馬場：ダービー仕様のきれいな馬場、高速馬場
展開：逃げ馬メイショウタバルの出走取消で逃げ馬不在、人気馬は後方の末脚タイプの馬が多く、先行できる馬はワンチャンねらって意外と何頭か出していきそう。スローにはならず淡々と流れて基本イン有利になる想定。

本命はダノンデサイル。このレースの穴馬はメイショウタバルかダノンデサイルを買いたいと思っていたところ、タバルが回避したのでこちらに。一レースずつ振り返ってみる。まず新馬戦だがラスト2ハロンが11.1-11.2の競馬を後方からそろっと出て最後だけ脚使う競馬では勝てるわけがなかった。それでも直線馬群さばいて4着まで差してきており、このレースは経験値をためたといえる。悲観する内容はなかった。未勝利戦は一転してしっかりゲート出てすんなり先行。直線もしっかりキレて危なげなく勝ちあがった。京都2歳Sはハイレベル戦。終始外外追走したのに終始馬群で狭い競馬、4角で詰まって一度減速してから差し返してきて4着。タイム差0.1差でまったく力負けではない。そして京成杯。このレースはやっぱり何度見ても強い。外からすっと先行して、終始外外回して完勝。2着のアーバンシックが直線だけで突っ込んできてダービー向きだと人気しているが、良く直線の映像を見てもらいたいが、直線だけ見てもダノンデサイルは全く差を詰められていない。ゴール間際でもダノンデサイルとアーバンシックの2頭は伸び続けていて差が詰まることなくゴールしており、東京だから逆転すると考えるには条件が乏しいと感じた。また、ダノンデサイルは右回りのコーナーがあまり上手ではなく、実際京成杯も4角の入り口で手前を変えるのに失敗しており、いったんブレーキがかかっている。そこから再度加速してアーバンシックと同等の末脚だと考えると、とびの大きさやコーナーリング性能からもダノンデサイルも東京でさらにパフォーマンスを上げる可能性は高い。馬場も高速で基本インを立ち回りたい馬場の中、1,2,4が出足遅い馬で固まっており5番枠は絶好の枠並び。逃げ馬いないなら典さんマジックで逃げても良いし、外から何頭か来るならそれらを行かせてインの2，3列目で我慢する選択権の強みもある。アーバンシックが10倍でダノンデサイルが40倍ならこちらに妙味ありとみる。ダノンデサイルが皐月賞でアーバンシックの前に4着でいたなら
ジャスティンミラノは前走初めてのハイラップを先行して押し切り完勝。末脚勝負ですでにジャンタルマンタルを完封したようにどちらの展開でもハイパフォーマンスを発揮、これ以上は下げられない。距離延長のシンエンペラーも前進ある割に人気控えめで重い印。ルメールレガレイラにダービー向きアーバンシック。ここまで。指数も示す通り皐月賞は非常に優秀でここを本線に考えたい。