まぐの予想
5チェルヴィニア(1人気) | |
14ステレンボッシュ(2人気) | |
6ラビットアイ(15人気) | |
7チルカーノ(12人気) | |
8コガネノソラ(9人気) | |
11ランスオブクイーン(6人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気(単勝オッズ) |
---|---|---|---|---|
1 | 5 | チェルヴィニア | 1人気(2.3倍) | |
2 | 10 | ボンドガール | 5人気(14.6倍) | |
3 | 14 | ステレンボッシュ | 2人気(3.9倍) | |
4 | 12 | ラヴァンダ | 13人気(123.2倍) | |
5 | 13 | クリスマスパレード | 8人気(19.7倍) | |
6 | 2 | ミアネーロ | 4人気(13.5倍) | |
7 | 4 | タガノエルピーダ | 7人気(18.1倍) | |
8 | 7 | チルカーノ | 12人気(55.5倍) | |
9 | 8 | コガネノソラ | 9人気(27.4倍) | |
10 | 1 | ホーエリート | 14人気(125.7倍) | |
11 | 6 | ラビットアイ | 15人気(145.2倍) | |
12 | 9 | アドマイヤベル | 11人気(51.5倍) | |
13 | 15 | セキトバイースト | 10人気(33倍) | |
14 | 11 | ランスオブクイーン | 6人気(16.7倍) | |
15 | 3 | クイーンズウォーク | 3人気(6.8倍) |
券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
---|---|
3連単(フォーメーション) |
4通り 各800円
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3連単(フォーメーション) |
4通り 各600円
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3連単(フォーメーション) |
4通り 各600円
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3連単(フォーメーション) |
4通り 各500円
|
合計 | 10,000円 |
払い戻し金額 | 収支 |
---|---|
0円 | -10,000円 |
展望:Sペース想定:内枠やや有利・先行やや有利・後方不利
今年の牝馬クラシック路線は2歳の時からハイレベルでした。
結局、そのクラシック路線の馬が強いままで、思いの外、新興勢力が台頭してきませんでした。オークスの1.2着馬は崩れないと考えました。
セキトバイーストが外枠からハナを奪うであろうメンバー構成。他、隊列を乱すような馬は不在。前半のペースは緩み、後半4-5F戦になると予想しました。
◎5.チェルヴィニア
素質高く、先行できる脚もあって。
前走・オークスはやや出負けも中団から。終い11.4秒を差し切っているだけにまだ余力はあったはず。
前々走・桜花賞は長期休養明けの影響があったとしか思えません。外枠でスタート一息も力み気味に進出。直線で挟まれる不利もありましたが、もうすでに脚は残っていませんでした。
3走前・アルテミスSは余力ラップ基準オールクリアに加えて、L2は11.2-11.0の加速ラップ。未勝利勝ちのL5の57.7秒も、1800mだったことを踏まえれば超が付くほど優秀。
枠も良いところを引きました。一番強いという見立てで。
○14.ステレンボッシュ
今年の牝馬クラシック路線(特にマイル)は超ハイレベル。2000mならクラシック上位組が中心。
前走・オークスはスタート五分で中団から。残り200mで先頭に立って押し切りを図りましたが、勝ったチェルヴィニアが一枚うわてでした。L1は11.4秒で、本馬は11.5秒で駆け抜けているはず。相手が悪かったという他ありません。
前々走・桜花賞はスタート一息も促して中団確保。4角でアスコリピチェーノが外に膨れたことで、スムーズに進路を確保できました。残り200mほどで先頭に立つと、終い11.5秒でまとめて押し切りました。
3走前・阪神JFは直線で外に出してからまた内に切り返すロスが最後のクビ差に出たという内容。終いの勢いはアスコリピチェーノを上回っており、スムーズかどうかだったの差でしょう。
4走前の赤松賞はL5が58.1秒、L4が45.9秒、L2が11.1-11.3で、アルテミスSにも大きく見劣りしないハイレベル戦でした。
外枠は多少不利ではありますが、実力の高さから崩れないでしょう。
☆6.ラビットアイ
ヨーロッパ血統のパワータイプなのは気がかりも、力は認めていて。
前走・ローズSは中団インでロスなく回ってきましたが、全く伸びず殿負け。鞍上はほぼ追っていませんでした。爪普段で放牧に出していたそうですが、それが響いたものだとしか思えません。
前々走・フラワーCは差し有利の流れ。初角手前で引いて後方から。がら空きになったインを突いて4着。伸びにくいインを突いてのものだから恵まれたとは思っていません。
3走前・つばき賞は世代屈指のハイレベル戦。L5が58.1秒、L4が45.4秒でしたが、当時の馬場を考えれば相当に速い水準。出入りが非常に激しいレースで、本馬は出負けからリカバリーして2番手に。そこから外の馬に交わされて5番手辺りで落ち着きました。終いは外から良い脚で伸びてきましたが、届かず。メイショウタバルに0.3秒差なら十分に高く評価できる内容です。
陣営は「京都の2000メートルは紛れのあるコースだが、この馬は自在に動けるタイプ。春一連の競馬ができれば恥ずかしいレースにはならないと思う」と案外強気。横山典弘騎手のマジックが見られるか。どう乗るかは鞍上に任せるのみ。
☆7.チルカーノ
素質高く、穴としての魅力はある。
前走・長久手特別は1000m通過60.8秒で前も残れるペース。離れた4番手でしたが、4角では馬群が凝縮。L2を11.2-11.4の余力ラップで差し切り勝ち。2着イトカワサクラが迫ってきても抜かせそうもない手応えでした。
前々走・稲荷特別は2番枠で好位イン。3角で早めに外に出して5頭雁行状態の内から4頭目。手応え良さそうでしたが、陣営は「少しの力みが応えました」と述べていました。L2は11.4-11.4の持続&余力ラップで、0.4秒差。1.58.8で走破しているならそのまま足りる可能性も。
3走前の矢車賞は特筆すべき点のない時計・ラップ。同コースの京都新聞杯の方が明らかにレベルが高かったと言えますが、勝ちは勝ち。
もう少し位置を取って欲しい馬で、前々走のような位置を確保できれば。また、鮫島克駿騎手はインにこだわる騎乗が売りの騎手。好位のインで脚を溜めていれば、出番が回ってきても。
☆8.コガネノソラ
自在性高く、力も十分。少し出が悪いので内枠が欲しかった。
本命を打った前走・クイーンSはやや外目を回されましたが、当時の札幌は外回しがさほど不利ではありませんでした。勝負どころで位置を押し上げて差し切り。2着ボンドガールの方が明らかに強い競馬はしていますが、あちらはここ2戦、不器用な競馬になっており、折り合い面にも課題が残ります。
前々走・オークスは距離が敗因だとしか思えない惨敗。度外視。陣営は「これからという時にゴチャついたのが痛かった」と述べていました。
3走前・スイートピーSは5F通過57.5秒の超ハイペース。展開こそ向いてはいますが、本馬自身は終い11秒台前半でまとめているはずで余力十分。1.45.6はかなりの好タイム。
4走前・1勝クラスはL2が12.1-11.7の加速ラップ戦。5F通過60.0秒とペースが流れた上での加速ラップなので素直に評価。出負けしましたが、リカバリーして4番手から。直線も脚色がしっかりしており、後続に交わされる雰囲気は全くありませんでした。
やや出が悪いので内枠が欲しかったところですが、8番枠ならギリギリ問題ないと見ても。丹内祐次騎手が上手く乗っていたので、坂井瑠星騎手に乗り替わるのも不安の方が大きいですが、新味を引き出してくれる可能性も。
☆11.ランスオブクイーン
高速馬場の方がパフォーマンスが高くて。
前走・夕月特別は稍重馬場。これが合わないと思って無印に。4角の手応え抜群もインの前残りを許しての3着。鞍上が少し外に出しすぎた感があるので悪くはありません。
前々走・1勝クラスは出遅れ。早めに位置を押し上げて差し切り。1000m通過59.0秒のハイペースながらL2は11.0-11.7の余力ラップに。新潟内回りでのラップなので評価して良いでしょう。
3走前・オークスは直線を向いて先頭に。少し先頭に立つのが早すぎて、残り300mで勢いが鈍る形に。強気の競馬で0.4秒差5着なら悪くないどころか、かなり優秀な内容。未勝利を勝ったばかりの馬がする競馬ではありませんでした。
4走前の未勝利勝ちのL2は11.2-11.2の余力ラップで差し切り。5走前は外差し馬場で、勝ったチェレスタに展開が向いただけです。
初戦と2戦目は低速馬場。高速馬場の方が良いタイプで、今回あり得るでしょう。
松山弘平騎手が外枠から位置を取るか、道中で位置を押し上げていければ。
以下は無印の馬について。
1.ホーエリート
馬場が渋って欲しかったところで。
前走・紫苑Sは中団待機。上がり3位の脚で差を詰めましたが、2.3着のミアネーロ・ボンドガールには明確に伸び負けしています。
前々走・オークスはやや出負け。後方で脚を溜めて3角から外目をマクっていきました。鞍上は「結果的には早仕掛けに見られるかもしれませんが、過去のレースを見ても切れる脚を使ったことがありませんからね」と述べていました。残り200m手前で止まりましたが、そこまでは見せ場十分。1.0秒差なら大きく負けた訳ではありません。
フラワーCは押して出していきましたが、初角でハミを噛んで下げざるを得なかったという話。よく伸びてきましたが、12秒前後が続くラップで、前に苦しい流れ。控えたことで展開は向いたと見ています。
切れ味で勝るタイプではないので、ハイペースの消耗戦や道悪にでもならなければ厳しくて。
2.ミアネーロ
上手く行ってのレースが多く、今回は展開向いてもどうか。
前走・紫苑Sは開幕週としては絶好の最内枠。中団インで流れに乗り、直線やや外に持ち出すほぼ完璧な競馬ができました。負けたのはアンラッキーだったにしても、3着ボンドガールの方が末際立っていて。
前々走・オークスは鞍上が「1番枠は厳しかったです」と述べていました。道中は内をロスなく進出していきましたが、前の馬が馬場の悪い内を避けていたからこそできたレース。直線も伸びない内を通されたので進路面の不利が響きました。鞍上は「まだ体力的に2400メートルを走り切る体ができていません」と述べていました。
3走前・フラワーCは道中イン。直線は残り200m手前で少し外に出すほぼ完璧な立ち回りで勝利。
今回も好枠ですが、メンバーも強化されて流石に厳しいという見立てで。
3.クイーンズウォーク
人気馬で嫌うならこの馬。
前走・ローズSは1000m通過60.3秒とさほど速くなかったのにセキトバイーストの大逃げに。2.4着馬の一列ほど後ろの好位置だったように思います。伸びは際立っていましたが、2.4着馬が切れる脚を使えないタイプ。上がり最速の5着レガレイラは位置取りに苦労していたので他馬の凡走に助けられた感は否めません。また、1番枠も絶好枠でした。
前々走・オークスは超ハイペースに巻き込まれない位置の離れた5番手から。一度交わしたかに見えたランスオブクイーンにギリギリ先着の4着でした。
桜花賞に関しては、陣営が「オークス向き」と判断していたので参考外で良いかもしれませんが、それでも前にいたエトヴプレに終いの伸びで見劣っていたのはいただけません。クイーンCは3.4角の追い風が強く、L5の57.7秒は数字ほどの信頼できない印象です。
中内田厩舎のダノンファンタジーやリアアメリアと少し被る部分があります。ローズSで全力を出して秋華賞ではお釣りが少なくて凡走、ということはあり得そうで。
4.タガノエルピーダ
戦績を積んで底が見えた感が強くて。
新馬戦は余力ラップ基準オールクリアのハイレベル戦。2着クランフォードは3勝クラスをレコードで勝利しました。
前走・ローズSは速くない大逃げがあり、先行馬有利。本馬はインの好位でロスなく回ってきました。3着はありそうでしたが、終い少し甘くなって4着。さすがに底が見えた感が強い(イン自体はそう悪くなかったという判断です)。
前々走・オークスは超ハイペースに巻き込まれる形。度外視。
3走前・忘れな草賞は1000m通過58.1秒の超ハイペース。早めに追いかけたとはいえ、終いは12.1秒まで失速。
母系が長距離血統ですが、今後、距離短縮で見てみたい馬です。ただ、京都は合うタイプでしょう。
もし好走したら……、馬にゴメンナサイです。
9.アドマイヤベル
力で見劣るか。
前走・オークスはやや外目を回されたとはいえ直線伸びず。力負け。鞍上は「直線少し待たされて切れ味勝負になってしまいました」と述べています。33秒台の上がりは使えていますが、切れ味だけなら上がいるイメージ。
前々走・フローラSは好位追走から完勝。勝ち時計の1.59.0は優秀ですが、L5が59.7秒で、L2が11.6-11.8。ハイレベルだった昨年の勝ち時計が1.58.9で、L5が58.1秒、L2が11.3-11.6。今年はレベルが高くなかったという判断。
10.ボンドガール
地力高いものの、気性面から出して行けるかがカギ。
前走・紫苑Sはやや出負け。後方インで脚を溜める競馬。3.4角はインをロスなく回ってきましたが、直線は行き場がなくなりピンチに。最後は猛追したものの0.2秒差3着まで。
前々走・クイーンSは好発を決めましたが、外から他馬が被せてきたこともあって後方へ下げる競馬。4角でも後方で大ピンチかと思いましたが、狭いところを割って最後は猛追。あと少しで勝てていました。
3走前・マイルCは先行。序盤力み気味でしたが、馬の後ろに入って我慢。直線も手応えが良く、インから抜け出しにかかったところで狭くなるアンラッキー。それ以降は追っていなかったので度外視で構いません。
今回、陣営が「後方からになるので枠順は気にしていなかったが、終いが生きる展開になってほしい」と述べています。先行策を取ってもらいたかったので、陣営のこの発言で買いにくくなりました。
12.ラヴァンダ
力不足で。
前走・ローズSはやや出負けからリカバー。先行して有利な展開でしたが、伸びきれず0.6秒差7着。
前々走・オークスは離れた6番手通過で悪くない位置で競馬ができました。残り200mで完全に失速しており、鞍上も「最後は距離が長いと分かる競馬でした」と述べていました。
3走前・フローラSは内枠を生かして全くロスのない競馬ができました。これだけ完璧に乗ってアドマイヤベルに負けていては……という印象。カニキュルは完全に展開面で不利がありましたが、こちらは完璧に導いての2着です。
13.クリスマスパレード
前走評価難解も、春までのパフォーマンスでは足りないはずで。
前走・紫苑Sは強い直線の追い風&超高速馬場。ラップの評価が難しく、他馬比較で判断します。4着フォーザボーイズの一列前で運び、その差が付かず離れずの形で勝利。フォーザボーイズは高く評価していた馬ではなく、本馬も評価は据え置き。
前々走・関東オークスはダート。参考外。
3走前・フローラSは出負け。大外枠から出していきましたが、引っかかってしまいました。直線は内にヨレて他馬に不利を与える側に。レースレベルは決して高くなかったので、0.3秒差の4着では今回、足りないという見立てで。
15.セキトバイースト
前走はかなり恵まれての3着。距離面で不安拭えず。
前走・ローズSは1000m通過60.3秒とさほど速くない大逃げを打てるという幸運。12秒前後が続くラップ。加減速が少なく消耗も最低限に抑えられた印象。ほぼ完璧の展開で2頭に交わされた以上、今回は厳しいだろうという見立て。
前々走・桜花賞は外差し馬場。800m通過が46.3秒と流れたので内目を先行したのは展開面で不利。0.6秒差7着は先行勢としてエトヴプレに続く着順。
3走前・チューリップ賞は800m通過46.0秒のハイペースで逃げて2着に残す強い内容。力自体は高いものの……。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。