◎9.スリーピース
スリーピースの前走は600ｍ通過35.1秒の楽なペースでの逃げ。逃げて上がり36.4秒と速い上がりでまとめましたが、これで交わされたのは相手が悪かったとしか言えません。鞍上も「普通なら楽に勝っていいところでしたが、相手が悪かったです」と述べていました。
L2は11.9-12.2で、中山ダート1200ｍの未勝利戦で出るようなラップではありませんでした。1.11.5の走破時計も超優秀。ここは普通に回ってくれば勝ち負けできるはずで。

○7.リネンドライブ
距離短縮のリネンドライブ。
3走前の福島ダート1150ｍ戦はスタート後に挟まれてズルズルと下がる不利を受けました。上がり36.8秒でまとめており、先行できれば勝負になるはずです。
前々走は出負けしましたが、二の脚が速くハナへ。
前走はスタートを決めて、かなり良い行きっぷりで先行しました。スタート後に上り坂を通過する中山ダート1800ｍで600ｍ通過36.9秒は速く、これを楽に先行できていることから1200ｍでも追走負けはしないはず。
五分に出て先行できるはずで。

☆5.ミトノキャット
前走は600ｍ通過34.4秒で、L2は12.8-12.9。スタート一息も外枠だったので押して徐々に位置を押し上げていきました。3.4角ではかなり外を回されましたが、最後まで伸びていました。
悪くはなく、次点評価。三連系で押さえます。

他。
4.キタノライブリー：新馬戦は600ｍ通過36.1秒の超スローの逃げ。L2は12.5-12.7で、0.5秒差2着でした。スタート微妙も、押してハナを奪いました。かなり楽な展開だったので逃げ切って欲しかったところ。本馬は終い13.2秒程掛かっている計算。初戦は「ずっとフワフワしていて、競馬が分かっていないようでした」という話。追い切りを見ても2戦目の上積みはありそうですが、揉まれそうな4番枠では……。人気で買う価値はないと見て。
10.ヨドノエース：前走は最内枠で出遅れ。陣営は「前走は砂を被る形になり、嫌気が差してしまいました。巻き返せる状態にはあるので、スムーズに立ち回れれば」と述べています。10番枠は良いところでしょう。初戦は外枠から好発。先行して、2着キタノライブリーとの差を詰めていました。揉まれそうなキタノライブリーよりはこちらが上と見たいところで。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。