◎11.レオボヌール
レオボヌールの前走は上位馬が強すぎました。
1.58.8が3歳未勝利の良馬場で出るとは……。9着でしたが、4着とは僅か0.1秒差。相手を考えればもう少し頑張って欲しかったところですが、課題の先行力はアップ。
前々走は出ムチを入れてそこまで離されない位置で競馬ができました。緩んだところでは一気に差もなくなり、チャンスもありそうな気配でしたが、外の馬たちが強くて及ばず。6着ですが、水準級には走っています。
前々走は初角を曲がれない馬がいて、その外にいたために大きく外に振られました。致命的な不利だったと言えます。上がり5位タイの脚を使って伸びてはいました。
4走前は4角で好位まで進出して、馬券内もありそうな気配でした。前を交わせず、後ろから交わされてしまいましたが、5着ならまずまず。
今回、外枠から先行できそうなのはプラス。
不良馬場だったとはいえ、4走前の1.55.6は持ち時計で1位タイ。
もっと人気になっても良い馬です。

○7.ダイクロアイト
ダイクロアイトはダート初戦こそ凡戦で2着でしたが、徐々にパフォーマンスをアップしてきています。おそらくは時計の出るダートが良いのでしょう。
前走は1000ｍ付近から早めに進出。終いまで脚色はしっかりしており、かなり長い脚を使っています。
より馬場が高速化する土曜は、更にパフォーマンスを上げてきても。

▲10.アイビーサムライオ
前走は跛行で競走中止。L4が51.2秒で、レースレベルの高い一戦でした。2~4着馬もすでに勝ち上がっています。
本馬はスタートを決めて先団。
馬群の中で砂を被っても問題ありませんでした。
このハイレベル戦で2番人気に推されていただけに、力はありそう。
追い切りも格上相手に優勢の動きを見せていたそうです。
今回はプール併用で乗り込み量も十分。
勝つか惨敗かという意味での単穴ですが、メンバーレベルの低い一戦、勝利確率は一番高いように感じています。

他。
2.リベルテ：前々走はハイレベル戦で及第点の7着。前走はスタートを決めて先行。二の脚も速い。他馬にマクられて位置を下げたのは不利と見なして良いですが、L3は全て13秒台と重馬場だったにもかかわらず、失速しています。前々走ほどのパフォーマンスは1800ｍで出せなかったという印象です。
12.イモータルバード：芝では評価している馬。馬格は470キロ台。レイデオロ産駒は明らかに芝向きの傾向です。母アスカビレンも芝で6勝を挙げた馬。ダート適性がどうか。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。