◎5.ナムラカメジロー
新馬戦はL2が12.3-12.1の加速＆余力ラップになったテーオーパスワード戦。逃げて0.8秒差の7着でした。4着だったケーヴァラもここに出走しますが、こちらの方が位置を取れるでしょう。
3.4走前はやたら行きっぷりが悪くなりましたが、前々走からまた前向きさが戻ってきました。前々走は2.8秒差を付けられましたが、前走は0.7秒差とそう差のない競馬ができました。走破時計も詰めており、状態面も戻ってきたと言えそうです。
今回、本命を打つ理由は、道悪巧者である可能性が高いから。
サンダースノー産駒のダート良馬場成績は、
勝率10.7％、連対率18.3％、複勝率21.9％、単勝回収率162％、複勝回収率85％
稍重・重・不良では、
勝率8.0％、連対率18.2％、複勝率25.0％、単勝回収率156％、複勝回収率143％
になります。複勝率ベースでは成績が向上しており、距離も1700〜1800ｍが優秀です。個別で見ても、ソーニャシュニクやモズユイユイは明らかな道悪ダート巧者。
不良馬場の2戦目はマイペースの逃げを打てましたが、少し距離が長かったか、もしくはレースレベルが高くなりすぎました。
稍重の3戦目では巻き返して2着。
他に逃げそうなのは本馬の内枠に固まったので、これらを見る形で運べそうです。展開も恵まれそう。また、鞍上の小林勝太騎手は昨年の札幌ダートでブレイクしましたが、今年も札幌ダートでは複勝率27.7％、単勝回収率461％、複勝回収率241％と大活躍しています。
3歳未勝利のラストウィークは好メンバーが集まりやすく、勝つ力がある馬でも人気薄になりやすい。そういう馬が穴パターンの一つだと昨年に調べました。ここも超好メンバーですが、力差が大きなメンバーではありません。本馬で十分足りると見て本命を打ちます。
他馬の力量差が小さい上に、未勝利ラストウィーク特有の大荒れもありそう。
ワイド総流しで高めを狙います。
複勝一点の方が付く可能性も少なくないので、購入者様のスタイルに合わせてくだされば。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。