まぐの予想
5カレンルシェルブル(5人気) | |
10リフレーミング(3人気) | |
11キングズパレス(1人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気(単勝オッズ) |
---|---|---|---|---|
1 | 4 | レッドラディエンス | 2人気(4.3倍) | |
2 | 11 | キングズパレス | 1人気(3.8倍) | |
3 | 7 | ノッキングポイント | 8人気(20倍) | |
4 | 8 | ダンディズム | 9人気(22倍) | |
5 | 10 | リフレーミング | 3人気(5.5倍) | |
6 | 2 | レッドランメルト | 12人気(35.3倍) | |
7 | 6 | アラタ | 6人気(12.4倍) | |
8 | 1 | ノースザワールド | 13人気(50.2倍) | |
9 | 3 | ボーンディスウェイ | 4人気(7.3倍) | |
10 | 5 | カレンルシェルブル | 5人気(11.7倍) | |
11 | 9 | バビット | 10人気(28.6倍) | |
12 | 12 | ダンテスヴュー | 14人気(66.7倍) | |
13 | 14 | フェーングロッテン | 11人気(34.7倍) | |
14 | 15 | セイウンプラチナ | 7人気(19.7倍) | |
15 | 13 | グレンガリー | 15人気(235.4倍) |
券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
---|---|
単勝(通常) |
5
2,000円
|
馬連(流し) |
2通り 各1,000円
|
ワイド(流し) |
2通り 各3,000円
|
合計 | 10,000円 |
払い戻し金額 | 収支 |
---|---|
0円 | -10,000円 |
展開:
福島競馬場は高速馬場。福島芝2000mはハイペースになりやすいコース。例年、外差しが決まりやすいレースですが、今年は馬場が良いので内枠の差し馬を狙います。
◎5.カレンルシェルブル
追走力がない馬なので、ペースが速くなりやすい福島芝2000mは合うコース。実際、4戦して1勝3着1回と得意としています。
前走・福島民報杯は初角8番手と想像以上に位置を取れました。3角で外から進出。直線は馬券内がありそうな手応えで伸びてきましたが、1000m通過60.0秒なら前も残れるペース。馬場も良かったので、その分の0.2秒差でしょうか。前々走から着用したブリンカーの効果はありそうです。
前々走・日経新春杯は3F通過33.7秒という超ハイペース。このペースを初角10番手からなら行き脚は付いた方でしょう。道中インで、直線で外に持ち出す好騎乗で5着。相手を考えればよく頑張っています。
今の福島は時計が出ているので、インの中位で脚を溜められれば。
○10.リフレーミング
前走・新潟大賞典は外差し馬場を警戒してか、行きたがる馬が不在で1000m通過61.6秒のスローに。14番手からでは届きません。5着まで差してきたことを評価。
前々走・福島民報杯は出遅れて後方から。1000m通過60.0秒なら前も残れるペースでしたが、道中はインで脚を溜めて、勝負どころで外へ。前も残る中、上がり最速で差し切った内容には驚かされました。
3勝クラス勝ちは、向正面で外に出して、そこから徐々に進出。最後はダントツの脚色で、差し切りました。弥生賞同日で、外からの押し上げが利く馬場だったのも味方したとはいえ、ここで人気のキングズパレスを差し切ったのだから大したものです。
福島民報賞を勝った時より2キロ増になるのがどうか。カレンルシェルブルは当時と同斤量なので、その点だけがカギでしょうか。差しは届く展開になりそうなので、なるべくロスなく回って来られれば。
▲11.キングズパレス
前々走からブリンカー外し。
前走・新潟大賞典は外差し馬場でしたが、それを意識してか、あまり行きたがる馬がおらず、1000m通過61.6秒のスローペースに。外枠からそのまま外を回してよく伸びてきました。鳴尾記念を勝ったヨーホーレイクは内枠の不利がありましたが、3着止まり。これに0.2秒差先着しているのだから重賞でもやっていける馬でしょう。3勝クラスは展開面の不利があったり相手が強すぎたりして上手く噛み合いませんでした。
前々走は中団追走。1000m通過59.4秒のハイペースで、外から早めに進出して差し切りました。展開が向いたにしろ、中山芝2000mで1.58.7で走破しているなら上出来です。
自分から動いていけるタイプなので、小回りの福島は合いそうです。上がりの掛かるレースの方が良い馬なので、このコースらしくペースが流れて差し馬向きの流れになれば浮上してくるでしょう。
以下は無印の馬について。
1.ノースザワールド
高速持続戦になった前走・エプソムCは出負けからリカバリーしたことで比掛かってしまいました。それにしても負けすぎですが、良い訳の利く敗戦だったとは思います。
前々走・マイラーズCは800m通過45.6秒のハイペースを中団から。展開は向いていますが、伸びきれませんでした。鞍上が「この馬場だと力の差がある感じですね」と述べていましたが、3勝クラス勝ちが重馬場だったことからも道悪はむしろプラスのはず。決め手のなさを補えるメリットもあります。
オープンで好走した4走前・東風Sは出遅れ。800m通過45.9秒のハイペース。結果的に縦長馬群になって前が残ってはいますが、本馬はマクっていけたので、展開は恵まれていたはずです。
展開に恵まれて何とか……というレベルでしょうか。差し決着になりそうなので恵まれそうではあり、最内枠もプラス。大穴で狙うのはありだと思います。
2.レッドランメルト
タフな馬場向きのディープインパクト産駒。
前走・エプソムCは五分のスタートから後方まで下げました。高速持続戦の縦長馬群になり、差し馬は不利に。また、陣営は戦前から弱気で、鞍上も「休み明けでずっと力んでいました」と述べていました。一度使っての変わり身に期待でしょうか。
前々走・オクトーバーSも縦長馬群になって差し馬不利。外枠で出遅れたのも致命的で、鞍上はまたしても「折り合いがつかず、ためが利かなかった」と述べていました。
3走前の七夕賞は1000m通過60.7秒。タフな馬場だったので位置を押し上げるタイミングがありました。直線は伸びてきて、勝ちまで見えましたが、最後は前と脚色が同じに。
3勝クラス勝ちは1000m通過61.7秒のスローを先行。展開に恵まれての勝利で、終いは12.3秒まで失速しました。恵まれて勝ったため、オープンでは苦戦が続いているという印象です。ただ、馬場や展開に恵まれていないのも確かです。展開向けば、こちらも大穴で狙えそうです。
3.ボーンディスウェイ
前走・福島民友杯は1000m通過60.0秒で、馬場を考えれば前も粘れるペース。押して先行しましたが、道中は終始、外を回される大きなロス。これで2着は強い内容です。
前々走・中山記念は位置が取れず、仕方ない惨敗。良馬場の方が良いそうです。
3走前・中山金杯は超高速馬場で1000m通過60.5秒。これは前有利だったと言えるでしょう。一度は先頭に経ちましたが、最後は上位馬の決め手に屈する形に。
4走前の3勝クラスは3F通過こそ37.0秒と遅かったのですが、そこからペースアップ。L5は58.2秒と、中山芝としてはかなり速い数字です。勝ち方としても、終い差し返す形での勝利で評価できるでしょう。チークピーシズ着用の効果はあったようです。超高速馬場に対応できたのも安心材料で、先行馬の中で残すならレッドラディエンスに次いで有力でしょう。
4.レッドラディエンス
高い先行力を備えた馬。
前走・メトロポリタンSは離れた3番手から。1000m通過60.5秒なら前に厳しい流れだったと言えますが、逃げ切ったバトルボーンが止まりませんでした。本馬は上がり最速の34.0秒で差は詰めました。2400mでL5の58.1秒はそれなりに優秀。同日のプリンシパルSは1000m通過61.6秒で、L5が58.0秒でした。距離や前半ペースを踏まえると価値は高い。
前々走は行く馬が少なく、逃げてそのまま残しました。後半の3F戦になったので明らかに前有利。L2の10.8-11.1は優秀でしょう。3着マイネルモーントはオープン入りしました。
3走前は1000m通過60.5秒のハイペースを2番手から。馬群が伸びず、付いてきた組も脚を失ったと言えるでしょう。差し切ったドゥレッツァは菊花賞馬になった実力馬で、これに差されたのは仕方ありません。
高速馬場向きのディープインパクト産駒なので、今の福島も安心材料。
同コースで2着した時は1000m通過61.8秒のスローで前を捉えきれず。先行馬としては最上位の評価を与えられますが、予想としては差し馬に振るので見送ります。三連系を買うなら、ボーンディスウェイと共に押さえておきたい馬。
6.アラタ
前走・金鯱賞は1000m通過58.4秒の超ハイペース。スタート後は出していこうとしていましたが、周りが速いので控える競馬に。インで溜めて、直線も最内を狙いました。ほぼ完璧に乗れての5着という印象。
前々走・中山金杯は先行態勢に入ったものの、初角でゴチャ付いたことで後方まで下がる不利。不利を受けた馬が複数頭いましたが、その中でも最も致命的だったと言えます。直線でも最後は前が狭くなりました。13着とはいえ、0.7秒差と大きく負けてはいません。33.9秒の過去最速上がりをマークしてきた点も評価。
3走前のオールカマーは鞍上が「追走に余裕がなかった」という話。調教からして「気持ちがなかった」とも述べています。道中、外目を追走するロスも響きました。前走で復調気配を見せているので度外視でも。
4走前の函館記念はアオり気味のスタートで控える形に。0.6秒差とさほど負けてはいません。
もう少し位置を取れる馬ですが、時計の掛かる馬場の方が良い馬です。また、福島芝2000mはハイペースになりやすいコース。位置を取れるのは決してプラスではないでしょう。控えても他馬に決め手で劣ります。
7.ノッキングポイント
ここ3走前は良いところが全くありません。
昨年の新潟記念はインをロスなく立ち回ったからこその勝利で、外を回して差してきたユーキャンスマイルの方を評価していますが、このユーキャンスマイルもその後、重賞で通用していません。
昨年の日本ダービーは大逃げのパクスオトマニカの2番手以下はスロー。上がり33秒台を使った馬が10頭もいたレースです。時計も遅く、ダービーとしてはかなりの低レベルだったと見ています。上がり最速のベラジオオペラや距離不向きだったホウオウビスケッツはともかくとして、本馬は全く評価していません。ここも厳しいという見立てで。
8.ダンディズム
好走レンジが狭く、時計の掛かる馬場&差し・マクリの利く展開なら堅実です。
前走・目黒記念は出負けも、リカバリーして中位。道中はインで、直線もそのままインを突きました。鞍上は「なかなか進路ができなくて……」と述べていましたが、大した不利には映りませんでした。上手く乗って6着。また、ペースアップの遅い3F戦でしたが、決め手ある馬が少なかったのも功を奏した印象です。昨年の福島記念は1000m通過59.5秒で差し有利。時計が掛かっていたのもプラスに働いており、そのおかげで3.4角でスルスルと進出できたという印象です。今の福島芝は時計が出ているので、その点が大きなカギ。
9.バビット
テンの遅い逃げ馬。
その意味で、前走・鳴尾記念は初角までにハナを奪いきる意外な面を見せました。1000m通過58.7秒のハイペースで残り200mまでは先頭。そこから大きく失速しましたが、0.7秒差ならよく頑張っています。
前々走の福島民報杯もスタート後、逃げられそうでしたが、途中からハナを奪われてしまったので度外視。
3走前の京都記念は離れた2番手からでほぼ逃げの形。伸びないインを突いて一度は突き放す好内容で、3着に残しました。
若い時から時計の掛かる馬場で強い馬なので、この馬場は大きなマイナスでしょう。
12.ダンテスヴュー
産駒がほぼ勝ち上がっているクロウキャニオンの仔。
前走・福島民報杯は1000m通過60.0秒で、前も残れる流れ。この開催はインがずっと良く、インをロスなく回れたのも良かったと言えます。完璧に乗って少し足りなかったという0.3秒差7着でした。
3勝クラス勝ちは1000m通過58.5秒の超ハイペース。インにいましたが、そのせいで追い出しが少し遅れました。結果的には追い出しを待たされたのが良かったという印象で、完勝とはいえ高く評価できません。相手関係も楽でした。
13.グレンガリー
前走は障害帰り。最後方のまま、全く伸びず惨敗に終わりました。
3勝クラス勝ちは1000m通過59.2秒のハイペースで逃げ切りましたが、離し逃げの縦長馬群の形に持ち込めた面が大きい。本馬は上がり37.3秒も掛かっており、恵まれての勝利でしょう。ここは軽視します。
14.フェーングロッテン
前走から去勢。
その前走・小倉大賞典は馬場の内側が回復していた日。離れた2番手で、ほぼ逃げの形でした。逃げたセルバーグとの差は少しずつ詰めていましたが、5着まで。
テンの速くない逃げ馬で、5.6.7走前は同型不在だからこそ逃げられたのでしょう。今回はバビットやセイウンプラチナがいるので逃げられないだろうという見立て。3歳時のラジオNIKKEI賞は1000m通過58.8秒の中、インで脚を溜めたからこその好走。
好走している時は展開に恵まれており、ペースの流れやすい福島芝2000mでは恵まれないでしょう。去勢した前走も押して押して2番手を確保しており、テンの速度が増したようには思えません。今回、休み明けでホルモンバランスが整っての変わり身に期待できなくもないか。
15.セイウンプラチナ
前走は皐月賞同日で超高速馬場でした。1000m通過61.2秒は2500mとしてはやや速めで、付いてきた組に脚を使わせたことで逃げ切ったという印象です。武豊騎手の芸術的な逃げがハマったのでしょう。
2.31.4の走破時計は優秀なので、前有利のところならオープンでも頑張れそうですが、それはここではないだろうという見立て。同型にバビットがいて、付いてくる先行馬も強力。しかも大外枠を引きました。原優介騎手に武豊騎手同様の逃げを期待するのは荷が重いのではないでしょうか。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。