馬番 馬名 指数
1 トゥデイイズザデイ 825
2 ノースザワールド 823
3 ルージュリナージュ 799
4 ヴェルトライゼンデ 844
5 タイムトゥヘヴン 821
6 レーベンスティール 847
7 マイネルケレリウス 791
8 ワールドウインズ 816
9 レッドランメルト 805
10 シルトホルン 843
11 サイルーン 790
12 グランスラムアスク 772
13 ラケマーダ 797
14 カレンシュトラウス 778
15 アルナシーム 824
16 グランディア 818
17 ニシノスーベニア 833
18 セルバーグ 814
※指数最高値との差が50以内の馬の中から買い目を決めています。
◎6:レーベンスティール(指数847)
飛躍が期待される、世代トップホースの1頭。
とかく世代レベルに疑問が呈される現4歳世代だが、この馬に関してはG1レベルの素質を秘めており、G3戦なら堂々の主役だろう。
3走前のセントライト記念では、圧巻の走りでの初重賞制覇。
スタートで少し寄られたが、楽に行き脚がついて中団前。
道中は内でピタリと折り合いをつけてロスなく立ち回る。
勝負どころでの手応えは抜群で、直線入り口で外めに持ち出して追うと、弾けるように伸びて突き抜けた。
鞍上のモレイラ騎手も、「G1でもチャンスがある。」と語っており、能力は確かだ。
余勢を駆って挑んだ前走の香港ヴァーズだったが、2秒0差の8着。
初の海外遠征に加えて初G1と、普段と環境が異なる競馬で止むを得ない面もあった。
そして前走の新潟大賞典は、終い伸び切れず1秒0差の11着。
海外遠征帰りで5カ月ぶりの休み明け、レースでもイレ込み加減で流れに乗れず、条件が厳し過ぎた。
久々をひと叩きされて、状態は上向いている。
1週前追い切りでは、美浦ウッドコースで古馬3勝馬との併せ馬。
馬なりの相手に対して、0秒4の追走から馬なりで併入した。
6F79秒7、5F64秒8、ラスト1Fは11秒1と、好時計をマークしている。
皐月賞馬ソールオリエンスを寄せつけなかったセントライト記念の勝ちっぷりから、ここでは地力上位。
59キロの斤量でも、1度使われた効果と鞍上強化で順当に巻き返す。
○4:ヴェルトライゼンデ(指数844)
1年2か月ぶりの長期休養明けだが、ホープフルS2着、ダービー3着、ジャパンC3着など、G1実績は十分で、ここでは地力上位だ。
復活を期す本馬だが、ここまでの道のりは平坦では無かった。
3歳時にはダービー3着後に右後肢外側の骨折が判明。
同年秋の復帰には間に合ったが、明け4歳初戦のAJCC2着後に今度は右前屈腱炎を発症して、長期離脱を余儀なくされた。
本来なら引退してもおかしくない状況だが、ここから関係者(もちろん馬自身も)の弛まぬ努力により見事に復活する。
一昨年のジャパンCで、並み居る強豪と互角に渡り合っての3着。
更に2走前の日経新春杯では、ハンデ59キロを背負いながらもキッチリと差し切って着差以上の完勝だった。
肝心の状態面だが、やや重めの印象は拭えないが、態勢は整っている。
今週の追い切りでは、栗東坂路で古馬オープンのウェルカムニュースとの併せ馬。
強めに追われた相手に対して、0秒6の追走から一杯に追われてアタマ差遅れてのフィニッシュ。
それでも4F52秒3、ラスト1Fは12秒5と、動きも時計も悪くない。
プール併用で調教量を増やしており、そこまでの割引は不要。
G1好走歴に加えて、重賞2勝。
実績はズバ抜けており、息さえ保てば勝ち負けまで期待できる。
▲10:シルトホルン(指数843)
昨夏のラジオNIKKEI賞で、エルトンバローズの半馬身差2着。
レーベンスティールに先着する好走を見せた。
今年はオープンクラスを4戦して勝ち切れないものの、一戦ごとにレースぶりは良化しており、昨秋以来の重賞でも通用の力は持っている。
前走のメイSは、逃げ粘ってアタマ+クビ差の3着。
五分のスタートからハナヘ。
道中は力みながらだったが、スローの単騎逃げに持ち込んで力は出し切った。
今週の追い切りでは新コンビの吉田豊騎手が跨り、美浦ウッドコースで3歳未勝利馬との併せ馬。
馬なりの相手に対して、1秒6の追走から馬なりで0秒1遅れてのフィニッシュ。
6F80秒0、5F64秒6、ラスト1Fは11秒4と、引き続き好調をキープしている。
東京コースでは(2.2.1.3)、1800mでは(1.1.1.4)と、現状ではこの舞台がベストの条件。
ここはメンバー的にハナを切れそうな組合せで、前走のようにマイペースで運べれば逃げ切りまで期待できる。
△17:ニシノスーベニア(指数833)
一戦ごとに着実に成長しているこの馬も、本命馬を脅かすだけの力を持っている。
2走前の3勝クラス戦を5馬身差の圧勝でオープン入り。
道中は好位内で脚をためて、3角から持ったままでスルスルと進出していく。
直線を向いて先頭に立ち、そこから追い出すと一気に後続を突き放した。
前走のダービー卿CTは、オープン初戦がいきなり重賞と楽ではなかったが、0秒4差の4着に健闘。
出たなりで中団から、馬群の中で折り合いをつけて運び、4角で手応えは十分。
直線を向いて少し前を捌く形になったが、最後まで力強く末脚を伸ばして差を詰めてきた。
1週前追い切りでは、美浦ウッドコースで単走、一杯に追われて、5F66秒6、ラスト1Fは11秒0と上々の動き。
今週も坂路4F53秒7と、引き続き良い状態で出走できそうだ。
東京コースは(1.2.1.4)と好相性で、初距離がどうかも、東京マイルでの走りを見る限りは十分守備範囲だろう。
530キロを超える大型馬で、まだ良化の余地を残している。
前走で重賞にもメドを立てており、スムーズに運べれば好勝負が期待できる。