中京芝は土曜朝4時あたりから雨が降り始める予報。
この時間帯にはだいぶ馬場が悪化しているでしょうが、芝のレースはこの2Rが初なので、インが使えないということはないはず。
先行馬の多いここは内枠から好位差しの競馬ができるタイプから。

◎2.エコロアモーレ
未勝利戦は時間が経つ程、レベルが低下していくのが通例で、レベルの高い昨年に走っていた馬の休み明け激走が穴パターンの1つになっています。
本馬は4ヶ月の休み明けで、一発回答を出してくれる可能性あり。
新馬戦はL2が11.6-11.5の加速ラップになったロンドンアームズ戦。スタートを決めてインの好位に付けて、直線もインから伸びてきましたが、じわじわという形になりました。
2戦目は重馬場の新潟でインが悪化していました。1枠1番は不利だった可能性が高い。直線では外目に出してそれなりに伸びてきましたが、ここでもじわじわという形で4着まで。とはいえ、このレースは5着だったサクソンジェンヌがそれなりに強い馬で、その後は2.4.1着と勝ち上がっています。これに先着したのなら一定の評価を与えて良いはずです。
前走はダート1700ｍを使いましたが、残り200ｍ手前でパタッと止まりました。これを見る限り、マイルもギリギリで、1400ｍは合う可能性が高い。
追い切りは7本乗り込んで馬なりのみ。すでに牧場で乗り込んで仕上がっているのでしょう。
ミッキーロケット産駒は道悪を得意としており、一発回答を期待します。

○5.ビダーヤ
新馬戦はL2が11.4-11.2の余力ラップ戦。残り100ｍ付近で付いていけなくなり、1400ｍの方が良さそうな内容でした。余力ラップ戦で0.2秒差ならここでは力上位でしょう。
2戦目は出入りの激しいレースで、ハナを奪ったものの、外から交わしていく馬が多く4番手まで下がりました。残り200ｍ前に甘くなっているので、やはり距離ではないか、と疑っています。
前走はジワッとハナを奪う形に。残り200ｍ地点で交わされているので、改めて距離ではないかと思わせる結果に終わりました。
距離短縮で先行力を生かす競馬ができるでしょう。
同型が多いのがどうかですが、控えても競馬はできます。

▲11.ミッキースターダム
新馬戦はカンティアーモのレコード勝ちに0.1秒差。一旦はカンティアーモを交わしてから差し返されました。この内容からはすぐに勝ち上がれるだろうと考えていたのですが……。
2戦目は余力ラップで逃げ切った馬を交わせず。
3戦目は勝ち馬がジャスティンアースで相手が悪かった。
4戦目はハイペースで勝馬の強襲に遭う形に。
5戦目は勝ち馬との差が縮まらず。
6戦目の前走は出遅れ。その後は行きたがって外を回してしまいました。
あと一歩なのですが、今回のブリンカー着用と距離短縮でそのあと一歩を補えるのではないでしょうか。
決め手に欠ける分、道悪も良さそうです。

他。
7.ストレイトアスク：前走は2着とはいえ、かなりメンバーレベルが低かった。前走で馬券に絡んだ馬が0頭のレースで2着では評価に値しません。
17.ディーエストッキー：通過順を見ると先行馬なのですが、テンが遅く、ジワジワと先行していくタイプの馬。その意味で今回の8枠は最悪です。外目を回されて脚を失くす危険性が高い。外が有利な馬場になっていれば、あり得るとは思いますが、その可能性は低い。
3.アムールリーベ：二の脚は速い。前走は手応えなくなるのが早く、1400ｍでもどうか。1200ｍが良さそう。
18.エイシンオニキス：
前走は初戦にしては行き脚が付きました。ただ、18頭中、既走馬が6頭で、12頭が初出走馬。お世辞にもメンバーレベルが高いとは言えませんでした。1.2着馬だけが前走で馬券に絡んでいて、それらに完敗。2戦目の上積みがあれば、とも思いますが、外枠すぎて。

案外人気が割れてくれそうで、○▲のワイドを保険として買い目に入れておきます。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。