◎4.キガタレイ
良馬場の東京ダートは先行馬有利。
土曜夕方時点で稍重ですが、含水率としてはギリギリの稍重だったので日曜朝には乾いているはずです。
キガタレイは前々走、オーバーペースを先行する形になって負けました。
逃げタイプ不在の前走ではもう少しゆっくり行けるだろうと考えて本命を打ちましたが、またしてもハイペースに。1000ｍ通過62.7秒は牝馬限定未勝利としては速く、後半4Fは全て13秒台になりました。
それでも残り200ｍまではよく粘っていて、残り100ｍで逆噴射する形になっての1.1秒差負けです。
この様子なら距離短縮で粘りが増すはずです。
他の人気馬に差し馬が多いので、この馬の先行力は相対的に有利でしょう。

○5.アルプスオジョー
アルプスオジョーは長期休養明け。
新馬戦は五分のスタートを決めて先行策。
離された3着になりましたが、勝ったラタフォレストが強すぎました。ラタフォレストはオープンでも3着に好走している馬です。
2着メイショウソムリエはまだ勝ち上がれていませんが、終い甘いところがあるだけで、ほぼ馬券には絡んでいる実力馬。
どちらも牡馬なので、牝馬限定戦になれば力が上でしょう。
この時期の未勝利戦の長期休養明けは、成長が見込めて有利です。

他。
2.ビアンヴェニュー：新馬戦はややスタートが悪かった程度で、中団から。直線はインで狭くなるところがあり、追い出しが遅れましたが、スムーズでも上位は厳しかったように見えます。2戦目でどれだけ上積みがあるか。
10.ゲンパチエトワール：ここ2戦は五分のスタートを切るも、行き脚が速い方ではなく中団から。前走の時計面からこのメンバーでは力がある方ですが、もう少し位置を取れる担保が欲しい。
11.メイショウコオロギ：前走は出遅れて後方から。キガタレイがハイペースに巻き込まれたレースで、後方待機策は恵まれています。前々走はスタートを決めたものの、二の脚が付かず後方から。こちらも時計的な担保はありますが、行き脚が付かない馬なので、展開が不利に働くだろうと予想します。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。