◎7.アイファーキャップ
アイファーキャップは速い上がりを使うというよりも、タフな馬場で相対的に上位の上がりを使うタイプ。自分から動いていける面もあるので、札幌ダート1700ｍの適性は高いと考えています。
ここ2戦、位置を取れるようになってきていますが、前走は位置を取ったことが裏目に出たという印象。勝負どころで手応えが悪く、置いていかれてしまいましたが、最後はまた盛り返してきました。また、直線序盤では前が狭くなる場面もありました。
前々走は位置を取りつつ、いつも通りの上がりをマークしました。前目から上位の上がりを使えるようになっているのは大きな収穫。
今回はブリンカー着用で勝負気配がプンプンします。
勝つならここだろうと見て本命を打ちます。

○11.ベレッタ
前走は重馬場とはいえ、L4が49.5秒なら水準以上。上がり最速の36.5秒で2着に食い込みました。
あまり位置を取れる馬ではないので、1700ｍに短縮してどういう位置になるか。3走前は最内枠＆他に先行馬が少ない組み合わせだからこそ、4番手で通過できたという印象。この時のL2が12.4-12.2の加速＆余力ラップで、1.2着馬にじわじわと離されていきました。1.2着馬が強かったものなので、本馬も悪くなく、このメンバーなら上位の力はあるはず。
位置取り面がカギ。
横山和生騎手が上手くマクっていけるかどうか。
逆転されるならこの馬だろうということで対抗にします。

他。
4.テートモダン：初ダート。グレーターロンドン産駒はダート馬も出していますが、基本的に芝向きで、馬格は450キロ台。母は地方で11勝を挙げています。ダート適性はありそうですが、内枠で砂を被りそうなのはマイナス。馬格も水準以上とは言えないので、今回は見送ります。
14.シャトーディフ：前走は3着とはいえ、1.2着馬に大差を付けられました。内をロスなく回した鞍上の好騎乗があっての3着で、ここでは一枚落ちるだろうという見立て。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。