◎13.セージグリーン
前走は外枠から位置を取りましたが、5F通過61.3秒とペースが速く、L2は13.5-13.6とかなり掛かりました。4角では早くも手応えが怪しく、全く伸びきれませんでしたが、オーバーペースで止まっただけで、参考外でも。
タフな中山ダート1800ｍで頑張っているだけに、乗り方一つで巻き返せるはずです。
前々走はインから一旦は完全に抜け出しましたが、最後に勝ち馬の決め手に屈しました。3着ピースヒロフェイスはすでに1勝クラスで3着している馬。
今年、札幌ダートで22回乗って10回馬券絡みしている丹内祐次騎手が鞍上で、しっかり脚を溜めてくれるはずです。

○6.オテンバムスメ
前走は五分のスタートから中団待機。
最後までよく伸びてきましたが、先行した勝ち馬を捉えきれませんでした。L4は50.9秒で、時計的にも力は上位。
札幌ダート1700ｍは差しが利きやすいコース。走破時計の1.46.4も上々です。
ダートで差す技術を持った小林勝太騎手の継続騎乗もプラスで。

他。
1.サンネリネ：前走2着。ペースが流れた割には走破時計が1.48.2と遅く、L4も52.0秒と掛かりました。外枠から内枠に替わるのもマイナスで。
5.デイムサンライズ：ここ2戦は小倉ダート1700ｍで2着。前々走ではオテンバムスメに先着していますが、小倉は札幌よりも先行力が生きるコース。前々走はオテンバムスメよりも内を通したことで恵まれた側。3走前は出遅れたオテンバムスメに先着されており、札幌ダート1700ｍではオテンバムスメより下だと見るのが妥当か。
11.ミスティッククイン：前走はL4が52.1秒で、レベルの低い一戦でした。しぶとく脚を使って3着ですが、勝ち馬とは1.0秒差では評価に値せず。
14.イッツナッシング：前走は五分のスタートで、しぶとく伸びて3着確保。サンネリネが2着だったレースで、1.48.5の走破時計も平凡。本来はもう少し位置を取れる馬なので、もっと時計短縮はできそうですが、いずれにしてもこのコースでは先行不利。また、丹内祐次騎手から横山武史騎手に乗り替わり。札幌では決してプラスだとは言えません。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。