◎9.タイセイレスポンス
ハイペース必至のメンバー構成。
タイセイレスポンスの前走は出遅れましたが、結果的にこの出遅れが功を奏しました。何と34.8秒という芝並みの上がりを使って2着に食い込みました。今開催の東京は上がりが出やすいとはいえ、1勝クラスでこの上がりは破格だと言えるでしょう。
今回、普通にスタートを決めて中団辺りに付けられれば、差しきれるのではないでしょうか。

○4.インユアパレス
インユアパレスの前走は出遅れ。早めに先行集団に取り付きましたが、L2を11.6-12.3でまとめられてはなかなか差せません。不良馬場だったからこそ差せなかったという結果に。良馬場ダートならもっと差せていたことでしょう。
前々走は先行。3F通過35.4秒は平均的でしたが、L2を11.9-12.3の余力ラップでまとめたのは立派です。良馬場で1.11.6はメンバー内の持ち時計ナンバーワンになります。普通に回ってくれば。

▲3.パドマ
前走は3F通過34.3秒のハイペース。今回もこのくらい速くなる可能性が高いので、このペースで好走したのは評価して良いでしょう。
この前走が過去最大のパフォーマンス。53キロに減ったことで力を出せるようになったのか、今の京都が先行有利だからでしょうか。
3走前はスタート後に勝ち馬に寄られたことで後ろからに。3F通過34.1秒のハイペースで2着まで差してきました。
ハイペースの競馬で強いタイプなので、ここもペースが流れてくれれば。

△8.ザウリ
前走は行く馬がいなかったとはいえ、差し馬であるメイショウタイゲイが逃げるまさかの展開に。ザウリはスタートで出遅れたのが致命的でしたが、3着まで来たのは力がある証拠。
前々走はインをロスなく立ち回って3着。
3走前は好メンバーの揃った一戦で、1.2.4着馬が1勝クラスを突破しています。スタートを五分に決めて中団から。早めに進出して伸びてきましたが、かなりタフなダートだったので、早めに進出した分、最後は伸びを欠いた印象です。
3歳馬が強力なので足りるか微妙ですが、いずれかが凡走した時は本馬が浮上してくるのではないでしょうか。

他に想定オッズが10倍以下の馬はいません。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。