※入稿ミスに伴い、8/24(土)9:35に買い目を修正しております。
※8/24 2:15【修正】予想・買い目では「▲3.スターウェーブ」になっていますが、<予想詳細>に書いている「▲4.シンフォーエバー」が正しいです。修正依頼を出しているので、後ほど修正されます。申し訳ありません。もうしばらくお待ち下さい。
<予想>
◎:コートアリシアン
新馬戦の内容がかなり優秀
○:トータルクラリティ
強い内容でかなり伸びしろのある勝ち方
▲:シンフォーエバー
絡まれずにマイペースで走れたら
△:プロクレイア
新潟でコーナーから動いて長く脚を使い
<展開>
逃げたいのは、シンフォーエバーのみ。ただ、前走1200mの新馬を2番手から勝ったスリールミニョンが、内からスピードの違いでハナの可能性もある。どちらが逃げてもペースは上がりそうにない。やや遅め〜スローペースを想定。
<予想詳細>
本命は、コートアリシアン
新馬戦(東京芝1600m)は、2馬身くらい出遅れたがじわっと位置を上げて中団馬軍の中で追走。直線に入ってから外に出しての追い出し。残り300mくらいで先頭に出て、そこから差を広げて5馬身差完勝。
12.9 - 12.1 - 12.4 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 10.9 - 11.4
上がり3F33.3秒は、上がり2位の3着馬より0.7秒も速い。全体のレースラップを見ても、上がりだけの勝負ではなく、残り中盤から少しペースが上がってからの33.3秒の脚は強い内容。かなり時計が出ていた馬場だが、「1:35.1」の勝ち時計も新馬戦としたら優秀。
倒した相手がその後に結果を出していないが、勝ち馬は相手を選べない。完全に力の違いを見せているので気にならない。
課題は、折り合って走れるかだけと考えている。
初戦が新馬戦にしては少し流れていたが、行きたがるところが少し出ていた。陣営や騎手のコメントからは、「テンションが上がりやすい」、「スイッチが入りやすい」というのが出ている。シンフォーエバーの単騎逃げで、絡まれずにスローペースになったときに折り合えるかは課題になる。
能力的には、新馬戦の内容は出走メンバーの中で一番良くて、まだ伸びしろを感じる。6月8日以来なので成長もあっていい。この頭数と枠の並びなら、包まれて仕掛け遅れたり、さばくのに手間取る可能性も低い。スムーズなら勝てると考えているので期待する。
対抗は、トータルクラリティ
新馬戦(京都芝1600m)は、好位外の4番手で追走。ペースが遅かったので3コーナーに入る前に外から1頭が動いたが、好位外をキープ。3番手で3コーナーに入って、直線で外から差し切って1/2馬身差で勝利。
12.9 - 11.5 - 12.6 - 12.8 - 12.6 - 11.8 - 11.4 - 10.9
前半のペースは遅かったが、ラスト3Fが加速ラップ(0.8秒加速→0.4秒加速→0.5秒加速)。2番手から抜け出したラトラース(1人気:川田騎手)がラスト1F加速ラップで走っているのを、それ以上の脚で差し切っている。
走破時計は普通だが、強い内容でかなり伸びしろのある勝ち方。次走でどれだけパフォーマンスを上げるか楽しみになる走りだった。
初めての左回りと新潟までの輸送の課題はあるが、かなり伸びしろを感じるのは魅力。変な条件でなければ次走本命と決めていたコートアリシアンがいるので対抗にしたが、人気より期待できると考えている。
単穴は、シンフォーエバー
新馬戦(新潟芝1600m)は、軽く押したらじわっとハナへ。スローペースで逃げて、直線に入ってから徐々に加速。少し右に張るところが出て、徐々に外に行ったが後続との差を広げて2.1/2馬身差で勝利。
12.8 - 11.6 - 12.5 - 13.1 - 12.6 - 11.6 - 10.7 - 11.0
前半がかなり楽なペースではあったが、ラスト2F10.7 - 11.0は速い。余裕のある勝ち方で、時計はかなり縮められる可能性が高い。
新馬で乗っていた戸崎騎手がワールドオールスタージョッキーズのために札幌にいるので、岩田康誠騎手に乗り替わり。ホウオウビスケッツやノースブリッジのイメージで乗ったら合いそうな馬で、いい騎手に依頼したと思っている。
速い上がりに対応できるところを見せているので、絡まれずにマイペースで走れたら上位争いに加われていい。
4番手は、プロクレイア
新馬戦(新潟芝1600m)は、ゲートをゆっくり出て出遅れ。8枠だったが、無理に前に行かずに中団やや後ろの外で追走。3コーナーに入って残り1000mから徐々に位置を上げて、直線に入るところでは中団やや前。残り400m過ぎてから追い出して、好位から抜け出していたダンケルド(1人気:川田騎手)を差して3/4馬身差で勝利。
12.6 - 11.1 - 12.3 - 12.7 - 12.4 - 11.6 - 11.1 - 11.7
レースラップを見ると上がり3F勝負。でも、この馬は残り1000mから動いて、上がり最速の33.8秒の脚で差し切っている。長く脚が使える持続力があって、トップスピードの速さもあるのは、直線が長すぎる新潟芝外回りでは魅力。
時計をどこまで縮められるかが課題になるが、新馬戦とほぼ同じ頭数&8枠は同じようなレース運びができる。長く脚を使って馬券圏内争いに加われていい。
※以下は、買わない馬の評価。
ジョリーレーヌ
新馬戦(東京芝1600m)は、全体が一団の中団馬群の中で追走。直線の中盤で外に出して、好位勢を差し切って1馬身差で勝利。ラスト3F12.2 - 11.4 - 10.9の加速ラップで余裕のある勝ち方。ただ、1000m通過が65.4秒の超スローペース。伸びしろがあるのは間違いないが、時計が遅すぎる。時計は速くなって、同じ脚が使えるのかの不安が大きい。
スリールミニョン
新馬戦(小倉芝1200m)は、内枠から押して位置を取りに行って2番手で追走。4コーナーから直線に入るところで差を広げられたが、直線で逃げ馬を交わして先頭。3番手の馬に迫られたがクビ差で勝利。2kg減の恩恵があって、1200mの一定ラップを2番手から勝利。1400mならまだ勝ってもいいと思うが、新潟芝1600mで買いたくなるレースではない。
スターウェーブ
新馬戦(東京芝1400m)は、好スタートから行きたがるのを抑えながら5番手で追走。直線に入って外にうまがいたので、2頭分内に入って、逃げ馬と2番手の馬の間のスペースへ。前に進路ができるとすぐに先頭。ラスト200mは内から伸びてきた馬に差を縮めさせず1.1/4馬身差で勝利。
13.1 - 11.3 - 12.3 - 12.4 - 11.3 - 11.3 - 11.2
スローペースの上がり3F勝負で、残り300mくらいで先頭だったのでラスト1Fほぼ減速なく走っている。余裕のある勝ち方だが、1400mからの使い出しがこのレースには不安。1600mではなく1400mから使い出すということは、スピードが勝っているタイプや折り合いに不安があるから。レース後コメントでも、気がいい馬で今後のためにも距離を延ばしても対応できるようにしていければいいと言っていた。
このレース傾向的にも、距離延長ローテはあまり結果が出ていない。去年はアスコリピチェーノが、1400mから距離延長で勝ったが中団やや後ろから1頭違う脚での差し切り。この馬とはタイプが違う。1600mになってパフォーマンスを維持するだけでなく、上げないといけないレースなので厳しいと考えて消した。買わないが素質は感じるので、そこに期待するのはありな馬だとは思う。
モジャーリオ
函館芝1200mの新馬で1人気6着から、未勝利戦で人気に応えて勝ち上がり。パフォーマンスは上がったが、2戦目の良化と考えたら大きくはない。1600m対応も課題で手が出ない。
ケイテンアイジン
前走のひまわり賞(小倉芝1200m)は、あおって3馬身くらいで出遅れ。3コーナーに中団やや後ろで入って、コーナーで中団外まで上がって直線へ。直線で前の馬の脚が鈍ったところを差し切って3/4馬身差で勝利。鮮やかな差し切りだったが、稍重で時計が少しかかっている馬場で前半3F33.5秒。結果的に出遅れたことがハマって、新馬も稍重で勝っていた馬場適性の差も活きたレース。新潟芝1600mになっていいと感じるところがないので消し。
マジカルフェアリー
新馬戦(小倉芝1800m)は、好位馬群の中の5番手で追走。向正面のペースアップで促していたが少し遅れて、3コーナーから盛り返して直線に入るところで外へ。そこから好位勢を差し切って2馬身差で勝利。ラスト3F11.9 - 11.9 - 11.4で、まだ余裕のある勝ち方。ただ、道中で促すところがあったりして、距離短縮で脚が溜まるのか不安を感じる。追走が楽な中距離のほうが合いそうと感じるので消した。
キタノクニカラ
新馬戦(福島芝1800m)は、中団で追走。3コーナーから前との差を縮めて、直線で外から脚が止まった馬を差し切って勝利。勝ちはしたが、2着馬には迫られていたし、時計も速くはない。2年前の勝ち馬キタウイングの全妹で、そのくらいしか買い材料がないので消し。