◎5.マコトゴコタイ
地方からの転入馬。
3走前は0.8秒差に踏ん張っており、中央でやれるところを示しました。前々走は逃げたレアンダーがL4を48.5秒、L2を11.6-12.1でまとめて逃げ切りました。11.6秒のL2区間で後続を突き放して勝負を決めてしまいました。ハイレベル戦での0.9秒差なので、ここもよく走っています。また、600ｍ通過36.9秒を楽に3番手に付けていたので、芝スタートの1400ｍで追走に苦しむことはなさそうです。
前走は本命を打ちましたが、1000ｍ通過61.1秒のハイペースで差し決着に。初角6番手で通過しましたが、その後、インに入れると、外から被されて位置を悪くしました。直線は抵抗できず大敗に終わりました。
陣営は「1800メートルは少し長かったので1400メートルに」と述べています。1800ｍが長いというよりは、ハイペースで展開が向かなかったのだと思いますが、いずれにしても1400ｍへの短縮で粘りは増すはず。
ほぼノーマークになりそうですが、先行馬少なめで、楽に先行すれば残せる公算ありと考えて本命を打ちます。
土曜の12Rのダート1400ｍ戦が前残りになっており、多少の雨で先行有利も強まると見て。

○11.ジョヴィアン
能力上位。
1200ｍでは先行不利の厳しい展開でも崩れていません。
4走前は重馬場の恩恵はあったにせよ、600ｍ通過34.5秒のハイペースを2番手先行して押し切っています。
元々、1800ｍで勝っているだけにスタミナ面に不安はなし。楽に先行できる分、今回はパフォーマンスを上げてくると見て。

▲12.ローズバルサム
かつては後方一手のイメージでしたが、今ではある程度位置を取れるようになっています。
前走は600ｍ通過こそ35.6秒と速くありませんでしたが、その後に11秒台を二度刻んだことで前も楽ではない展開に。向正面で他馬に寄られる不利を受けました。あと陣営は「体がギリギリでした」と述べています。今回は「リフレッシュの効果は十分ですよ」と前向き。先着されたフライヤートゥルーは前走完璧に乗っており、今回は逆転できるはず。
中京ダート1400ｍのパフォーマンスがやたらと高く、2勝はともにこのコースです。ある程度位置を取りつつ、速い上がりでまとめられるはずで。

△2.ヴィヴァン
1800ｍから1600ｍに短縮してパフォーマンスアップ。
1400ｍに更に短縮してからも崩れていません。
1400ｍで唯一馬券を外した前々走は、不利な最内枠で出遅れ。そこからかなりリカバリーする負荷の高いレースになりながら4着と、力は示しました。
絶対に消せない1頭で。

他。
1.ペプチドハドソン：前走は600ｍ通過33.7秒のハイペースを2番手。失速したのは仕方がありません。なお、当時は中京芝が超高速馬場のため、芝スタートでスピードが付きすぎてハイペースが乱発していました。今は時計の出方も落ち着いたのでそこまでハイペースになることを心配する必要はなさそう。前々走は600ｍ通過34.8秒。逃げ馬はそれなりに粘っていたので止まり過ぎではあります。1勝クラス勝ちは600ｍ通過34.5秒のハイペースで逃げ切りましたが、終いは13.7秒まで失速。当時は相手も弱く、2勝クラスでは捕まる危険性が高くて。中京は多少の雨があるとはいえ、内枠も不利で。
10.フライヤートゥルー：前々走は距離短縮で初の1400ｍ。3F通過35.6秒は速くないものの、その後に11秒台を2度刻んだので前も楽ではない流れ。中団のインで溜めており、最高の競馬ができて3着だったという印象。前走はスタート後に落馬で度外視。前々走がもう少し強い内容なら考えましたが、今回は他馬比較で落ちると考えて。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。