◎9.アンセムバローズ
メンバーレベルの低い一戦。
アンセムバローズの前走は超好時計のハイレベルな一戦でした。勝ったルディックの1.23.1は不良馬場を考慮してもかなりの数字です。
アンセムバローズは前走が初戦でしたが、出遅れて後方から。何も出来ないまま終わりましたが、超好時計のレースだっただけに、3.7秒差14着という数字以上の価値はあります。
今回は連闘＆初ブリンカー着用＆距離延長。
前走の最終追い切りはCWで終い11.3秒という好時計をマーク。馬格も500キロ超えと素質はありそうで、位置さえ取れれば一変する素質を秘めているはず。
3キロ減の今村聖奈騎手も位置を取るにはプラスです。

○13.ジーサイクロン
相手にはダート路線で最上位評価できる馬から。
ジーサイクロンは新馬戦が超ハイレベル・好時計だったウィンドフォール戦。7着に終わりましたが、中山ダート1800ｍで1.56.6なら悪くありません。
また、初角で外に膨れた馬のアオリを食らい、位置を下げてしまいました。
前走はまず、先行争いが激しくなり、6頭が雁行状態に。初角で内から5頭目を走らされたジーサイクロンはロスが響きました。
その後は出入りが激しくなり、本馬は3角で6番手まで位置を下げました。そこから盛り返してくる好内容でした。
2戦とも不利を受けながら頑張っているだけに、ダート路線では最上位のはず。
1番人気でないだけ十分に妙味あるオッズだと考えています。

他。
5.オーヴァーマスター：母は中央ダートでは1勝。近親のダート実績は悪くなく、父はダートも走るキズナ。ただ、馬格が440キロ台と小柄。2戦ともスタートを決めていますが、二の脚が遅いタイプ。初ダートで敢えて買おうという馬ではなくて。
7.チョウガンバレ：出遅れた3走前は加速ラップで上がり最速。この時だけ走れば上位ですが、ここ2戦はともに低レベル戦。前走は上がり最速でそれなりに評価はできます。3走前だけ走れる保証があれば買いたいと思いますが、1番人気想定で買う馬ではなくて。スタートが悪い点も、道悪のダートでは不安材料。
10.ヒデシンイメル：前走は抜群の行き脚で逃げて2着。ただ、時計が遅く、上がりが40.0秒とかなり掛かっています。これは差せなかった相手が情けなくて。道悪ダートでどれだけパフォーマンスが上げられるかがカギ。前々走はハイペースの縦長馬群で差せないレースに。この時のような競馬ができたとしても、1800ｍで持つかどうか。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。