◎5.トモジャシャトー
トモジャシャトーの距離短縮に期待します。
ダート2戦目の前走は最内枠から好発を切って逃げの手に。残り200ｍ手前で交わされましたが、L2は12.6-12.4の加速ラップになったので仕方ない側面もあります。3.5.7.8着馬の次走成績はそれぞれ2着.3着.4着.4着と軒並み好走しており、レースレベルは高かったと考えて良いでしょう。
初ダートの前々走は出遅れ。途中からマクって2番手まで進出して、4角出口では先頭に立ちましたが、残り200ｍ付近で急失速して6着。
ここ2戦の止まり方を見てもやはり1800ｍは長そうです。
スタートは少し下手ですが、少し出負けした程度のレースがほとんどで、芝スタートなら前々走ほど大きくは出遅れないはずです。今回も逃げか先行策が叶うはず。
最終追い切りは南Wで強めに追って終い11.4秒をマーク。古馬2勝クラスのダイシンウィットを0.1秒追走して0.4秒先着しました。なお、終い11.4秒は過去最速のラップになります。
上積みもありそうなので、ここは逃げか先行策でどこまで粘れるか、でしょう。

○15.ユイノコミチ
相手はユイノコミチ。
前走は出遅れて普段通りの競馬ができなかったにもかかわらず、差してきて最後は交わす寸前でした。1.39.2で走れるなら今の未勝利では上位。
前々走は好発から先行策。1.0秒離されたのは相手が強かったからなので気にする必要はありません。ここも1.39.0で走破しており、やはり力は上。
今回も15番枠を引き当てるという幸運。
外から位置も取れる馬なので、崩れることはないと見て対抗とします。

他。
1.エイブラムス：前走は1番人気。スタート後、外を回されるのを防ぐためか、下げざるを得ない展開に。伸びずバテずの5着に終わりました。
この馬は使っているレースのレベルが低く、唯一レベルの高かった3走前は勝ち馬に6馬身差を付けられる完敗。当時、6馬身差とはいえ、残り200ｍでそう離された訳ではなかったので距離は持ちそう。ただ、力がどうか。最内枠も不利で、過剰人気だろうという見立て。
11.ブラボーキングダム：後方一手。スタートを決めても後ろになってしまう馬です。末は堅実ですが、今回は前が残るという想定。道悪の東京ダートなら差し脚が生きるので、その時に狙いたい。
12.シーニックビュー：既走馬相手の初戦は出遅れ。中団からそれなりに伸びて6着。さすがに前走よりは走れそうですが、最終追い切りは坂路で終い13.4秒も掛かっています。「馬体絞り切れず」という短評が載せてあり、大きな期待は禁物か。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。