◆函館競馬場の馬場想定

　金曜朝時点でクッション値7.4と平均的で、週中にしっかり散水されているように状態は悪くない。先週日曜の小雨でレースが行われ、緩かった路盤が踏み固まり、今週は高速化しそう。1200〜1800ｍを中心に内枠先行有利の馬場を想定。

函館4R　3歳未勝利　芝2000ｍ
レース質：外枠・差し・短縮

　引き込み線発走の函館芝2000mは発走地点が下り坂かつ初角まで長いレイアウトで、先行負荷が高くなりやすい。実際に先週の同コースは開幕週から外枠差し決着が目立った。先行馬が外枠に入ったここは、先行争いが長引くのでペースは引き上がる。先行馬が通した進路をトレースして馬群の外を押し上げられる馬がジリジリと伸びてくるレース質。

14.パンジャ
　距離短縮ローテで持続力を補完しつつ自然に差しに回る形はよい。前走は内が荒れた新潟芝2200mで外が伸びる馬場をラチ沿い追走→内から2頭目を通す競馬で3着と強い内容。デビュー以来コンスタントに上がり上位を使っており、ひと呼吸置いて差してくる形が理想。

　以下、外枠の馬で、近走末脚を生かす競馬して好走経験がある馬を上位に評価する。