◎6.ファイヤーウィップ
京都は土曜夜にかなりの降雨があった模様。日曜もかなり降ることから道悪は確実でしょう。未勝利の1200ｍ戦なら前々での決着の線が濃厚だと考えます。
4ヶ月ぶりのファイヤーウィップは評価が低すぎます。
新馬戦はL2が12.1-12.6のミライテーラー戦。スタートを決めて内目を先行。砂被りに関しては全く問題ありませんでしたが、4角で大きく外に膨れるロスがありました。そこから盛り返しての3着は高く評価できます。
2戦目は3F通過34.7秒でややペースが速くなり、差し馬が台頭する流れになっての敗戦。1400ｍも長そうだったので、今回は見直せます。
また、4角で外に膨れる面はここも危うく、鞍上が内に手綱を引っ張って膨れないように気遣っていました。ただ、4ヶ月も休んでいればそれなりに調教で矯正もしてきているはず。
今の時期の未勝利戦は、休み明けが穴パターンの一つ。
休んでいる間の成長面に期待を込めて本命とさせていただきます。

○1.タイセイアレス
タイセイアレスはスタートが上手く、二の脚も速いことからここも逃げが濃厚。ここまで全て良馬場ダートで走っていますが、道悪ダートに替わることであと一押しが利きそうです。
同型と呼べる存在も不在で、ここはすんなり逃げて残すだけ。

▲8.マックスセレナーデ
前走は「物見をする面があるので１２００メートルを試しました」という話。出のタイミングが悪く、出負け。砂を被って戸惑うところもあったそうですが、最後は素晴らしい伸びでした。L2が12.3-12.6では差せなかったのも仕方ありません。今回、スタートを決めれば、位置を取りつつ速い上がりを使えそうで、押さえる価値はあると判断しました。

他。
11.メイショウオオコ：出遅れがデフォルトの馬で、出遅れなくても位置を取るだけの二の脚はありません。上がり性能は認めますが、今回は道悪で届かないのではないでしょうか。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。