◎1.エピファドール
中京ダート1200ｍは内枠の先行馬が有利。良馬場では外枠も来やすいですが、それでも内枠有利に変わりはありません。速い2頭が内枠に入り、他の速い馬が外枠に固まった以上は内枠を狙います。
エピファドールの前走はペースの流れやすい小倉芝1200ｍで、3F通過は33.1秒でした。出負けしたものの、二の脚が速く先団へ。よく粘って4着と、芝でも通用のスピードを見せました。
前々走もスタート一息。二の脚が速く、ジワジワと先団へ進出しました。最後まで止まらずに3着を確保。
芝では2000ｍをこなせていた馬で、1200ｍなら容易に止まらないでしょう。
スタートは今回も悪いかもしれませんが、二の脚で好位に付けられると見て。

○2.ナインストーンズ
前走はダート1000ｍ。小倉ダート1000ｍは重馬場になると内枠有利になりやすいので、本馬の14番枠は不利だったという判断を下しています。道中も外目を追走させらましたが、3着は確保しました。
前々走は1400ｍ戦で、3F通過34.9秒と未勝利としては速いペースで逃げました。残り200ｍ手前まではよく粘っており、残り200ｍを過ぎてから急失速。
1200ｍの内枠なら距離は持ちそう。3キロ減を生かして飛ばせば、粘れると見ます。

他。
10.ポートカルタヘナ：前走は不良馬場の小倉ダート1000ｍで、ロスなく乗れましたが、終い伸びきれず。前々走は良馬場の小倉ダート1000ｍで、2番手から抜け出したものの、最後に捕まりました。L2は12.4-12.3と失速しているだけに、1200ｍで良さが出るかどうか。3着に踏ん張った1200ｍの4走前は重馬場。1400ｍの5走前は1200ｍ通過前に捕まっています。今の中京ダートは含水率が低く、外を回されてしまうと止まってしまいそうで。逃げればチャンスはありそうですが……。
14.ララバッカナール：初戦は出遅れ。2戦目の前走は五分のスタートを切りましたが、躓いたのもあって中団後ろから。ペース的には3F通過35.0秒で差しの届く流れでした。今回、外枠で位置を取れず、なし崩し的に脚を使われそうで。
16.エブリモーメント：スタートの悪い馬。ここ2戦は道悪の小倉ダート1000ｍの内枠ということで、出が悪くても差して来られました。このスタートでは信頼できず、大外枠も不利。5走前は内枠から逃げられるという幸運も味方しました。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。