◎チェルヴィニア

オークス馬チェルヴィニアの2冠制覇に期待、

前走オークス(GI)は桜花賞(GI)大敗から見事に立て直しての勝利も陣営の話だと毛艶がひと息で体調は良くなかったとの事！

それでいてレースは直線外から突き抜け②着ステレンボッシュを交わす時は手前をコロコロ替えて遊ぶ余裕を見せる着差以上に強い競馬だから恐るべし。

万全の状態ではなかった春2戦と違い今回は順調で体調が良くなければこなせない様な異例のWコース8F追いを2週連続でおこない、

9/25    111.0-94.5-79.7-65.7-51.9-38.2-24.7-11.8 馬なり

10/2    112.9-96.4-80.3-65.4-50.9-37.0-23.8-11.4 馬なり

木村哲調教師もコメントした様に惚れ惚れするフットワークは凄いの一言でタイムも速く逆にオーバーワークを心配するレベルですが、

陣営のコメントでは「走りのバランスは良く、息遣いも余裕を持ったままでしたし、前回よりも毛艶は良いですね」と楽にこなしており体調の良さに疑う余地はない！

有力馬の共同会見でルメール騎手の「勝つ自信があります」コメントが出るかどうかは結構大きなポイントで今回は出たので期待していい。

 

◯ステレンボッシュ

阪神JF(GI)②着、桜花賞(GI)①着、オークス(GI)②着と世代トップクラスの実力は明らか、前走オークスは1番人気でマークされる立場で早目先頭に立った分チェルヴィニアには交わされたが③着以下は寄せ付けなかった事、道中落鉄していた事を考慮すれば負けて強し。

ただ今回は中間順調とは言えず2週前追い切り後硬さが出たとの事で週末追いの時計を出さず、

1週前追い切りも木曜日に1日づらしてWコースではなく坂路と本来のパターンではなく、注目の最終追い切りが

Wコース6F 81.3-66.1-50.6-36.3-22.9-11.4 G前仕掛け

とタイム的には文句なしも併走した秋華賞出走のミアネーロに手応え劣勢でチェルヴィニアとは対照的な内容なのでオークス超自信の◎評価も今回は◯に下げました。

 

▲ボンドガール

クイーンS(GⅢ)紫苑S(GII)共に折り合い重視で控える競馬で鋭い末脚を使うも惜敗、

得意に前走は超高速馬場のスローペースでレースの上がり3F 11.6-11.4-11.0秒の高速加速ラップで後方から差し切るのは不可能な展開を、

直線最内から大外まで馬群を捌きながら切り返し、まともに追えたのはラスト150m位ながら上がり最速タイの33.0秒の脚で0.2秒差③着はヤバい！

2連敗だが鞍上の武豊騎手は使える脚は把握したはず、内回り直線平坦でも差し追い込みが決まる事が多い秋華賞、スムーズなら一発あるぞ。

 

△クイーンズウォーク

桜花賞(GI)伸び負けは距離不足、オークス(GI)ゴール前脚色鈍ったのは距離が長い、前走ローズS(GII)圧勝を見たら2000mはベスト、

超大型馬だが好位で立ち回れる器用さもあり京都内回りも問題ない、共同会見で川田騎手が騎乗した1週前追い切りが好タイムをマークするも「正直良くなかった」とのコメントは驚いたが、見た目にはどこが悪いのか疑問で求めるレベルがそれだけ高いと解釈します。

 

△セキトバイースト

前走のローズS(GII)は2週前の台風の中で開催した影響で稍重でも内ラチ沿はかなり悪い馬場で逃げ粘り0.2秒差③着、

春にはチューリップ賞(GII)でも0.2秒差②着に逃げ粘っており単騎で逃げれば相当渋太いタイプ、

逃げ馬は当馬1頭だけで全くの人気薄、ノーマークの逃げ粘りは要注意。

 

☆ランスオブクイーン

オークス(GI)では未勝利戦勝ったばかりの中2週の格上挑戦と厳しい条件ながら☆評価で大穴狙いで③着と同タイムでクビ+ハナ差⑤着！

③着なら▲◎☆で3連複292.2倍的中だっただけに▲◎△3連複16.9倍的中では悔しさしかなかった！

だからと言う訳ではないがGIで大外18番から0.4秒差⑤着の実力ながら前走は2勝クラスでタイム差なしの③着と良い意味で相手なりの馬、こうゆうタイプは相手が強くなった方が競馬はしやすく人気に関わらず押さえは必要。