう。
3走前・中山牝馬Sはスタート後に隣の馬と衝突する不利。ドスローを後方からになってしまっては厳しい。
4走前・東京新聞杯は内枠でしたが、あまりインにはこだわらず。8着まで追い上げたなら及第点でしょうか。大きく出遅れたマスクトディーヴァに先着されており、決して小さくない力差があるはず。
5走前・ターコイズSは出遅れて後方から。4角では大外に出して進出を開始しましたが、外を回ったロスが響いて間に合わず。終いまで伸びてはいました。
後方一手の馬で、古馬重賞で通用するには展開の助けが必要でしょう。スタートが悪い点も気がかりで。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。