◎3.アンドゥーラ
アンドゥーラは戦ってきた相手が一枚上か。
前々走は不可解な大敗でしたが、中1週続きで疲れがあったのかもしれません。
休んだ前走はブリンカー着用。効果があったようで、普段よりも行きっぷりが良くなっていました。直線も上がり最速で伸びて2着を確保。3.4着馬が未勝利上位の時計で走っていた馬なので価値は高い。
3走前は位置が後ろすぎましたが、画面に見えないところで差してきて5着は確保。7.8着馬がすでに勝ち上がっているだけに、こちらも価値は高い。
4走前はやや出負け。1着アリエスキングは1勝クラスでも即3着、2着馬クロドラパールはすでに2勝を挙げています。これらを相手に0.7秒差、0.5秒差ならやはり力上位。
中1週ですが、叩き2戦目なら問題はないはず。
少頭数で行く馬も少ないここは今までよりも位置を取れるはずで、軸に最適と判断します。

○2.アイアンウォール
アイアンウォールの新馬戦はL2が13.1-12.1の加速＆余力ラップになったミッキークレスト戦。歩くようなスタートで最後方から。向正面で外目に出して徐々に位置を取りに行きました。
4角ではかなりの外を回しながらも最後は38.6秒の上がりで6着まで浮上しました。
追い切り良化の前走は本命を打ちましたが、またしても歩くようなスタートで最後方から。位置を押し上げていく時の脚はかなり鋭かったのですが、4角ではまたしてもかなりの外目を回す羽目になりました。5着止まりですが、力があるのは確か。
今回の最終追い切りはCWで一杯に追って終いが11.5秒。終いだけは自己最速です。3戦目で少しでも競馬っぷりが向上すれば。
不器用な競馬を続けているので、少頭数になるのもプラスでしょう。

他。
1.アスタラビスタ：前走はレースレベルに疑問。終いが14.1秒も掛かったレースです。5着という数字だけで人気になっている印象。
6.スズノアイスマン：前走は時計平凡で、L2も13.0-13.3と掛かったレース。初戦で4着まで来たのは認めます。2戦目の上積みで足りるかもしれないので、消す馬の中では一番怖い存在ではあります。
7.ブーヤカ：前走は1000ｍ通過63.0秒での逃げ。これで大きく止まったのは全く評価に値せず。前々走は雲取賞を勝ったブルーサンのハイペース逃げに付いていく形で厳しくなりました。これは参考外にしても。3走前は2着ですが、本馬は上がりが39.9秒と掛かっており、10馬身離れた3着馬は41.2秒。他馬が情けなかったと思います。今回、去勢明けになりますが、ホルモンバランスが整うまでに約半年掛かると聞きます。4ヶ月明けで効果があるかどうか。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。