阪神ダートは想定通り、上がりが掛かっています。
差しがなかなか届いていませんが、先行した人気馬が強かったり、スローになったりが原因です。
2勝クラスなら差しは届きやすい。
逃げ馬も揃いましたが、カレンマックナイトがマクれるタイプで、遅ければ動いていくでしょう。いずれにしても差し有利になるはず。

◎11.カレンマックナイト
マクってかなり長く脚を使うタイプです。
前走はまさかの先行策。ファイヴレターがマクってきたことで、今度はマクられる側になってしまいました。「止まる！」と思って見ていましたが、並びかけてきたファイヴレターを差し返して3着を確保。かなり強い競馬をしています。
今回も先行するのでは、と考えるかもしれませんが、前走よりも速い馬が揃ったので自然と控える形になるでしょう。
ペースは流れるであろうメンバー構成なので、早めに進出する形で長い脚を使っていければ。
前々走はペースが流れすぎて動けませんでした。6着とはいえ、1分52秒台で走破しているなら上々です。
3走前はマクったものの、逃げたダイシンピスケスが強すぎて無謀なマクりになってしまいました。なお、ダイシンピスケスはリステッドの仁川Sも勝った馬です。
1勝クラスは自身がマクったことでかなりのハイペースにしましたが、それでも押し切る強い競馬。終い14.1秒と止まりはしましたが、1.51.5で走破したのは速い。不良馬場だったことを踏まえても優秀な数字で、好メンバーがっ揃ったここでも地力は上位でしょう。

○8.シンヨモギネス
4走前辺りから完全に覚醒しました。
こちらも自分から動いていけるタイプで、末は堅実。
前走は早めに位置を押し上げた分、後ろにいた強い差し馬に交わされてしまいました。
今回、差して来られるタイプが少ないので、この時のようなことはないはず。
ハイペースを後方から差す形になった3走前が好時計で走破しています。
現級上位明らかで、先行馬のバテる展開になって浮上するはず。

▲7.ツウカイリアル
前走はカレンマックナイトを交わせずの4着でしたが、カレンマックナイトと互角に走っていれば通用します。
前々走は超スローの3F戦になり、L3は12.5-11.8-12.0と芝並みにに。ここで36.4秒の上がりをマークしていることからも、もう少し控える形になっても大丈夫。
ハイレベルだったレパードSではすでに3勝クラス以上まで出世している馬たちに先着しており、2勝クラス上位の力は示しています。
差しの利く展開で改めて。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。