馬場：Bコース替わりで内は復活からの雨、荒れ気味の馬場でもイン残せる想定
展開：6か10が逃げ、10の方が速いのでこちら逃げで見る、6が行くなら強引に行かざるを得ないので、後ろの10が実質逃げの形になると思う。

本命はセキトバイースト。普通に能力高いのにいつも人気しない馬で、おそらく今回も人気はしなさそう。この馬はゲートも良く道中のセンスも良いが、抜群の末脚があって派手な競馬ぶりができる馬ではない。なので1勝クラスでも取りこぼしたり、赤松賞も超瞬発力勝負ではキレ負けしている。だから人気しないわけだが、ここ2戦の内容は普通に強い。延長で逃げて大外から差しも決まる展開を2着に残したチューリップ賞。タガノエルピーダが大外枠だったことを差し引いてもこの展開なら完封といって良いと思う。桜花賞はさすがにG1で速い馬もいたので3番手からなだれ込む形となった。直線瞬発力を問われたところを反応はできず、なだれ込みしかできなかったが0.6差にまとめている。スピードで短距離をこなしてきた馬ではないので延長は対応できると思うし、むしろ総合力を問われやすい2000mは合いそう。直線加速して瞬発力を求められられないようになるなら雨が多少降るのもこの馬には相対的には良い。ゲートはここでは一番速いと思うので逃げられたらベスト。逃げられたら中京2000mで穴をあける馬のタイプに一致する。逃げられなくても番手ほぼ取れそうで前目からしぶとく脚を使える競馬なら。
クィーンズウォークは前走完全に最後止まっていたし距離が長かったように思う。中京2000mもこなせるタイプの馬で内枠偶数にこのコースを知り尽くしている川田騎手鞍上。とびが大きいので晴れの方が無難だが、キズナ産駒だしダメなこともないと思う。さすがに重い印必要。レガレイラは皐月賞6着ダービー5着と牡馬相手に上位の競馬の春クラシック。皐月賞は不利があって脚を余したし、ダービーはメンバー中最速の33.2の上がりでも届かないなら位置取りが後ろすぎた。中京2000mが合うとは思わないが、さすがにこのメンバーなら力は抜けている。ルメール鞍上だしかっこはつけてきそう。
川田ルメール両鞍上の腕も含め二強は強い。どちらも雨がそこまでマイナスになるような馬でもないと思うし共倒れはなさそう。