馬番 馬名 指数
1 エコロデュエル 758
2 アサクサゲンキ 730
3 ケイティクレバー 728
4 サクセスエース 731
5 ジェミニキング 726
6 ニシノデイジー 759
7 ジューンベロシティ 777
8 ブラックボイス 750
9 オールザワールド 747
※指数最高値との差が50以内の馬の中から買い目を決めています。
◎7:ジューンベロシティ(指数777)
ジャンプ重賞3勝と実績は十分で、新世代の実力馬として混戦のジャンプ界制覇へ向けて、負けられない戦いへ挑む。
2走前の中山グランドジャンプでは、好位からしぶとく伸びて、3馬身差の2着に好走。
先団を見ながらの追走で、うまく脚をためて飛越もほぼ安定。
理想的にレースを進めることはできた。
それでも勝負どころの反応は鈍ったが、最後は外にヨレながらも粘り強く脚を使って2着に踏ん張った。
そして前走の東京ジャンプSは、逃げ切ってクビ差の着差以上の完勝。
カラ馬を避けてハナへ立ち、向正面で他馬に前へ出られたが、2周目6号を飛越後に再び先頭。
直線は2着馬とのマッチレースをクビ差制した。
3着馬は更に5馬身離しており、2着馬は次走で重賞制覇。
本場の強さが際立つ結果となっている。
ここは4か月半ぶりの実戦だが、久々を感じさせない動きを見せている。
1週前追い切りでは高田潤騎手が跨り、栗東坂路で2歳未勝利馬との併せ馬。
強めに追われた相手に対して、0秒7の追走から馬なりで併入した。
4F51秒7、ラスト1Fは12秒7と、上々の動きを見せている。
鞍上の高田潤騎手とも(2.1.0.1)と好相性。
実力はJG1に手が届くところまで来ており、勝って暮れの大一番へと駒を進める。
○6:ニシノデイジー(指数759)
8歳馬だが障害キャリアは思いの外少なく、もうひと花咲かせるだけの能力は持っている。
3走前の中山大障害は、前々で踏ん張るも10馬身離された2着。
発馬を五分に出ると、中盤から2頭で後続を離す形。
大いけ垣を飛越後に単独先頭に立つと、3角で勝ち馬に交わされてからも踏ん張って2着は確保した。
2走前の阪神スプリングジャンプは、前々で運ぶも終い離されて2秒5差の4着。
2番手から。折り合いも問題なく、いいポジションで立ち回る。
タスキに入るところで先頭に立つが、向正面ではまた前に出られ、3角では勝ち馬に交わされてしまう。直線は踏ん張りを欠いていた。
そして前走の中山グランドジャンプは、スムーズさを欠いて0秒9差の3着。
前半は好位で折り合っていたが、大竹柵を飛んだところで勢いがついて先頭へ。
その後はムキになってしまい、少しきつい流れになった。
更に勝負どころの第8号障害では、飛越が低く勢いが削がれるロス。
そこで2頭に交わされて厳しい形だったが、最後まで踏ん張ってこの馬らしさは存分に見せた。
それ以来半年ぶりの実戦だが、順調に調整されている。
1週前追い切りでは五十嵐雄騎手が跨り、美浦ウッドコースでの単走追い。
強めに追われて、6F84秒5、5F68秒1、ラスト1Fは12秒1と、久々としては時計も動きも上々だ。
実績は十分だけに、斤量62キロでも好勝負が期待できる。
▲1:エコロデュエル(指数758)
4走前の京都ジャンプSで重賞初制覇。
出脚はついたが控えて中位。
外枠の分もあって徐々に位置が下がり、バンケットで躓いて更に後退。
中盤からは促しながら何とか隊列についていくと、2周目3角過ぎに行き脚がついてグーンと進出。
3番手で最終障害をクリアし、前を行く2頭の間を割って抜け出した。
飛越は粗削りで、まだまだ良化の余地を残しながらの快勝だった。
3走前の中山大障害は、大きく離された3着。
初コースで初めての大障害、63キロの斤量も初めてと、厳しい条件でも良く踏ん張っており、収穫ある内容だった。
2走前の阪神スプリングジャンプは、上手く立ち回って7馬身差の2着に好走。
スタートは良かったが、障害飛越に安定感を欠き、徐々に位置が下がっていく。
タスキを抜けてから追い上げに入り、徐々にポジションアップ。
勝ち馬は強過ぎたが、最終障害を飛んでから2番手に上がり、3着以下を離してのゴール。まだ良化の余地を残しての好走だった。
前走の中山グランドジャンプは、1秒6差の4着。
飛越が安定して、離されずについて回る。
勝負どころでは2着馬と並んで追い上げたが、最後はさすがに苦しくなった。
ここは半年ぶりの実戦だが、稽古の動きは上々だ。
1週前追い切りでは、美浦ウッドコースで古馬2勝馬との併せ馬。
馬なりの相手に対して、0秒4の追走から強めに追われて併入した。
6F82秒9、5F67秒3、ラスト1Fは11秒7と前走時並みの時計を出して上々の仕上がりだ。
まだ5歳と若く、障害キャリアも僅か8戦。
一戦ごとにレースぶりも良化しており、心身ともに成長した姿で、楽しみな秋初戦を迎える。