◎11.ストライク
ストライクの前走は出遅れ。
惨敗に終わりましたが、前の馬に35秒台の上がりを使われては万事休す。本馬自身は36.9秒の上がりは使っており、展開・馬場が不向きだったと言えるでしょう。陣営も「前走はレース後すぐに息が入っていたよう。力を出し切っておらず参考外」と述べています。
今回は良馬場替わりで力を出せるはずです。
鞍上も札幌を得意としている丹内祐次騎手に乗り替わり。
しっかりと脚を溜めてマクっていってくれるはずで。

○3.エリカサファイア
あまり内枠の先行馬を狙いたくないコースですが、本馬は相当に強い。
前走は重馬場だったとはいえ、1.42.8という好時計で圧勝。しかも道中は4頭雁行状態の一番外を回されており、レースを観ている時は「飛ぶかも……」と思っていた程。
あのロスの多い競馬で圧勝した以上はここも飛ぶとは思えません。

▲6.ゲットアップ
前走軽視しましたが、あまりに強すぎる内容。ここまで強くなっているとは思いませんでした。
五分のスタートで先団の後ろから。3角で早くも先頭に立つと、そのまま3馬身半ブッちぎりました。2着パフや、3着以下も力ある馬だったので価値は高い。L4は48.9秒で、L2は12.2-12.2。まだ余力は十分そうで、3勝クラスでも通用するでしょう。

他。
1.ゴッドブルービー：ハイペースを先行してしぶといタイプで、前走は重馬場の小倉ダート1700ｍ。5F通過59.2秒のハイペースを先行してよく粘りました。こういうレースで強い馬だけに、札幌ダート1700ｍというタイプではなくて。
5.ラニカイ：前走は逃げたクレスコジョケツの大逃げ。5F通過60.2秒は速かったですが、2番手以下は速くなかったのでしょう。基本的に先行流れ込みのレースになり、展開に恵まれました。2勝クラス勝ちは差し有利の流れに恵まれており、3勝クラスで上位の力があるかはまだ疑問で。
7.カンピオーネ：前走は5F通過60.9秒のハイペース。先行して勝ったショウナンライシンは強かったと思いますが、2着以下は展開に恵まれています。2勝クラスではストライクに負けていて。
8.フォーチュンテラー：引っかかる馬。1700ｍに距離延長した前走は途中から掛かり気味に2番手へ。飛ぶかと思って見ていましたが、2着に入線。ただし、これは重馬場でさほどスタミナを消費しなかったからでは。良馬場では嫌いたいところで。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。