まぐの予想
2ジャスティンパレス(2人気) | |
5ディープボンド(9人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気(単勝オッズ) |
---|---|---|---|---|
1 | 12 | ブローザホーン | 3人気(7.5倍) | |
2 | 9 | ソールオリエンス | 7人気(16.9倍) | |
3 | 3 | ベラジオオペラ | 5人気(11.6倍) | |
4 | 7 | プラダリア | 6人気(15.1倍) | |
5 | 10 | ローシャムパーク | 4人気(10.5倍) | |
6 | 4 | ドウデュース | 1人気(2.3倍) | |
7 | 5 | ディープボンド | 9人気(25.4倍) | |
8 | 13 | ルージュエヴァイユ | 10人気(33.8倍) | |
9 | 11 | ヤマニンサンパ | 13人気(165倍) | |
10 | 2 | ジャスティンパレス | 2人気(3.7倍) | |
11 | 1 | シュトルーヴェ | 8人気(25.4倍) | |
12 | 6 | ヒートオンビート | 12人気(162.3倍) | |
13 | 8 | カラテ | 11人気(133.1倍) |
券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
---|---|
馬連(通常) |
2−5
2,500円
|
ワイド(通常) |
2−5
7,500円
|
合計 | 10,000円 |
払い戻し金額 | 収支 |
---|---|
0円 | -10,000円 |
展開:
今年は京都開催。
阪神芝2200mは下り坂スタートなのでハイペースになりやすいですが、京都芝2200mはスローからの後半4F戦になりやすいコースです。
また、京都外回りは3角の下り坂を利用して勢いを付けやすいので、加速性能で劣る馬でも走りやすくなります。元から加速性能が高い馬は、その優位性がなくなる分、相対的に不利だと言えるでしょう。
今年は雨模様。
適性面を重視して予想しました。
◎2.ジャスティンパレス
前走・ドバイシーマクラシックは1000m通過63秒程のスローペース。結局、早めに後続を離した3頭の内、2頭がワンツーを決めたので展開が向きませんでした。
前々走・有馬記念は出がイマイチで最後方から。終いの脚色は1番のものがあり、脚を余したという印象です。このレース後に横山武史騎手が「コーナーでギアを上げられるタイプではない」と述べており、下り坂で勢いを付けられる京都外回りは合っているでしょう。実際、京都外回りでは天皇賞(春)を制覇しました。
3走前・天皇賞(秋)は1.55.8で走破しました。ずっと11.5秒前後が続くレースラップで時計が出やすかったこと、超ハイペースを最後方から運んで恵まれたことを踏まえても破格だという結論を下しています。事実、3着プログノーシスは金鯱賞で5馬身差の圧勝を収めました。天皇賞(秋)の上位馬は素直に評価。また、これまで上がり34.2秒が最速だった馬が33.7秒を使えたのは成長の証でしょう。
スタートが悪く、近走は位置を取れていませんが、ルメール騎手が乗った時は全てレースの流れに乗れています。このメンバーならリカバリーしていくだろうと予想されます。京都外回りはベストで、馬場も問わないタイプ。
自信を持って本命とさせていただきます。
○5.ディープボンド
阪神内回りだと必ず勝負どころで手応えが悪くなる馬なので、明らかに京都外回りが合っています。阪神内回りの方がレース上がりが掛かりやすいので、何とか通用しているのだろうという印象。
前走・天皇賞(春)はかなりのハイペース。2番手からの競馬は明らかな展開不利でしたが、あれで3着に残したのはやはり京都外回り巧者だというイメージです。
前走通りならまだ力は衰えていないはず。
京都外回りが合うとはいえ、上がりの速くなる2200mという距離は合わないと考えていました。その点、大量の雨でレース上がりが掛かるようになるのは大きなプラス材料でしょう。
京都開催ということで元から注目していましたが、運も回ってきました。
以下は無印の馬について。
1.シュトルーヴェ
スタートの悪い馬で、ここ3戦は全て出遅れています。セン馬になってからは3戦3勝。
前走・目黒記念は出遅れてすぐにインに潜り込みました。1000m通過61.8秒のスローだというのに、逃げたケイアイサンデラが後続を引き付けるという最悪のレースメイク。後ろ過ぎたのは展開面の不利でしたが、32.9秒の上がりを使い、大外から豪快に差し切りました。敢えてケチを付けるとすれば、本馬以外に速い上がりを使える馬がほぼいないメンバー構成だったことでしょうか。
前々走・日経賞はマテンロウレオの大逃げ。1分40秒過ぎから馬群が一気に凝縮しましたが、ラップは緩んでいないので後続が早めに押し寄せたという判断で良いでしょう。追いかけたマイネルウィルトスやボッケリーニが止まっている以上、差し有利だったという判断を下しています。ここも上がり最速で差し切り勝ち。
3走前・ロンジンワールドベストレース受賞記念は、インで上手く溜めて競馬を運べました。直線では馬群をさばいて差し切り。勝ち時計の2.23.6は優秀で、L5の58.1秒も優秀。破った相手がキングズレインだっただけに価値は高いと言えます。
4走前は4角での反応が鈍く、直線ではもう間に合わない位置に。このレース内容からも、セン馬になって力を出せるようになっています。
出遅れ癖で、前残りを許してしまわないかが気がかり。
3.ベラジオオペラ
前走・大阪杯はやや内前が有利なレース。バイアスに沿った競馬ができての勝利でした。
前々走・京都記念でプラダリアに競り負けたのがあまりにも不甲斐ない内容だったと感じています。坂のあるタフなコースの方が良い印象を抱いています。
4.ドウデュース
前走・ドバイターフは出遅れてインを突きましたが、窮屈なところに入ったとはいえ伸びきれず。
有馬記念や京都記念(阪神開催)のマクリ性能を見る限り、直線の短いコースで動いていく競馬の方がベター。上がり性能だけならもっと上の馬がいる印象。
今回、坂の下りを生かせる馬が増える分、本馬のメリットが減ってしまう訳で、力は認めていても相対的に不利になるでしょう。嫌う価値があると考えています。
6.ヒートオンビート
道悪だと走らない馬で、G2までの馬。
前走・目黒記念は馬群が密集したことで進路がなかなか開きませんでしたが、それにしても終いの脚色でシュトルーヴェにも見劣っていました。
まずまずやれるだろうと考えていた有馬記念がサッパリ。
ここでは買いにくい。
7.プラダリア
鈍足型のディープインパクト産駒なので、雨はプラスでしょう。
前走・大阪杯はもう一列前を取りたかったところですが、ロスなく回って少し足りなかったなという印象です。
前々走・京都記念はベラジオオペラが少し情けなかったかなという印象を抱いています。G2としてはかなり小粒なメンバー構成だったので評価はしにくい。
昨年の京都大賞典は開幕週。内枠先行馬が恵まれたレースで、バイアスに沿った競馬ができての勝利でした。不利な展開で3着まで差してきたディープボンドを評価したいと思っています。
8.カラテ
音無秀孝厩舎に転厩した前走・鳴尾記念は0.5秒差6着に好走しましたが、1000m通過58.7秒のハイペースの中、最内枠からずっと中団前目のラチ沿いを回ってくる最高の騎乗ができてのものです。復調気配が伺えたのはプラスですが、評価できる6着ではありません。
雨はプラスですが、8歳を迎えた今、G1で通用するかどうか。
9.ソールオリエンス
とにかくレースっぷりが不器用な馬。
前走・大阪杯はローシャムパークが45秒付近でマクり、その後に本馬もマクっていきました。ローシャムパークが長く良い脚を使って2着に残した以上、本馬の脚が鈍ったのは情けなかったという印象です。
前々走・中山記念は1000m通過58.6秒のハイペースも、縦長馬群になり差しにくかったのも確か。ただ、一列後ろにいたマイネルクリソーラと終いの脚色が同じでは評価しにくい(マイネルクリソーラもG3なら勝てるレベルだと見てはいますが)。
京都外回り自体は合っているはず。菊花賞は坂の下りを利用して進出したものの、外すぎたのも響いたかなという印象です。雨も良いタイプでしょう。なんだかんだ売れると思っていましたが、前日発売で単勝オッズは18倍前後。これなら押さえる手もありかなと思います。
10.ローシャムパーク
前走・大阪杯は45秒付近でマクったことでかなり長く良い脚を使っています。2着に残したのは強い内容だと評価しています。
前々走・香港Cは11番枠から出遅れて後方に。この時点で展開が向きませんでした。
3走前・オールカマーはハヤヤッコのマクりによってペースアップが早くなりました。先行不利だったと判断していますが、前目から差し切って0.2秒差を付けたのは強い内容です。
馬場も問わない馬だという認識でしたが、陣営も「雨馬場ものめるような走りではなく、道悪になっても決して不安材料にはならないのでは」と前向きです。
ここも上位評価すべきだと考えています。
一点勝負なので買いませんが、3番手評価としておきます。
11.ヤマニンサンパ
前走・鳴尾記念は1000m通過58.7秒のハイペース。前も強いから残ってはいますが、インの後方からの競馬は展開に恵まれたという判断を下しています。
アンドロメダSやカシオペアSの負けを見る限りでは、G1では少し足りないだろうという見立て。
12.ブローザホーン
前走・天皇賞(春)は差し馬向きの流れで、展開は向いたと言えます。
前々走・阪神大賞典は後半5F戦に。稍重で差し馬の切れ味が削がれる馬場で、インを立ち回る上手い競馬はできました。こちらも展開が向いたという印象です。2着ワープスピードがそれ以上に上手く乗った分、3着だったという印象。
3走前・日経新春杯は超が付くほどのハイペース。前目に付けた有力馬に比べて展開が向きました。
ずっと展開が向いている馬は人気になりやすいため、買いたくないというのが本音。ただし、不良馬場の京都芝2200mで5馬身差圧勝の経験があり、舞台に申し分はありません。
三連系なら押さえておきたい馬。
13.ルージュエヴァイユ
前走・大阪杯は外枠からインに潜り込む鞍上の好騎乗。直線もインが空いて、120点の競馬ができました。
京都記念の惨敗は不可解。
3走前・エリザベス女王杯はインをショートカットする形で完全に展開が向いての2着。
良馬場の方が良いタイプ。
G1でも来てはいますが、本質的には少し足りないだろうという見立て。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
12月22日(日) 中山11R 芝2500m