◎ロマンチックウォリアー
[適性]B↓
[能力]S
[レース内容]B↑↑
…香港の雄・ロマンチックウォリアーが格の違いをみせつける。
【近3走の評価】
・QE2世C(1着)評価 B↑↑
…本格化プログノーシスに完勝
・香港ゴールドC(1着)評価 B↑
…3着に3馬身以上の差
・香港カップ(1着)評価 B↑
…早めに抜け出す
[前走] クイーンエリザベス2世C 1着
スタート直後は前につけたが、外枠だったこともあり中団に。
4角で仕掛けるとすぐに反応して射程圏にとりつき、直線残り150mで先頭。
食い下がるプログノーシスを力でねじ伏せた。
3着には2馬身の差。
⇒当時は稍重の馬場。
2着のプログノーシスは重馬場巧者(過去にタフな稍重だった札幌記念を圧勝)で、
さらに前走の金鯱賞で5馬身差で圧勝するなど、充実期に入っていた馬。
その同馬に完勝したのだから、価値ある勝利だった。
[2走前] 香港ゴールドC 1着
大外枠から外を回って3〜4番手につける。
直線はインから伸び、ヴォイッジバブルとの叩き合いを制して優勝。
3着には3馬身1/4の差をつけた。
⇒序盤に外を回るロスがありながら勝ち切った。
クビ差の勝利だったが、3着には3馬身以上の差と、力を示した一戦。
[3走前] 香港カップ 1着
4番手。直線で早めに抜け出して、押し切った。
⇒抜け出すタイミングが早く、最後はソラを使う感じで後続に差を詰められたが、内容的には完勝だった。
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■1600mは大丈夫か?
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中距離を中心に使われており、今回は久々の1600m。
マイル適性はどうだろうか?
父アクラメーションは現役時代、1200m以下で活躍。
その産駒は、ダークエンジェル(高松宮記念を優勝したマッドクールの父)など、短距離馬が多い。
また、本馬は1200mでデビューし、その後、同距離で3連勝。
1600mは1着、2着。
(2着に敗れた一戦は勝ち馬がゴールデンシックスティだから相手が悪かった)
前進気勢の強い馬で、530キロを超える大型馬。
1600mへの距離適性は高い馬だろう。
高速馬場だと流れに乗れない懸念があるが、週中に雨が降り、週末はくもり〜小雨予報。
非高速馬場なら、上記の懸念は霧消する。
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■名馬級
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全成績【14-3-0-2】(連対率89.5%)。
(馬券外の2戦はともに4着)
積み上げたG1勝利は7にのぼる名実ともに香港を代表する名馬の1頭だ。
迎え打つ日本勢は、G1未勝利のソウルラッシュに、
G1を1勝のセリフォス、ナミュールが主力だから、格下感は否めない。
この手薄メンバーなら、格の違いで押し切れる。
[馬券師指数:22(やや高い)]
【自信度 B↑↑】
○ソウルラッシュ
…マイラーズC(1着)は、中団から伸びて直線半ばで早先頭。
最後にもうひと伸びして突き離す完勝だった。
↓マイラーズC 14番(橙帽)
<netkeibaTVより引用>
渋化馬場は4戦4勝。
そのうち2勝が、G2(マイラーズカップ)だから、かなりの重馬場巧者とみていいだろう。
通常の馬場ではまずまずの実力馬と言った程度だが、時計のかかる馬場なら一流馬。
少し時計がかかりそうな今年はチャンス。
▲セリフォス
…マイラーズC(2着)は、「まだ本調子手前」という話で、先を見据えた仕上げだった。
↓マイラーズC 3番(黒帽)
<netkeibaTVより引用>
今回は、「思いどおりの仕上げができた」とのことで、叩いた上積みは大きそう。
一昨年のマイルCS(1着)では、スローで展開不向きの中、ごぼう抜きを決めて優勝。
溜めれば溜めるだけ切れる馬なので、
道中ロスなく乗って、一瞬の脚をいかしたい。
△△ステラヴェローチェ
…大阪杯(4着)は、直線でグイグイと勢いよく伸びてきたが、
先行馬2頭とイン突きの馬で決着する前残りの展開に泣いた。
↓大阪杯 9番(黄帽)
<netkeibaTVより引用>
皐月賞3着、ダービー3着の実績馬。
1年7ヶ月の長期休養を経て、レースを使いつつ調子を戻してきた。
渋化馬場は3戦3勝。
道悪巧者だし、スタミナ寄りのタイプなので、時計のかかる馬場ならマイルでも面白い。
△ナミュール
…ヴィクトリアマイル(8着)は、出遅れるロスもあったが、それにしても精彩を欠いた。
休み明け2走目は(マイルCS以外は)イマイチな成績。
2走目のポカが敗因だった可能性がある。
ドバイターフ(2着)では、直線でまとめて差し切るぐらいの勢い。
マイルCS(1着)では、目の覚めるような末脚だった。
前走でガス抜きが完了し、巻き返し。
△ヴォイッジバブル
…チャンピオンズマイル(3着)は、スローの前残りを、3番手からそのまま雪崩れ込んだ3着。
ドバイターフ(13着)は、直線でゴチャついて無理をせず。
近2走は取り立ててよい内容ではないが…
香港ゴールドカップ(2着)ではロマンチックウォリアーとクビ差。
香港マイル(2着)ではナミュールに先着。
力は足りる馬だし、先行力があるので、展開次第では上位も。
△ガイアフォース
…フェブラリーS(2着)は、実力馬がこぞって海外に遠征し、手薄なメンバーだった。
また、ハイペースで展開も味方した。
それでも、距離は1600mが一番合っており、昨年の安田記念では0.2差4着。
昨年のマイラーズCではソウルラッシュに先着した。
例年より時計がかかるであろう今年は、昨年より上の着順を目指せる。
押フィアスプライド
…ヴィクトリアマイル(2着)は、ハイペースの3番手から粘る好内容。
押エルトンバローズ
…前走で1200mを使った分、ここはハナを切れそう。
【安田記念】
◎ 7ロマンチックウォリアー
○ 10ソウルラッシュ
▲ 17セリフォス
△△ 13ステラヴェローチェ
△ 5ナミュール
△ 15ヴォイッジバブル
△ 2ガイアフォース
押 12フィアスプライド
押 16エルトンバローズ