◎9.タガノミア
逃げ・先行馬が多く、差し馬狙い。また、日曜の札幌は直線の追い風が強く、差し馬有利に働くはずです。
タガノミアの前走は、差し馬ということで印を打ったのですが、まさかの先行策。3F通過32.8秒のハイペースに巻き込まれてしまいましたが、前に行った馬が壊滅した中、2番手から6着なら強い競馬をしています。
前々走は外枠で外々を回されながら3着。3F通過34.6秒のスローだったので、よく追い込んだと思います。
今回、陣営は「前走のように行かせると終いが甘くなる。ためた方がいいタイプ。じっくりと運んで変身を」と待機策を示唆しています。ここは差す競馬で巻き返せると見て。

○1.ランスオブサウンド
ランスオブサウンドの前走は牝馬相手から牡馬相手になり、少し厳しいかなと思って連下評価まで評価を下げましたが、前々走よりも強い競馬で2着。1.08.6の走破時計も速く、今回も差す競馬なら堅実に走ってくるはずです。

▲6.ベアゴーゴー
未勝利勝ちの1.08.4は同日・函館スプリントSと全くの同タイムでした。函館スプリントSが雨の影響を受けたとはいえ、1勝クラスなら上の存在です。
前走は3F通過33.3秒のハイペースで逃げて失速。陣営は「前走はハナに行けば力が抜けると思ったようだが、却ってムキになってしまった」と述べています。敗因明確で、逃げて0.1秒差の5着ならむしろ強さを示したと言えるでしょう。
今回は「体重が増えていたように馬は良くなっているから、馬の後ろでうまく脚をためられればもっとやれていい」と前向きなコメントが出ています。
控えても脚を使える馬で、前走よりも走れるなら好勝負になると見て。

他。
2.スプリングデイ：前走は最内枠からハナを奪いきった鞍上の好判断。2番手以下に付けた馬の力量が微妙だったのも味方しました。ハナ差勝ちで、展開に恵まれての勝利という判断を下しています。差しが決まりそうな今回、前走の再現は難しそうで。
13.フィオライア：前走は素直に評価して良い内容で、3着に下したジョーメッドヴィンは1勝クラスを突破しています。今回は外枠から位置を取る競馬になるはずで、直線の追い風が強くなる以上、差し馬に捕まると見て。印を回した馬たちも相当な力を備えています。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。